outdoor life by mizota

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牛と耕運機とオンナ

2010年09月04日 21時28分51秒 | 退職生活
やがて62歳になる僕が小学生の頃、我が家では農耕用の牛を飼っていました

隣りの家も、その隣の家も、農業をしている家に牛が居るのは当然で、産まれた子牛を育て、大きくなった頃に「種付け」をして、田を耕させ終って、子牛を産むと、乳離れを見計らって親牛は売っていました

その頃の牛は干草とワラだけが餌だったので、育てるのに手間は掛かってもお金は殆ど掛からず、大きくなって働かしてから売るので、金額が幾らかは子供だったので知らないけど、育てて大きくなった分のお金が残ったようです

小学生でも高学年や中学生になると、牛の種付けに連れて行かされたり、田を挽かされました

牛は「人の顔を見ます」

親にも良く言われましたが、牛は「言う事を聞かなければ、こいつは何をするか解らない」と思わせて置かないと、思い通りに操る事が出来ません

だから子供心にも、牛の前では虚勢を張って生きてきたんですが、その甲斐あって、割という事を良く聞いてくれました

牛の場合、言う事を聞かない状態とは、どちらかと言えば「動かなくなる」んですが

話しが変わって「耕運機」です。

僕は何故か今までただの一度も耕運機を使った事がありませんでした

そして今日初めて先日貰ったのを使ったんですが

僕は「機械の牛」を想像していました。

大きな違いが二つあります

「言う事を聞かない」と「動きすぎる」んです

「こら!」とか「待て!」とか言っても・・・機械だから仕方ないとは解っているけど・・・走ってしまうんです

だから一生懸命、後に引っ張っていなければなりません

まるで暴れ牛です

耕運機があれば「楽だろう」と思う家庭菜園オーナーは多いと思いますが・・・予想外の「力が要ります」

余りにも言う事を聞かないし、思うようにならないから・・・

「そんなものは他にもある」様な気がして考えて見ると・・・意外に近くに、もっと言う事を聞かないばかりか「文句を言うし」「むくれるし」が居りました

若い頃は「牛」程度には言う事を聞いたけど・・・いつの間にか耕運機より強くなった

しかし非常に力が要るし、言う事も聞かない耕運機だけど・・・牛と違って非常に細かく土を砕きます

そして「人力」では数日掛かる広さを数時間で、人以上に上手に耕します

同じような動作ながら・・・・耕運機バンザイ オンナにはお手上げ

と思っている僕はトドのように太った腹で汗を流して頑張りました

でも・・・耕運機は決して楽な機械ではありません。

しかし・・・一度使うと人力で耕す気になれないから、困りものです

実は残り僅かになって、エンジンが止まってしまったんです。

修理できるとは思うんですが・・・

今日は八月の会計報告の予定だったんですが、耕運機で興奮しましたので、明日までお待ちください

明日は八十氏とケンチョピアにあるホロホロを橘港に回航します

残暑厳しい日々、皆様お体ご自愛くださいね

2401996













コメント (3)
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