散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20101121最近読んだ本

2010年11月21日 21時41分10秒 | 読書
■「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸
明日家を出る二人が部屋で最後の酒盛りを始める。二人の会話と記憶から蘇ってくるものは何なのか。さすが恩田陸である。最近あまり気に入らなかった、直木賞を取った作品とは大違いだ。

■「カーの復讐」二階堂黎人
アルセーヌ・ルパンを探偵役にしたクラシックなミステリ。

■「太陽系大紀行」野本陽代
スプートニクから始まるとは驚いた。最近の太陽系事情だけ教えてくれればよかったのに。

以下、図書館の5冊。
■「食べかた上手だった日本人」魚柄仁之助
昭和10年頃の日本の食事事情を紹介。馬鹿にしたものではなく、カレー粉は使うし、肉食もあるし(肉の使用量は少ない)、ピクルスの記述はあるし、そんなに今とは変わらないのだ。

■「チリモン博物誌」きしわだ自然友の会
チリメンジャコに入っている海の生物を紹介するもの。小エビや太刀魚は嬉しいが、虫みたいなのも時々混ざっている。

■「京都食楽手帖」be文庫編集部
行きたいがあまり住みたくはない京都。東京に住んで、週末に新幹線で京都に行くくらいが良いのだろうか。

■「昼の学校夜の学校」森山大道
この人の芸術っぽくない、街好きな所が好きだ。

■「セ・シ・ボン」平安寿子
若いころにパリに行きました。これで想像するような内容だけだと思ってよい。

20101121ギャラリー巡り

2010年11月21日 14時12分37秒 | ART
本日は八軒のレッドベリースタジオで「佐々木秀明個展」を見る。

室内では凹面のガラスの上に溶けた氷の水滴が落ち、その水面がライトで照らされて壁や床に波紋が写るという展示がされている。暗いスタジオの中で、光が揺れ水滴の音が静かにする。じっと見ていて飽きないし、いつしか気持ちが静かになっていくという見事な展示である。

惜しいのは、ATTICでやった時は非常に座りやすい椅子があり、かるく1時間以上は見ていたと思うが、今回はちょっと椅子が今一つだったことである。もう少し落ち着いて音・光を楽しみたい気がするのであった。

琴似の本通りを真っ直ぐ歩いて、図書館に行ってから帰宅。今日はまさに小春日和と言えるだろう。


再訪

2010年11月21日 13時02分59秒 | 食べ歩き
近くに見に行かなければならないギャラリーもあり、100円割引券ももらったので、今週も「H」寿司を再訪してしまった。時間はちょうど昼食時とあって、先週よりも店は混雑気味。待つこと2分で席に座ることができた。

お茶、ガリ、醤油皿、山葵を用意して、まず1皿目はトビッコから。私はなぜかこの安っぽい味が好きで、特上で数の子なんかが入っているより、よっぽどこっちの方が良い。



2皿目、イカのミミに山ワサビ。山ワサビがフレッシュでいい。



3皿目は季節のサンマ3種盛り。生サンマ、あぶりサンマ、もう一つは軍艦巻。すいすい食べられる。ここで生姜で口直し。



次は変化球でホッキサラダ。このB級ネタが妙に美味しい。



ここで先週からの課題だったマグロ漬け、あら汁(ブリ)を注文。マグロ漬けはちょっとタレが甘いな。お子様向けといえるだろう。あら汁はちょっと濃いめで大根、ニンジン、玉ねぎ、ブリ等が入っている。予想より量が多かった。





そろそろ満腹が近づいて、フィニッシュに向けて、ニシン、かんぴょう巻き。かんぴょう巻きはわさび強化にして食べる。ニシンは印象が少し薄かったが、最後の巻物が良かった。





ところで、最後に割引券を出すと「当店ではお取り扱いしていません」と言われる。「いや、先週くれたばっかりなのに」というと、結果として100円引きにしてくれた。あれって、平日限定とか何か制約事項があったのかな。最後だけ、どうにも割り切れない終わり方なのであった。

よし、それはそれとして、ギャラリーに行こう。