散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ちょいと一杯

2010年11月06日 15時40分53秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今週は忙しくて、なかなか良い感じでは飲みに行けなかった。今日も夕方以降は所用があるので、ちょっと気軽な感じで飲んでいこう。おっとその前に、東急の鹿児島フェアで、焼酎を購入していかなくては。



私はいつもこの催事では、小正醸造で芋焼酎を購入する。全会社を試した訳ではないが、最初に飲んだ時の印象が良く、今年で9回目位の購入になるだろうか。今年の新酒(フレッシュな味。お湯割りにすると落ち着く)と、甕熟成させたのを1本づつ購入。中央のワンカップはサービス品である。

さて、ここから東豊線に乗り、大通へ。東方面に歩いて、「第三Mセンター」へ。まずビールと厚揚げ焼。この厚揚げ焼とは、「厚揚げ」を焼いたものではなく、厚めの「揚げ」を焼いたものである。もちろんつまみとしてはこの方が良かった。生姜醤油で食べる。



追加でにごり酒を飲み、しばらく読書をして終了。周囲は「今日は6時まで家に帰れないんだよね」と言いながら、舟をこぎ出す疲れたオジサンやら、「にごり酒はすっぱいから嫌いだ」としつこいオジサンやら、いつもの風景なのであった。

20101106ギャラリー巡り

2010年11月06日 15時12分08秒 | ART
本日は500m美術館(別項)→ivory→さいとう→スカイホール→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→大丸→紀伊国屋の11か所。

■富士フイルムフォトサロン「撮れたて、そのまま。」。小樽の街をフイルム1本で撮影し、そのままの順序で取捨選択なく展示したもの。小樽は画になるのだが、そこが罠で、どうしても同じような傾向(懐かしい風景)になりがちに見える。実際、撮影エリアがそう広くないせいか、違う人が同じものを撮影した作品が何点もあった。そんな中、ウリュウユウキの作品は、見下ろしたり見あげたりの角度に変化があり、また独自の目で撮影対象を探しているように感じられた。

■ギャラリーたぴお「自我の形象展 9th」。鈴木悠高作品が目を引く。前回の時計台ギャラリーでは黄色をベースに縦に線を引いた作品が展示されていたが、今度は横線である。他にも小品は線の幅が太く(あるいは細く)なったり、色彩も黄色以外のものがかなり使われている。はたしてこのまま自由な世界に展開していくのか。それとも黄色の縛りは解けないのか。

■さいとうギャラリー。エスカレータ横の小ギャラリーに鈴木悠高作品が展示されている。話を聞いた時には「あんな小さな所に、入る訳ないだろ」と思ったのだが、意外なことに若干の余裕と共に展示されているのだ。現在ビルのテナントも少し寂しい状況で、エスカレータに乗る人もあまりいないだろう。果たして気が付く人はいるのか?







■大丸催事場「ユトリロとエコール・ド・パリ絵画展」。なかなか立派な作品があり、タダで観られるとは実にありがたい展覧会であった。

ルオー「農民」:いかにもルオータッチだが、中間色が上手いこと使われていて、綺麗な作品。7875万円。
マティス「婦人の肖像」:ヘナヘナなペン画だが、4200万円。先日、近美に収蔵されたモディリアーニの作品も高いのかも。
ユトリロ「モンマルトルのムーラン・ド・ギャレット」:この作品を中心に、かなりしっかり描かれた作品が集められていた。ユトリロの場合は、ただ白い建物が描いてあるだけの平板なものもあるが、今回の展示作品はそれ以上の厚みがある。7875万円。
藤田嗣治「猫を抱く少女」:値段のことばっかり書いて嫌らしいが、値が付いている中で一番高かったのがこれ。9975万円。

一応販売もしているのだが、この不景気で買う人も少なかろう。と思ったら、カシニョール「横顔」が1260万円で売れていた。金持ちがいるなあ(消費税が60万円)。

難しいねえ、定食

2010年11月06日 11時07分38秒 | 食べ歩き
本日もギャラリー巡りの途中の昼食は、定食にしよう。テレビ塔下の「H」にて、焼鯖定食を注文。セットでコロッケと小鉢(今回はマカロニサラダ)がついて来た。鯖は開いてから焼いたものだが、焼きたてだし申し分ない。コロッケはおまけだろうなと思ったのだが、きちんと揚げたてで、ポテトコロッケながら中身は熱々トロトロ。マカロニサラダも定食にあっては、力を発揮する小鉢の一つだ。



本当に食べる分には言うことがないくらい上出来なのだが、最近体のことを考えるせいか、野菜が少ないところが引っかかる。せめてもう少し大根おろしが多めだったら良かったな、と思うのであった。しかし、ここはなかなかのクオリティの定食屋さんであることを再確認できた。


→知らんおっちゃん、ゴメン。

2010 500m美術館 南側

2010年11月06日 11時05分10秒 | ART
折り返して、南側。

KiRi「SNOW」。何だか不思議コミック調。赤は背後の作品が写り込んでいるため。



土岐みさき「5」。青も背後の作品が…。残念である。



カトウタツヤ「無題」。妙に気になる人物画。もう1点あるので、ぜひ現地に。



中橋修「繋がり」。なんだかデジタル作品にも見える。



湯浅啓喜「路地裏」。反射して非常に見辛いが、いい感じの飲み屋街に「魔子」という飲み屋? の看板が目立っている。



野又圭司「存在の耐えられない軽さ」。この作品を通路に置いてしまうとは大胆。子供が不思議がっていた。



一旦終了。

2010 500m美術館 北側

2010年11月06日 10時44分32秒 | ART
恒例の500m美術館の作品紹介。まずは北側の壁から。なお、適当に撮影しているので、これが全て良いとか、他はダメとかいった基準ではない。見ている人がいたために、撮影できなかったものもある訳だ。

山本雄基「プレインバブル」。やや色が不透明なものと、パステルチックなものがあった。



佐藤史恵「壁#01~#02」「波」「海」「湖#01~#03」「雨の中の船」。作品とタイトルの対応が良く分からなかったが、作品4点分の写真を掲載する。



高橋俊司「増殖をはじめる形」。前回のCAI02の展示で、立体+床面に平面的なパターンを展開していたため、今回の壁に展示する形式にスムーズにいたったと思われる。10種類のカードは、大通界隈なので、ピッタリか。



河野健(タイトル対応つかず)。あえて家族モチーフを前面に出した作品。正直なところ、最近珍しいのでは。



小林麻美「片目で見た夢」。記憶の中にある風景を描いてきた作者だが、今回はその記憶の中心には「人」がいた。新たな分岐点となるかもしれない、興味深い作品だ。



國松希根太 「HORIZON」(共に)。地平線の高さ、色彩を試した作品。





続く。