お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お彼岸

2006年09月19日 | 仏教
 昨日まで自分ちの片付けに追われていた皆さんも、来寺されては、台風被害の話。
 市内でも堀立交差点(佐賀市では大きな国道交差点)では、電柱が完全に倒れ、作業の方が大人数で、新しい電柱に取り替え作業があっていたとか、結婚式場の○○トピアでは、昨日停電の中、披露宴が行われていた(まさに、キャンドルサービス!)とか。○○地区は、まだ停電しているとか、どこが停電復旧が早かったとか・・・それぞれにドラマがあったようです。
 まあ、ご近所、ご門徒さん皆無事でドラマを語ることができて本当によかった。

 今日は早朝から先日お話した総代さんのM氏が来て下さって、畑の手入れと境内清掃(大仕事でした)をしてくださいました。
 「坊守さんが、一人で骨病(ホネヤミ)したらいかんと思って」と、M氏。注:骨病みとは、佐賀弁で病気になるほど疲れ果てること 注2:住職は平日は別の勤務をしているので。さっさと仕事に出かけて不在のため
 
 一緒に作業して、昼前には、無事お彼岸を迎えられるようにきれいに清掃できました。M氏に感謝!!

 明日は秋彼岸の入りです。
 先日若い美容師さんにカットしてもらいながら世間話をしていた時、私が寺に住んでいることを知っている彼女が「お彼岸って何ですか?」と尋ね、私はズルッとイスから落ちそうになりました。(もちろん、私は驚きを表さないが・・・)

 でも、案外「お彼岸」って誤解されているかもしれません。以前ご門徒さん方にお配りした文をご紹介します。

  お彼岸とは?
 単に「お墓参りする日」のことではありません。
 
 煩悩で汚れたこの世=此岸(しがん)に対し、清らかなさとりの世界を彼岸と言います。

 親鸞聖人が七高僧と仰がれる一人で、中国の高僧である善導大師の著書「観経疏(かんぎょうしょ)」に「弥陀の王国は日の没するところにある」とあり、お彼岸には、ちょうど太陽が真東から昇り、真西に没するので、西方浄土(阿弥陀仏の極楽浄土)に思いをはせる「お彼岸」の習慣が古くから日本人の生活の中に定着してきました。
 
 「西方浄土」をおとぎ話のように誤解しないでください。
 「西方」=「日の没するところ」とは、太陽のように燃え盛る煩悩(自分の思いに執着し、心を煩わせること)が滅するところ、つまり、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)=煩悩の消え去った静かな「さとり」の境地に至ることを例えられたのではないでしょうか。

 お彼岸に墓参りなり、お寺の法座が開かれるのは、「さとり」の世界である「お浄土」に往生(往き生まれ)尊い仏と成られたご先祖、亡き家族を生前の思い出として偲ぶだけにとどまらず、私が仏さまから「自己中心の思いに振り回され、思い煩ってばかりいないか」「仏さまにアンテナを立て、チャンネルを合わせて生きているか」の呼びかけ・願いに逢わせていただくためです。
  
 お彼岸は、墓参りをしておしまいではなく、私が普段忘れがちな「さとりの世界」に思いをはせる一週間でありたいと願います。 

 と、言うわけで法専寺では23日お彼岸の中日に秋彼岸中日法要を開きます。今回は、この台風で敬老会が23日(秋分の日)に延期された地区が多く、いつもより参詣が少ないかもしれません。
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電気が戻った!!

2006年09月19日 | 佐賀ネタ
 ご心配おかけしましたが、先ほど午前1時20分電力復帰いたしました。
台風が最接近し、最大風速50.3メートル吹いた直後に停電。 それから、30時間ぶりに電気が戻りました。
 何しろ、電気がないと夜何もすることがなく(テレビもパソコンも読書も無理、ラジオを聞くのみ)、昨夜同様今夜も幼児並みに早く眠っていました。  深夜突然テレビが鳴りだして「ああ、やっと電気が戻った」と目が覚め、それから眠れなくなりました。
 
 今回の台風では、幸い大きな被害はありませんでしたが、田んぼに囲まれ、風よけがない集落ですから、全く被害のないお宅はない状態です。
 
 法専寺では、本堂の屋根下と雨樋が一部がはげた、瓦が少し落ちた、門徒会館の台所外の物干しが屋根ごと外れた、庫裏の雨戸入れが飛んで行方不明(たぶん側のクリークに沈んでしまったものと思われる)、そして、何より驚いたのが、墓地の南側に並んでいる墓石(法名塔)が落ちた!(朝から住職が被害ご門徒数軒に連絡)・・・という被害状況です。
 本堂が古いので倒壊するのではないかと、風の轟音に怯えながら不安でしたが、まあこの程度で済んでよかった!

