散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ふ~う

2006年08月22日 23時57分26秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
とてつもなくいい加減なタイトルで申し訳ない。飲んで帰って来たので、こういう感じなのである。じわっとした会議が終わって一人ですすきの方面へ。

最近お気に入りの串かつ「S」へ。ビールと串かつ(豚)。それから日本酒のコップ酒と串蝦と2連発の注文。この店の基本は串かつ、串貝、串マグロ、串蝦の4種類であるが、やっと全て試すことができた。到着した串かつにはいつもの通り、1本目には醤油、2本目にはソースで行くのが私の好みである。

熱々の串かつをやっつけて、炭水化物を食べていないものの、夕食相当としては満足。続いてバー「N」へ。先客に見知らぬお姉さん一人がいたが、まずはフレッシュ桃のカクテルをお願いすることにした。

1杯目のカクテルは桃の風味がたっぷり、ながらもアルコール的には物足りない。2杯目に「ジンベースで強力なのを」と注文すると、しばし考えられた末に「フランシスアルバートご存知ですか」とジン+ウイスキーの強力なカクテルが登場。望む所ではあるが、これでかなりの酔っ払いとなった。

3杯目は他人の注文でシャンパンの口が切られたのに乗じてフレンチ95。今月の全日空の機内誌にはフレンチ75が登場していたのだが(バー「N」にも置いてあった)、95はどんな具合かと思っての注文である。本来、フレンチ95のベースはバーボンウィスキーなのだそうだが、イメージが違うので、相談の結果スコッチウィスキーで作ってもらう。ウィスキーの風味とレモンの酸味、シャンパンの風味がぴたりと来たが、2杯目のフランシスアルバートが効いてふらふらである。

で、帰宅。

20060821最近読んだ本

2006年08月21日 22時21分09秒 | 読書
「くいしんぼマニュアル」大田垣晴子
日本料理・各国料理に挑戦するが、割と描写はあっさり目。

「すべてを食べつくした男」ジェフリー・スタインガーテン
マナー、ダイエット、好き嫌い、料理全般と何でも取り上げる博覧強記ぶりである。京料理を絶賛する作者は只者じゃない気がする。

「讐雨」堂場瞬一
連続幼女殺人犯と爆破事件の関係は何か? 謎めき加減は面白かったものの、警察の組織・活動に嘘くささが感じられて入り込めない。

「ニュートンズ・ウェイク」ケン・マクラウド
うう、辛かった。合わない。

以下、図書館の3冊。
「イケ麺」勝谷誠彦
全国の麺を食べ歩く。伊勢うどんというのも一度食べてみたいものだな。

「大人の東京お散歩マップ」梶原有紀子
これくらいきっちりイラストで紹介してくれると文句なし。あまり有名でない、街の何気ない名店が登場していることも好感度大。

「開高健が喰った」菊谷匡祐
愛すべきオッサンか、話がくどくて鬱陶しいか。グルメなのか単なる大食いなのか。何とも微妙な人であるな。

初孫

2006年08月19日 23時14分11秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
北区を放浪した後、北24条の焼鳥「T」へ。みっちり歩きこんだのでビールが旨い。立て続けに2杯。

通しは大根とイカの煮物(冷製)。それから焼鳥、イカ刺し、コマイ、キムチ、焼き野菜、手羽先、ポテトサラダ、セロリサラダ、最後に梅おにぎり。飲み物は1杯だけ日本酒(男山)を飲んでから焼酎水割り。

この店の焼鳥ではレバ(タレで食べるのだが、焼き加減が絶妙)、つくね(ここのつくねが私のスタンダード)が特に好きなのである(写真はボケた)。

先日、マスターから伺った孫の話を聞かなくてはなるまい。トイレから戻る時に、「お孫さんは男女どちらですか」と聞くと、マスターの顔はニヤケてタレ目になった。孫は男、名前はここには書けないが非常に古風で良い名前だ。

地下鉄通りグラフィティ

2006年08月19日 17時27分47秒 | 写真館
本日もギャラリーを巡った(富士フォトサロン→セントラル→アートスペース201→道新→時計台→大同の6箇所のみ)が、あまり感想が無い。

札幌駅の北口から地下鉄通り(西3丁目と4丁目の間)を北上する。
こんな渋い飲み屋がありましたか。



写真がボケた。レンガ造りの煙突。



銭湯



学生街にもこういう「○○荘」って無くなって来た。



このラーメン屋開店しているのを見たことが無い。



伝説のジャンボ寿司「M」の跡地。



誰だ「正直者」は。




飲茶

2006年08月19日 13時06分07秒 | 食べ歩き
今日は新たな店を開拓しようと某所に向かったが、お盆のせいか土曜日のせいかやっていない。迷いモードに入るパターンだったが、さまようこと約5分で何とか飲茶の店「S」にたどり着いた。

この店では昼の飲茶5品(38品から選ぶことができ、1029円)がお得なようである。到着する順番がメチャクチャな気もするが、まずはやきそばとチャーシュー。やきそばは平凡だったが、チャーシューは脂身の部分が美味しい。



