学校事務職員には「監査運」というものがあって、まずめったに該当しない人もいれば、「またかよー」と嘆いている不運な事務職員もいます。この学校の事務職員は典型的な後者。そんなにおれに会いたいか県監査委員。ま、目をつけられているとも言えますが。
ということで、10月5日に分庁舎で行われる監査に向けて、さまざまな準備をしなければなりません。みなさんにお願いしたいのはただひとつ。
「出勤簿にちゃんと押印しろ。」
これだけです。監査のメイン・ターゲットは常に出勤簿だから。今学期どころか、春先から出勤していない(ハンコを押してない)あなたもわかりましたか。
行政用語では、監査を受けることを「受検」と言います。五十を過ぎて、ジュケンで苦労するとはなあ(泣)。
画像は「君の名は。」(2016 東宝)
原作、脚本、監督、編集:新海誠
「忘却とは忘れ去ることなり。」
世代によっては後宮春樹と氏家真知子が数寄屋橋ですれちがうお話だと誤解されそうなタイトル。まあ、この職場に、リアルタイムで伝説のラジオドラマや岸恵子の真知子巻きを聴いたり見たりしていた人はいないでしょうが。しかし中学生が熱狂しているこのアニメもまた、テーマが忘却なのです。「君の名は。」というタイトルでなければならなかったことがラストで判明。いやー泣いた泣いた。五十男がひとりで泣いた。かっこわるー。どうか忘れてください。