散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070415最近読んだ本

2007年04月15日 17時47分23秒 | 読書
「カリブソの監視者 ペリーローダン334」フォルツ、エーヴェルス

「なまら北海道だべさ」千石涼太郎
意外に北海道の風習には地域差(移住元差?)があって、うなずけるものと全く知らないものがあるのだ。「やきそば弁当」のスープはゆで汁でつくらねばならぬと言う話があって、その通りなのだ。

「小生物語」乙一
虚実入り混じる日記であるが、何となく彼の生活感覚が分かる。大人になったなあ乙一。

「膚の下 上下」神林長平
彼の数々の作品群が結実した最高傑作。人とアートルーパー(アンドロイド)、機械人を通して”知的存在”の何たるかを描きだしているのだ。私は「魂」の存在を信じないものであるが、(広い意味での)人の想いが他者に影響を及ぼすという意味で、その人の魂が残るのだ。

「イニシエーションラブ」乾くるみ
恋愛小説はダルイよなあと思って、ラスト2行で大仰天と言う話で我慢して読んだ。ラスト2行でなるほどの仕掛があるのだが、騙されやすい私は伏線にあまり気がついていないのだ。もう一度読み直そう。とても怖い話になりそうだ。

「酒場のオキテ」吉田類
全国の酒場の一言紹介のような感じになってしまい、臨場感があまり無い。もう少しじっくり書いたほうが良いのでは。

「わたくしの旅」池波正太郎
この人が旅に出て、翌日の3食の計画を立てるあたりは実に可愛いのである。それから彼の痔を治す体操の詳細が初めて文庫に載ったのではなかろうか。

「霧舎巧傑作短編集」霧舎巧
バラバラな短編がラストの「クリスマスの約束」で気持ちよく収斂する。こういうロマンチックさは悪くない。

食べる!

2007年04月15日 13時26分54秒 | 食べ歩き
何だか猛然と腹が減ってきて、山の手のラーメン屋「N」へ。サイドメニューにあったミニポークカレーが食べたくなり、それならばラーメンはあっさりとした塩味かな。



ラーメンは味付けはさほど濃くないが、スープの濃厚さは結構感じられる。野菜の炒め具合よし、麺のゆで具合よし。トッピングにニンニクチップを砕いたものがのっている。スープ本体はニンニクに頼っていない所が好印象。



さてカレーはというと、香りが良くトロミのついた甘めの味。サイドメニューにミニカレーがあるのはとても嬉しい。しかし、腹一杯、ちょっと食べすぎ。