 きょうは午前中、大掃除、後かたづけに追われました。(肋骨は大丈夫)
 電気掃除機が使えないのが不便でした。(本堂に吹き込んだ砂、ほこりがほうきで掃くと舞い上がって)
 午後には門徒総代さんで大工さんのK氏父子が、大忙しの中駆けつけて、応急措置をしてくださいました。

 今回30時間の停電で、あらためて、いかに電気に頼った生活をしているか考えさせられました。停電とわかっていても、無意識にスイッチを押しては苦笑。
 まあ、○○電力さんには申し訳ないけど、オール電化にしてなくてよかったというのが実感です。台所はガスなので。でも、電気温水器の保温力は優れているみたいで、停電20時間後もお湯が出て、ちゃんと風呂に入れました。やはり、Q電ありがとう・・
 停電で役立ったのは、キャンプ用のランタン(乾電池式)です。もちろんロウソクも併用しましたが。
 きょう夫が乾電池を買いにに行ったら、大型電気店、コンビニ全て「単1電池」が売り切れだったらしく、小さな雑貨店でかろうじて購入できたそうです。災害前に多めに買っておくべきでした。  以上災害時感想、報告です。
 
 夜が明けたら、洗濯、掃除機かけを頑張ります。

 
 
 
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台風接近その2

2006年09月17日 | 佐賀ネタ
 昨日午後から雨は小康状態。今朝、まだ雨は降っていません。現在午前10時。やや風が強くなってきました。
 予想では、最悪のコース。瞬間風速50メートルを超えるというらしい。無事通過したら、また書き込みます。
 
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台風接近

2006年09月16日 | 佐賀ネタ
 何だか強い台風がこちらに向かって来ているらしい。最接近するのは、明後日とのことですが、現在すでに大雨洪水警報。ものすごい豪雨になっています。
 
 九州は毎年台風がやって来ますが、強い台風と言えば、15年前佐賀に上陸、多大な被害をもたらした台風17号、19号を思い出します。いやあ、あの時はすごかった!! 
 家中風圧で揺れ、雨は思いがけないところから吹き込む。本堂の大きな入り口引き戸が、風で弓なりに反り、飛ばされないよう机等を運んでバリケード。しかし、本堂サッシのガラス戸に浮遊物があたり、ガラスが風と共に砕け散る。外を見れば、瓦がシュンシュン飛んでゆく。家の下からも風が吹き上げ、当時古かった居間の畳がバタバタと持ち上がる(まだ、幼かった二人の子どもが大の字になって畳を押さえていたっけ)。
 義父は、家の中でヘルメットをかぶって、パフパフ上下に揺れ動く二階の天井を押さえていた(天井の電気コードを引っ張っていた・・・)。夫と私は家中走り回り、まさにパニック映画の世界でした。
 
 電柱は、倒れ、当然停電。
 子どもは喜びましたね。冷凍庫のアイス食べ放題で。その後も台風が発生するたびに、「台風来ないかな」と待ち望んでいましたから。
 台風一過の青空の下、洗濯機が使えないので、子どもに洗濯物足踏みさせて、たらいで洗濯。
 ウチは、一軒離れているため、近所でも一番最後まで電気が復旧しなかったんです。5日間くらい夜は、ロウソク暮らしをしました。(ロウソクは、たくさんあるので)
 もう、あんなパニックは、いやだなあ。
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毎月15日は

2006年09月15日 | 行事・案内
 今日はくもり。 涼しくなりました。
 さて、法専寺では、毎月15日午後、ご門徒女性の「おしゃべり会」を開いています。
 16日が親鸞聖人の月命日ですから、その前日のお逮夜(たいや・・命日の前日の意味)にあたる15日に集まって、一緒におつとめし、後は仏教抜きで自由に世間話を楽しんでいただくという会です。今年から始めました。
 
