散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

実はいい匂いではない

2010年11月16日 21時41分51秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は急ぎ琴似に行き、バー「D」へ。前回来た時は知人にあってペースが乱れたので、今日は一人で存分に飲もう。1杯目はウィスキーを飲もうと、タクティカル・1999・カスクストレングス・10年。ボトラーズから出ているために名前が違うが、中身はタリスカーらしい。しかし、タリスカーってこんな味だっけ? 普通の10年とは段違いにクリアーで色気のある味だ。

2杯目はペールラバドール4年。先日違うバーで8年とブランを飲んで感心したのだが、この4年ものもまた美味い。若いだけの味ではなく、間違いなく何とも言えないアグリコールラムの風味がある。



3杯目はカクテルに移行。バルバンクールラム+アモンティリャードのゴージャスなカクテル。こんなに贅沢なカクテルを飲んでしまっていいのかなあ…。



最後にアクアビットとロソリオというバラのリキュールのカクテル。このバラのリキュールが、ダイレクトににおいを嗅ぐと、あまりいい香りではないのだな。トイレの芳香剤という感じの直球なにおいなのである。しかし、これを微量にカクテルに投入すると、何とも説明のできない(バラとは分からない)風味がでるのだ。



本日もカクテルの注文を感心されつつ、帰宅。

20101116最近読んだ本

2010年11月16日 00時24分17秒 | 読書
■「「独りバー」はこわくない」根津清
そもそも一人で行くもんだと思うのだよね(再読)。

■「食べ物日記」池波正太郎
北海道に来たことがあるとは知らなかった。釧路の蕎麦東屋(ママ)、札幌のラーメン八屋を訪問しているそうだ。

■「酒のほそ道 呑ん兵衛散歩」ラズウェル細木
やはり私に合うのはこういう散歩である。浅草、銀座、北千住は飲んだ経験があるのだ(再読)。

■「最愛」真保裕一
音信不通だった姉が銃で撃たれて瀕死の状態だという連絡が突然入った。一体姉が撃たれた原因は何なのか。弟の調査が始まるが…。簡単に名作だとは言えないが、人間の心って何だろうと思わせる作品。このページ数(比較的薄い)で、ここまで書いた力量はさすがだ。

以下、図書館の3冊。
■「我もまた渚を枕」川本三郎
東京近郊、一泊の旅。居酒屋や食堂で昼から一杯と実に羨ましいが、後でエッセイを書くのだからお仕事でもある訳だ。結構、苦労があるに違いない。

■「北欧へ行こう」池田あきこ
魚が美味しく(スモークサーモン、ニシンの燻製など)、物価が高いという印象を受けた。

■「旅行鞄にはなびら」伊集院静
絵画を見る旅なのだが、何となく文章表現が詩的なため、ちょっと伝わってこない。