続いて豚上モツのXOソース蒸し。モツは臭みが無く歯ごたえが良い。そしてソースの味が絶品。もっと食べたいなあ。



次は五目餃子(海老餃子だったかも知れん)、プリプリの海老が丸ごと1匹。



最後に小龍包。中にスープがたっぷり。熱々の所を無理やり食べる。



ちょっとお店の人の数が少ないようなのが気になったが、お得なセットであった。メニューをもらってきたのだが、まだまだ食べてみたい品がある。しっかり狙いを定めて行ってみたい。

20060819最近読んだ本

2006年08月19日 09時34分02秒 | 読書
「まぼろし小学校 ものへん」串間努
小学校に関連する懐かしいもの達に関する話。かなり記憶が失われているなあ。給食のミルメーク(コーヒー、イチゴ)、ココアなんかは想い出深い。

「月光とアムネジア」牧野修
記憶が何時間か毎に失われるという特異空間をテーマにした、最近良くありそうな話。アイディアも凡庸だが、ストーリーが趣味に合わない。

「封印再度」森博嗣
ラブコメ全開! 知恵の輪とも言える鍵の謎が面白いと言えば面白い。

「重力ピエロ」伊坂幸太郎
この作家の作品にはどうにも不快な所がある(今回もセックスとバイオレンスのスパイスが)のだが、それ以外は不思議に肯定的な物語。面白かった。

以下、図書館の5冊。
「全国ゴールデンワイド旅劇場」片平なぎさ
旅女優片平なぎさが全国を巡る。名所・名物紹介半分、読み物半分でなかなか面白い。

「暮らしたい沖縄」ゆいま~る隊
沖縄に移住する人は非常に多いらしい。遊びには行きたいと思うが、住む気はしない。理由は人付き合いの濃厚さとゴキブリがいること。

「泡盛「通」飲読本」仲村清司、酔いどれ泡盛調査隊
入門書として読みやすい。

「野仏の見方」外山晴彦、サライ編集部
写真で見るには楽しく興味がそそられるが、峠の山道とかにあって実際見に行くのは大変なのだろうな。

「東京私生活」冨田均
自分のホームページとかでやっているのなら、非常に素晴らしい定点観察の記録になっただろうな。個人的な思い入れが強すぎ、通常の出版物としてはツライ。

ウニとイカ

2006年08月17日 23時38分13秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
名古屋の人を迎えて飲みに行く。札幌駅と大通の中間の「M」へ。

食べた物は黒豆豆腐ウニあんかけ、刺身(サーモン、ホタテ、ウニ)、イカ刺し、ナス・ゲソ天ぷら、カニとトマトのクレープ巻き。飲んだものはビール、日本酒×2、芋焼酎。

ウニはまずまず。活イカを刺身にしたものはかなり美味かった。中でもゴロ(内臓)の鮮度は今まで食べた中で1番のような気がする。隣にいた函館出身の人は「函館で食べたものの方がもっと上ですね」とぬかしやがるのだが、そいつはゴロを食べられないのだ。お前に語る資格はない! と書いておこう。

お盆のためお店の人が少ないのだろうか、非常に飲み物が出てくるのが遅かった。皿を下げるより飲み物を出すのが先! と思うのは私だけではあるまい。

2軒目はスナック。名古屋人は原人化し、お姉さんに絡んでいた。

OBなんだけどねえ

2006年08月17日 12時44分18秒 | Weblog
時々触れてはいたが、私の出身校は北海道大学である。本日、会社に学生新聞会から電話があり「ぜひ、賛助購読をお願いできませんか」という話をされた。

確かに私はOBなのだが、最近は殆ど大学には縁がない。卒業して20年近く経つと、学校に残っている人以外はそうなるのが当然だと思っている。学部の連絡会のようなものにも入っていないし、私の会社には学閥もないしな。

但し、学生時代には自分の生活の大部分が学校で占められているのだから、そのことが考え方の中心になるのも当然だろう。

結局お断りしたのだが、まず第一の理由としては購読金額が高いのだ。私は勝手な生活を送っているから払えるのだが、周囲の同僚の財布を思い浮かべると、その金額は難しいだろう。それから、学校の食堂では無料設置しているということらしい。それ位なら、見本誌として1部無料送付してもよいのではないか。

などと周りの野球観戦の歓声を聞きながら思うのであった。

お盆は暇

2006年08月16日 12時43分25秒 | 飲み歩き・琴似界隈
大体普段の人数の半数程度しか出勤していないので、暇である。暇と言いつつ、普段はなかなか手を付けられない仕事をしている。

定時に仕事を切り上げ、地下鉄にして2駅ほど歩いて札幌駅からJRで琴似に移動。琴似駅前でも盆踊りをやっているのだな。まだ時間が早いので音楽がかかっているだけであるが。

バー「D」へ。8月には行ってからは初めて。
1杯目はマスキオ・プリメ・アランチェというオレンジ・ブランデー。ブドウやリンゴを使ったブランデーは思ったほど原料の香りは強くないが、こいつのオレンジ香は相当強い。

2杯目は夏の名残り(札幌もまだ暑いが)でスイカマティーニ。先日飲んだものはやや青臭さが感じられる味だったが、今回は真っ赤な甘いスイカの風味である。どちらも特徴があってそれぞれだ。