 主な出席者は、仏教婦人会の役員さんを中心に、70代、80代の女性陣です。手作りのお菓子、漬け物など持ち寄って、毎月楽しみに集まられています。
 私は最初のおつとめをご一緒するだけで、後は「私がいては、お寺の悪口が言えないでしょうから」と、冗談を言って座をはずしています。
 
 おいでになる皆さんは、私の「おかあさん」のような方々です。いえ、口うるさい姑という意味では、ありません。
 ウチの寺では、前坊守である義母を、私が嫁いで来てから、数年で亡くしました。
 一般家庭に育ち、お寺のことが何~にもわからない未熟者の私をずっと励まし、支えてくださってきたのが、この方々です。
 その「おかあさん」達のお陰で今の私があります。「おかあさん」達には、法専寺のためにも、元気で長生きしていただかねば・・・ 
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千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要

2006年09月14日 | 行事・案内
 毎年、首相の靖国神社参拝が国内外で問題になります。
 
 首相の参拝について、各人いろいろな思い、受け止め方がおありでしょうから、それを批判するつもりはありません。また、ウチが寺だから、神社を軽んじているわけでは、決してありません。でも、私は以下のように思います。

 日本のために戦地で戦い、尊い命をなくされた方々、また、大切な夫、恋人、愛しい息子、兄弟、戦友をなくされ、戦後大変なご苦労をされたご遺族、友人の深い悲しみ、犠牲の上に、今の日本があります。
 戦後に生まれ、恵まれた生活をしている我々が、戦死された方々を追悼し、感謝申し上げるのは、当然のことです。決して忘れてはならないことです。
 
 でも、その追悼施設として、「靖国神社」にこだわることに、私は抵抗があります。

・ 日本人は、無宗教的に「神道」をとらえている(当人の宗教に関係なく、自治会費に氏子費が含まれていたりするように、神道を宗教とは思っていない)。
 あるいは、明治以降、戦中までの教育、価値観のまま、日本人にとって神道は特別な宗教になっているが、戦後の憲法では、靖国神社をはじめ一つひとつの神社が、各寺院と同様それぞれ一つの宗教法人にすぎない。

・ 信教の自由、政教分離に基づいて、国はいかなる宗教に対しても中立性を保たなくてはならないのに、首相が特定の「宗教法人 靖国神社」に公的に参拝するのは、憲法に反するのではないか。

・ 神道は日本人だけの民俗宗教であるから、「神道」の名の下に、犠牲になった多くの外国人にとっては、大変憤りを感じる宗教である。 愛する家族を奪い、犠牲を強いた憎い軍幹部までが「神」として仰がれていることに、抵抗・不快感を感じられるのは、理解できる。

・ 日本人でも神道以外に自分の宗教をもっている者は、「靖国神社」では、参拝しにくい。僧侶が黒衣に袈裟、念珠で柏手打つわけにいかないし、キリスト教、イスラム教徒にしても、自分の宗教に基づいてお参りできない。
 海外の要人、例えばアメリカの大統領が日本の戦争犠牲兵士を追悼したくても「神社」ではお参りできない。

 だから、宗教国籍を問わず、誰もが戦没者に気持ちよくお参りできる公的施設整備を望んでいます。 
 それも、兵士だけの追悼施設ではなく、全ての戦争犠牲者を追悼する追悼施設です。
 
 浄土真宗では、毎年9月18日、東京千代田の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて「全戦没者追悼法要」をつとめています。
 「全戦没者」とは、先の戦争の日本人犠牲者のみならず、世界中の戦争犠牲者への思いをこめています。
 
 遺族が自分の家族だけを追悼する・日本人が日本人だけを追悼する・・ではなく、世界の中の日本人として、今後の生き方も含め、どうであるべきかを自らに問う法要です。
 
 
 
