四万ブルー(Shima Blue)とは、群馬県中之条町を流れる四万川の水の色のことで、この地を訪れた全ての人が驚くという。特に四万温泉の最奥にある周囲約4Kmの人造湖「奥四万湖」の青い湖面には息をのむ。湖の透明度の高さによって青い光が水の奥底まで届くことで、赤い光が吸収され青が際立つという説や、アロフェンという物質の微粒子が乱反射するという説など諸説あるそうだが、これまでの様々な検査や研究によっても決定的な結論が特定されていないことから“奇跡の四万ブルー”とも呼ばれている。
四万ブルーを撮るため、3年連続3回目の訪問だが、今回は「時間制限付き」。当初の計画では、GW後半に長野県の白馬村でのチョウの撮影をメインにし、続いて奥四万湖を早朝からゆっくりと撮影する予定であったが、天気予報ではGW後半は雨からのスタート。GW前半は、撮影以外の予定で埋まっていたが、一部予定をずらして、急遽1日で奥四万湖と白馬村を廻る強行軍に変更。東京を28日の22時半に出発し、奥四万湖に29日の午前0時半着。仮眠後に4時半から5時半までの1時間だけの撮影である。
自然風景の撮影を短時間で済ませば、良い作品など到底できるわけがないが、奥四万湖では撮る場所と景観は、予め2か所と決めていた。過去にも撮影した同じ場所ではあるが、気象条件としては一番良く、無風で湖面は一切波立つことがなかった。朝日が差し込めば、もっと美しい光景になったのだろうが、時間切れ。この光景も期限付き。ダムから放水が始まれば見ることができない。
是非、“奇跡の四万ブルー 青の絶景” を過去に撮影した写真(下記参照)とともにご覧いただきたい。
参照(当ブログ記事)
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四万ブルー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 2秒 ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 0.5秒 -1/3EV ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
奥四万の新緑
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 0.3秒 -1EV ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)
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実際に行って見てみたい誘惑にかられます。
それと同時に新緑のグラデーションにも
惹き付けられました。
このように素晴らしい風景を目にしたら
言葉で表せなくてただ眺めているだけかもしれません。
奇跡の四万ブルーと言われるように、ほんとうに青い色に見入ってしまいます。
写真は、どうしてもスナップ的になってしまいますが、
この美しさを写真として残せればと思い撮りました。