今週末は札幌を離れるため、今日のうちにある程度ギャラリーを巡っておきたい。芸術の森→趣味の郷→さいとう→スカイホール→三越→サンプラザ→たぴお→時計台の8か所。
■芸術の森美術館「さっぽろ・昭和30年代」。あまり見たことのない絵画と美術評論家なかがわ・つかさの展覧会評(新聞記事から作成したボード)があり、かなり見るのに時間がかかった。途中に「タイムトラベル札幌散歩」という、昭和の札幌を写すDVDがあり、ステーションデパート、テアトルポー、五番館(屋上の遊園地)等懐かしい風景が見られた。狸小路の東端に、エッフェル塔のような広告塔が建っていたのは初めて見た。
一木万寿三「リンゴの木・サッポロ」:山の手界隈から街を見下ろし、遠くにはテレビ塔も見える風景。
谷口一芳「街景」:石炭ボイラーの煙が上がる札幌の街。ちょっと前までは石炭が使われていたのだ。
浅野「休火山」:暗緑色の山肌と、どこか火を暗示させるような暗い赤がちらりと見えるのが良い。
米谷雄平「一人」:奇怪な人物が一人立つ。寂しくもあるし、厳しい姿でもある。
堀内掬夫「作品FU-1」:新しい命を感じさせる浮遊感のある作品。
彼の展覧会評というのはかなり辛辣で、形としてまとまっている/驚きがない、消化がよくされていない/通俗的、平板/絵肌が荒れている等と、ああいえばこういう状態なのだが、多分、画は好きだったのだろうとは思う。自分で描いていないのに、人に嫌われてまで思いっきり言うというのは、好きだという証拠なのだろう。
■さいとうギャラリー「尾形香三夫陶芸展」。いつも驚かされる展覧会。これまでの「眩暈」シリーズに続いて、「波動」という作品が出品されていた。
■三越ギャラリー「平松佳和作品展」。注目すべき作家だと思う。小品はそれほど高くなかったので、「買い」ではないだろうか。
「水母」:鉛筆画でわずかなピンク色(水彩)がつけられている。
「記憶」:化石の魚を描いた感じ。手に入れたくなる雰囲気がある。
■札幌サンプラザ「北区のアーティスト展」。
佐藤武「暮れゆく大地「君に捧げる」」:大地に大きな穴があき、中空に巨大なカーネーションが浮かんでいる。今までのモチーフとは違った感じの作品だ。
■ギャラリーたぴお「コレクトマニア 2th」。出品者の作品というよりはコレクションを展示する形式の展覧会。美術展のチケット、化石、土器の破片、ペプシのキャップ人形、絵本等。自分だったら何を出品するか考えてしまう。とはいえ、そんなに本格的に集めているものってなくて、多分、普通の人より圧倒的に持っているのは、文庫本の帯だと思う。
■芸術の森美術館「さっぽろ・昭和30年代」。あまり見たことのない絵画と美術評論家なかがわ・つかさの展覧会評(新聞記事から作成したボード)があり、かなり見るのに時間がかかった。途中に「タイムトラベル札幌散歩」という、昭和の札幌を写すDVDがあり、ステーションデパート、テアトルポー、五番館(屋上の遊園地)等懐かしい風景が見られた。狸小路の東端に、エッフェル塔のような広告塔が建っていたのは初めて見た。
一木万寿三「リンゴの木・サッポロ」:山の手界隈から街を見下ろし、遠くにはテレビ塔も見える風景。
谷口一芳「街景」:石炭ボイラーの煙が上がる札幌の街。ちょっと前までは石炭が使われていたのだ。
浅野「休火山」:暗緑色の山肌と、どこか火を暗示させるような暗い赤がちらりと見えるのが良い。
米谷雄平「一人」:奇怪な人物が一人立つ。寂しくもあるし、厳しい姿でもある。
堀内掬夫「作品FU-1」:新しい命を感じさせる浮遊感のある作品。
彼の展覧会評というのはかなり辛辣で、形としてまとまっている/驚きがない、消化がよくされていない/通俗的、平板/絵肌が荒れている等と、ああいえばこういう状態なのだが、多分、画は好きだったのだろうとは思う。自分で描いていないのに、人に嫌われてまで思いっきり言うというのは、好きだという証拠なのだろう。
■さいとうギャラリー「尾形香三夫陶芸展」。いつも驚かされる展覧会。これまでの「眩暈」シリーズに続いて、「波動」という作品が出品されていた。
■三越ギャラリー「平松佳和作品展」。注目すべき作家だと思う。小品はそれほど高くなかったので、「買い」ではないだろうか。
「水母」:鉛筆画でわずかなピンク色(水彩)がつけられている。
「記憶」:化石の魚を描いた感じ。手に入れたくなる雰囲気がある。
■札幌サンプラザ「北区のアーティスト展」。
佐藤武「暮れゆく大地「君に捧げる」」:大地に大きな穴があき、中空に巨大なカーネーションが浮かんでいる。今までのモチーフとは違った感じの作品だ。
■ギャラリーたぴお「コレクトマニア 2th」。出品者の作品というよりはコレクションを展示する形式の展覧会。美術展のチケット、化石、土器の破片、ペプシのキャップ人形、絵本等。自分だったら何を出品するか考えてしまう。とはいえ、そんなに本格的に集めているものってなくて、多分、普通の人より圧倒的に持っているのは、文庫本の帯だと思う。