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佐賀の宣伝

2006年09月13日 | 佐賀ネタ
 九州内でも陰が薄い「佐賀県」ですが、私は大好きです。
 過去、全国を驚かせる事件もありましたが、普段の県内ニュースと言えば「きょう○○大会がありました」という季節ものばかり・・・実に平和でのどかな県です。
 県民は生真面目、勤勉、親切です。こちらが冗談のつもりで言っても、真に受けられることが多いので、お調子者の私としては気をつけなくてはなりません。
 
 生真面目すぎることを自覚している生真面目な方々が、「洒談呆人(しゃだんほうじん)佐賀ユーモア協会」を立ち上げ、佐賀人にもっとユーモアを・・・と、まじめに活動されています。
 
 ただ、一つ私が違和感を感じるのは、総じて佐賀県民は、あらゆることに関して横並びの「和」を好むので、一人だけ目立つことは嫌われます。
 自己顕示欲が強く、平気で一人行動をしてしまう私は、佐賀では「変わり者」かもしれません。
 
 佐賀の長所

・山がある方が北、真っ平らな方が有明海のある南と、方角がわかりやすい。

・平野部では、坂道発進に悩む必要がない。自転車も走りやすい。

・便数の少ない佐賀空港だが、駐車場が広く、何日駐車しても無料。深夜に貨物便を飛ばしているので、夜、宅配便を出しても、翌朝関東に着く。

・自宅にいながら、いろいろな動物に逢える。草取りしていて、フッと目を上げたら、たぬきと目があった!ということも。
 カササギ、白鷺、その他図鑑で調べないとわからない水鳥もたくさん飛んでくる。
? 天井裏では、賑やかにイタチが運動会をする。
? 近所で、まむしに噛まれたと、しばしば耳にする。
? 洗濯物を干す時は近くに蜂の巣、鳥の巣ができてないか、見渡してから干す。
? ブン蚊(文化)都市と言われるくらい、蚊が多い。
? 戸を開けたら、頭にヤモリが降ってくる。

・河川敷、田んぼも広いので、安全に、熱気球世界大会が開催される。
 今年も11月はじめの連休に色とりどりのバルーンが佐賀の空に浮かびます。

 ところで皆さん、「佐賀の がばい ばあちゃん」をご存じでしょうか

 「がばい」とは、佐賀弁で(年長者曰く、純粋な佐賀弁ではないらしいが・・)「すごい」の意味です。
 お笑いタレントの島田洋七さんが、小・中学生時代を過ごした佐賀の祖母宅での実話を出版、その題名が「佐賀のがばいばあちゃん」です。佐賀では当然ベストセラーになり、今年映画化もされました
 
 来年正月にテレビドラマとしても全国放送されるらしく、今佐賀ではロケが始まっています。映画のばあちゃん役は吉行和子さんでしたが、今回のドラマでは、泉ピン子さんです。
 
 佐賀が・・と言うより、昭和30年代の地方都市で貧しくても、明るく、あたたかく生きていた50代(ばあちゃんと言っても)の一女性の生き様です。涙あり、笑いあり。
 
 よろしければ、ご覧ください。島田洋七さんの原作も面白いですよ。
 
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仏教讃歌

2006年09月12日 | 行事・案内
 きょうは、雨。
 墓参りの来客もなかろうと思い、外科に行ってきました。
 ただの打撲だと思っていたら、肋骨にちょっぴりヒビが入っていました。まあ、だからと言って、何の治療もないのですが、湿布を貼り、腹巻きのようなサポーターを胸に巻かれました。咳とくしゃみと爆笑する以外は何ともありませんので、普通に生活できます。ご心配なく。
 
 台所で転ぶ人は私くらいなものでしょうが、外科のK先生曰く、風呂場で滑って浴槽で胸を打ち、肋骨を骨折する人が多いらしいです。それと、肋骨を痛めた人が夜寝る時は、水平に横になるより、少し上体を起こして背もたれにしたほうが楽なんだそうです。以上きょう仕入れたミニミニ知識でした。

 という状況で、今夜の仏教讃歌のコーラス練習は欠席することにしました。仲間のご門徒さんには、「すみません、今夜ちょっと用事ができて行けません」と連絡して・・・

 「仏教讃歌」などと言うと雅楽、お謡、声明(しょうみょう・節のついたお経)をイメージされるかもしれませんね。
 そうではなく、普通のママさんコーラスみたいなものです。ただ、歌の内容が仏さまや親鸞さまを讃える歌で、仏教に基づいた、ほのぼのとした歌詞です。
 
