散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070418最近読んだ本

2007年04月18日 20時47分14秒 | 読書
「Q&A」恩田陸
全編Q&Aだけで構成された小説。ショッピングセンターで原因不明の大パニック事件が発生し、大量の人が死亡。関係者への質疑応答から垣間見える事件の謎は? オールドな私は星新一の「声の網」の雰囲気をちょっと思い浮かべたりする。

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話は変わるが、私の読書傾向はかなり保守的であり、読む作家・ジャンルは割りと限定されている。しかし、そればかりではいかんなと、新たなジャンルを開拓することにした。で、その手段だが、図書館の本棚の各段から必ず1冊何か借りてみようという強引なものである。途中苦しいだろうな…

以下、図書館の5冊(分類で言うと、総記~図書館のあたり)
「デジタルカメラ徹底活用術」美崎薫
一番安いデジカメが6万円だから、相当古いほんである。基本的に、何でもかんでもメモ代わりに写真を撮ってしまえというススメだが、どうかなあ。

「IT日本が欧米に勝てない理由」秋山鷹志
外資、ベンチャー、旧来の日本の会社を舞台にし、ケーススタディを行う。ストーリーを作者の解説が分断し、流れとしては今ひとつ。また、「勝てない」というのも現在のルールと現在のゲーム盤上では勝てないということであって、ほんのちょっとしたことで別のゲームになってしまうと思うのだが。

「怪読力」鵜飼正樹
新聞に載った書評のせいか、勢いが良さそうだった割にはマイルドな評。大して本好きにも見えないし。巻末の対談はまあまあ。

「クロネコBOOK倶楽部」鷲田小彌太、中田美知子
書簡形式で書かれたお勧め本の紹介で、FM放送の番組にもなっていたもの。全く本の良さが伝わらないのだが…、私だけか?

「国立国会図書館のしごと」国立国会図書館
約10年前の本。更に約10年前からの仕事紹介文なので、現在では結構違ってしまっているのだろう。結構、専門用語が多く、人によってはわかりにくいのでは。