散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

明日休みなので

2007年04月22日 21時27分15秒 | 食べ歩き
明日は久しぶりに健康な状態で休みを取る事にした。ということで、二十四軒のビストロ「PE」へ。コースで食べることにして、ドイツの赤ワインを注文。香りが良く、さっぱりした味だ。

まず、アミューズ。ピクルスと何かのパテ。以下、相変わらず料理名を間違えるかも知れないが、それは私の責任である。



続いて前菜。春ニシンのマリネ、新玉ねぎとポロネギのキッシュ、白金豚の自家製サラミとシュークルート、チーズのブリュレ。ニシンは魚の味とマリネの酸味がちょうど良い。ポロねぎの甘さもかなり感じるな。



次は春菊のニョッキ・2種の蟹のビスクソース。見た目にトマトソースにしか見えないと思うが、口に含むと蟹・蟹・蟹。ビスクということなので、殻から取った出汁が効いているのだろう。岩塩をちょっと乗せると甘さも引き立つ。



(写真ボケボケの)魚料理は銀鮭のムニエル生姜ソース。魚の焼き加減はもちろん、生姜で引き締まる感じ。付け合せのキュウリ(皮をむいてソテー)、蕪などの野菜も面白い。



白ワインのソルベをはさんで、牛のバベットステーキ・豚足と野菜のソース。ふーん、バベットステーキというのはハラミの部分なのだな(今、検索してみた)。わりと赤身の柔らかい部分に、豚足をみじん切りにしたものが入っているソースが良く合う。食べ進む内に唇コッテリ。マッシュポテト、ほうれん草の野菜陣がまたバランス良い。



デザートは赤ワインのゼリー、ミルクレープ、ココナツのシャーベット。コーヒーを飲んで満腹の終了。



本日、食事中に遊ばせて貰ったのがル・ネ・デュ・ヴァンという、ワインの香りを表現するための香りのキット。小瓶に柑橘系、ベリー系、花の香り、植物の香りなどいろいろな香料が入っており、特徴を憶えたり表現力をつけるものらしい。

いくつか適当に開けて試してみた。「う、この甘ーい香りは・・・、かいだことあるんだけどなあ・・・」で解答を見ると”桃”。桃も分からんのか、私は。しかも、解答を見た瞬間、確かに桃のにおいのように感じられる。普段、いかに先入観で匂いを認識しているかが良く分かる。もう絶対に嗅覚が鋭いとか言うのはやめよう。匂いを感知するのと、認識することの違いが良く分かる遊びであった。

スープカレー

2007年04月22日 13時15分27秒 | 食べ歩き
私は意味の分からない抵抗をしていてスープカレーを食べない。狸小路にある「D」は、スープカレーという名前がつく前からああいうカレー(カシミール)なので、スープカレーとしてはカウントしていない。



しかし、この店では食べていたな。スリランカカレーという名称であるが、明らかにスープカレーだ。負けを認めよう(何の?)。

本日はポーク野菜カレーというのを食べてみた。野菜は熱々、ちょっとスプーンだけでは食べにくいのが惜しい。でも、片手で本を読みながら食べている品のない私がいけないのかもしれない。



写真では見えないが、ポークはとろとろ、こちらもなかなか美味しい。辛さをお任せにしたらちょっとばかり不足気味だったので、卓上のスパイスをかける。汗が出るくらい。昨日の酒は完璧に抜けた(二日酔いではない)。