 キリスト教の賛美歌やモーツアルトのレクレイム等ほど、芸術的でステキではないかもしれませんが、仏教讃歌にも日本の高名な作曲家による美しい曲がたくさんあります。
 
 コーラス会員は、ウチのお寺が属している同じ宗派の組(寺グループ)の有志で構成しています。法専寺からは9名参加、月2回の練習で、練習会場は幼稚園も経営されているG寺さん。指導はG寺さん幼稚園の先生で音楽家でもあられるI先生です。
 I先生のお人柄もあって、ほんわか、楽しく歌っています。上達を目指すより、楽しく、和やかに・・というコーラスグループです。

 佐賀教区内では、組以外にも単一のお寺で仏教讃歌を歌っておられるグループも多々あり、毎年秋には「佐賀仏教讃歌の会」として、十数団体で合同コンサートを開いています。
 今年は10月28日(土)午後1時半より 佐賀県立美術館ホールです。入場無料
 
 コンサートが来月に迫り、練習も熱が入る次期になってきました。次回の練習日はJanが来日中ということもあり、私は肋骨が元通りになる来月から、練習追い込みということで頑張ろう!!
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ビハーラ活動

2006年09月11日 | 仏教
 私の怪我の件では、心優しい皆様にご心配いただき感涙です。きょうは痛みも減りました。お騒がせしてすみません。
 また、私がブログを始めたことで、なつかしい皆様にご連絡いただき、うれしい限りです。皆さん、ありがとう!!!
 
 きょうは、門徒総代さんが会計整理においでになっていたので、1日お茶出しなどしておりました。それで、きょうのビハーラ活動は欠席しました。
 
「ビハーラ」(Vihara)とは、サンスクリット語で「精舎、僧院」「安息の場所」という意味ですが、何をしているかと言うと、キリスト教で言うホスピスのようなことをしています。
  具体的には、緩和ケア病棟、小児科病棟、老人ホームの訪問ボランティア等です。
 私は月1回、同会員さん方と一緒に市内の老人ホームを訪問し、一緒にお経をあげ、法話を聞き、その後各お部屋を回って、お年寄りのお話相手をさせていただいています。
 お年寄りのため・・というより単なる自己満足です。そして、自分のための奉仕活動です
 年数回は、ビハーラ会員の勉強会も開かれます。宗教関係者の話だけではなく、現場の医師、看護師さんのお話も聞くことができ、大変勉強になります。
 大して人のお役に立てない私ですが、まさに「安息の場所」・・私が癒されるビハーラ活動なのです。

 
 
 
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法事

2006年09月10日 | 雑感
 昨日、台所の片付けをしていて、自分が床に置いたままにしていた空ビンにつまずき、転倒。その折左胸を流しで強打。せめて、胸が豊かであれば、クッションになって、もろ肋骨を打ち付けることはなかったのでしょうが・・・残念!
 きょうも、咳やくしゃみをするのは、ツライ。普通にしている分には何も問題ないから、ただの打撲だと思います。いや、顔・頭を打たなくてよかった! そうじゃなくても、結婚式の文金高島田の(和装の花嫁さんが付ける)かつらのサイズが特大だったという、昔の少女漫画のように頭が大きい私ですから。これ以上腫れてデカクなったら大変。
 
 という、状況の中、ご門徒さんちへ33回忌のお参りに行ってきました。(住職は同じ時刻に別のお宅の法事へ)
 お腹から声を出すのは大丈夫でしたが、息を長く続けると、ちょっと痛む。でもまあ、無事におつとめ(お経をあげ、法話)をして帰ってまいりました。
 
 この頃こそ厚かましくなりましたが、僧侶に成り立ての頃は、
「私が黒衣着て、袈裟など付けて、ちょっと何か間違ってな~い!?」
 
 ご門徒さんにお布施を差し出されては
「いやあ、私みたいなのが、お布施なんぞ頂いていいの!?」
って、変な感覚でしたもんね。

 でも、今でも緊張はします。初心を忘れないよう、一期一会を大切に一生懸命おつとめしたいと思っています。
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