outdoor life by mizota

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喧嘩神輿の羽幌町

2008年07月08日 17時41分36秒 | 日本三百名山に登る旅
道の駅「ほっと羽幌」で目が覚めて小雨の中トイレへ行った帰り道車から起き出して来たおじさんに話しかけました

「この後何処へ行くんですか」と

そうすると「祭りに来たんです。金魚すくいをします」と言うから良く聞いてみると今日から三日間羽幌町である祭りの「喧嘩みこし」は北海道は勿論全国的にもかなり知られている祭りなんだそうです

そしてこの夫婦は屋台で「金魚すくい」の店を出すとの事でそう言われて見回すと車で泊まっている中でアルミバンの屋台をするらしい車も沢山泊まっていました

これは良い時に来た 知らなかったけど見てみようと思いながらバスに戻って隣の車のおじさんにまた声を掛けるとその人は「オモチャ屋」をする人でした。

そして「喧嘩みこし」が面白そうなんで見たいと言うと「それは残念今年はみこしが出ない」というのです

なんで?と聞くと神輿を担ぐ人達がお酒を充分呑んだ上で神輿を担ぐのでお祭りの神輿の喧嘩が時に行き過ぎる?様なのです


これから先はフィクションですが・・・人間らしく考えてみました

先ずこの石碑の文を読んでください。(クリックすると大きく見えます)
道の駅にあったこの町が出来て100年記念に造られたもののようです

この祭りのハイライトは「喧嘩神輿」で本神輿は先に入植した「漁業者」が担ぎます喧嘩の相手の神輿は「獅子舞」で後から入植した「農業者」が担ぎます

農業者と漁業者で分野が違いますから喧嘩が起きることなく、だからこそ「喧嘩神輿」が100年も前から始まったんですが・・・

祭りの遊びとしてやっていてもつい強く当たってしまったり傷つけてしまうことはあります

「ごめん!」と思ってそれを言っても酔っているのと騒がしさで聞こえませんから「くそっ!やりやがったな!」と少し余分にお返しをします。

そうすると「謝っているのに報復するとは!」と遊びが本気になってその輪がだんだん広がり

そう言えばあいつらは最近儲けが良い、わしらは駄目やけど

あいつらは「後から来たくせに」と言う物や「先に来たからと言って・・」などと120年前には助け合わなければ生きていけなかったけど、今はコガネも出来たしスーパーもあるあるからそれぞれが・・・

今の町は祭りの神輿から二つに分かれているのです。

警察も今年はサミットがあるから余り人員を割けないから「止めてくれ」と言うし町ではやりたいという人達とやらんと言う人達が神輿を出すか出さないかで

これらは全て空想ですが・・とにかく今年の「喧嘩神輿」は本当に中止となったそうです

来年は「やっぱりあれが無いと寂しいな~」と両方の人達の頭も冷えて再開されるでしょう

昼から温泉に入ってもう一晩ここで泊まろうと思って温泉へ行ったら「湯の温度があがらん」とかで休館でした

慌てて次の道の駅「初山別」まで30キロほど移動

海を見ながら温泉に入って道の駅の隣にあるキャンプ場に来ています。

7月10日からは500円要るそうです。今日は8日

体調も随分戻ってきましたが北海道でも僕等が居る北のほうは梅雨に入ったようです

そうそう午前中道の駅の隣にある「海鳥研究センター」で3時間過ごしました。なんと言っても羽幌町の沖のオロロン島(天売)には「オロロ~ン」と鳴く?オロロン鳥が住んでいます。色々な本もあって二人とも十分愉しみました

もしも道の駅へ行ったら是非立ち寄ってみてください入場無料です。

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