三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

絶望的な総理候補たち

2011年08月28日 | 政治・社会・会社

昔流行った飼い犬で、キャンキャンワンワン吠えるだけで、いざとなると尻尾を巻いて逃げだすスピッツという犬がいました。煩わしい上に腹立たしい犬です。前原誠司はまさにスピッツみたいな男です。八ッ場ダムの事業中止を明言したのに、その後利権に群がる事業者や官僚、補償を求める住民などの推進派の圧力に屈して尻すぼみ。ダムを作って土地を水に沈めるとなると、必ず相当な被害者が出ます。そして推進している途中で中止する場合も相当な被害者が出ます。いずれにしろ、誰かが血を流さざるを得ないなら、歯を食いしばって信念を貫くべきでした。しかし前原の行動を見ると、歯を食いしばるどころか、もともと信念などなかったのではないかと疑わしい部分があります。もしかして八ッ場ダムの事業中止は思いつきで言ってみたのかもしれない。それでは菅直人となんら変わりはありません。その後は外国人からの献金がばれてへらへらと大臣を辞任したかと思うと、疑惑も晴れないうちに今度は民主党の代表に立候補するという厚顔無恥ぶりを発揮しました。スピッツ以下です。

泣き虫大臣でおなじみの海江田万里は、経産省の役人に持ち上げられて、のこのこと佐賀まで行って「玄海原発を再開しましょう、国が責任を持ちます」と無責任発言。「国が責任を持つ」というときの「国」って一体誰のことでしょうか?玄海原発に臨界事故があっても海江田万里がひとりで事態を収拾できるのか? 結局何の覚悟も熟考もないままに「国が責任を持ちます」なんて軽々しく口にして、そのあとのことは国民が割を食えばいいとでも思っているのでしょう。この無責任さは菅直人となんら変わるところはありません。そして原発再開を勧めに行って戻ったら「俺はそんなこと言ってねえよ」と菅から梯子を外されて泣き出すという体たらく。

こんな人たちが次期総理だなんて、本当に泣きたくなるのは国民でしょう。

日本には、絶対に未来はありません。みんな早く死にましょう。首つりは実は苦しくないと言います。喉に掛けずに顎のほうにかけて頸動脈が閉まるようにすれば、案外簡単に逝くことができます。
私は何も食べずに餓死するのが理想ですが、そこまでの強い意志の強さがありません。餓死で死ぬことができるほど意志の強い人が総理大臣になってほしいですね。そして軍事力に頼ることなく、アメリカに堂々と物を言ってその属国たる今の立場を脱してほしいものです。