昔はあたりはずれが結構あったものだが、最近のスイカはできが良いものが多い。私はスイカ畑で1週間ほどアルバイトをした事があるので、事のほかスイカの味にはうるさい。畑で割れてしまったスイカを食べると、太陽の熱のせいで温かいスイカになっている。いかにもまずそうなのだが、実はその取れたてのスイカは驚くほど美味いのである。

3杯目はリトルミル15年SMWS。久々にSMWSものだが、強いアルコール、個性的な味。最近、シングルモルトをあまり飲んでいなかったが、やはり美味い。ボトルに書かれてある味のメモは「Dappled Sunlight(まだらな木漏れ日ということか? どんな味?)」だそうだ。

最後にサイドカーで終了。
札幌にも結構外国の酒造メーカーから人が来るらしく、近日、ポール・ジロー氏(ブランデーメーカーの人)が来るとのこと。また先日、ビフィーターのメーカーの人が来て、講習会が行われたらしい。その席ではジンにつけるフレーバー原料(ジュニパーベリーなど)がセットで配られたらしい。ちょっと興味があるが、プロじゃないしなあ。

20060815最近読んだ本

2006年08月15日 12時33分14秒 | 読書
それ程暇なわけでもないが、読書がはかどる。

「ST赤の調査ファイル」今野敏
プロの何たるかを描こうとする作品。

「皿の上の人生」野地秩嘉
飲食に関わる人の話。すごい人多し。

「親不孝通りディティクティブ」北森鴻
博多の屋台街が舞台になった軽快なハードボイルド。最後は難しい事情であったが、収まる所に収まって良かった。

「翳りゆく夏」赤井三尋
ストーリー中の偶然の多さや、人物書き分けの下手さなどの欠点はあるが、まっすぐで素直な小説。

「風化水脈」大沢在昌
約40年にわたる新宿の歴史が背景になったストーリー。新宿鮫シリーズはワンパターン化、水戸黄門化が進んできて食傷していたのだが、改めて力量を感じる作品であった。

以下、図書館の3冊。
「ほろ酔い旅」たつみ都志
飲み屋のママが関西弁で旅やら食やらを語る、エッセイと小説の中間のような話。書き文字での関西弁は煩わしい感あり。

「ヒロカネ食堂」弘兼憲史
割とおおらかにすき放題語っているが、あまり嫌味がない。さすが島耕作の作者だけのことはある(再読)。

「どん底の毎日ごはん」花井愛子
貧乏生活の手抜き料理モノかと思いきや、普通の人には少々面倒なほどきちんと作っている。人生観は人それぞれなので、テーマ的には切り分けされていた方が親切かな。

20060814最近読んだ本

2006年08月14日 12時40分34秒 | 読書
お盆モードでたるみ中。

「クライマーズハイ」横山秀夫
日航機事故を追う新聞記者の物語。サラリーマンはなかなかこうカッコよくは行かないものだが。

「ヘトスインスペクター ペリーローダン326」ヴルチェク&フランシス
巨大な敵を欺きにかかるローダン。相手は凄いのか、マヌケなのか。

「明日があるさ」重松清
エッセイ集なのだが、1本目からきつかった。さほど年が変わらない筈なのだが、文章から漂うオッサン臭さ。団塊の世代かと思った。

「林真紅郎と五つの謎」乾くるみ
幻想性の高い作品が多い作者だが、これは整然としていて読みやすい。

「出口のない海」横山秀夫
回天部隊に入った主人公の物語。「クライマーズハイ」と言い、時期がちょうど今時分にぴったり。感動はするが、そこに疑問の余地もある。

「若冲と江戸絵画」
購入した図録をやっと読み終わった。若冲以外にもはっとする名品多し。

「マッチメイク」不知火京介
プロレス界が舞台になったミステリー。こういう業界内幕物は一般人の知らない業界内のことを緻密に描く事により説得力をますものだが、プロレスに関してはこの作者より私の方が詳しいな。

図書館の1冊。
「国境の植民地 樺太」三木理史
今年出版された本だが、何となく平板。

盆踊りの未来

2006年08月13日 19時46分35秒 | Weblog
ちょっと事情があり近所ではない地域の盆踊り会場に行ってみた。幾つか気になったこと。

・まだ明るさが残るうちは誰も踊っていない。大人が先導して子供を踊らせる様子もない。結構、焼鳥とビールをやっている家族が多く、町内会の人は大変だと思う。
・盆踊りの曲(「子供盆踊り歌」が正式名称らしい)の音がやけに小さく、2町くらい離れると聞こえない。ご近所に気を使っているのか。
・7時半頃に子供の部が終了。確か私が子供の頃は8時までは子供の部ではなかっただろうか(ダッシュで「8時だよ全員集合」を見に帰った記憶がある)。
・聞くと日程は12日(土)、13日(日)と休日にあわせているらしい。

このまま盆踊りは滅んでいくのだろうかと考えざるを得ない様子であった。それとも姿を変えて(ヨサコイ調とか、盆ダンスレボリューションとか)生き延びていくのだろうか。