NHKマイルカップの結果
1着クラリティスカイ 〇
2着アルビアーノ 無印
3着ミュゼスルタン ▲
馬券は2着のアルビアーノがヌケでハズレ。
◎ヤングマンパワー 6着
〇クラリティスカイ 1着
▲ミュゼスルタン 3着
注アヴニールマルシェ 4着
△ダノンメジャー 11着
ニュージーランドT組はグランシルクの5着が最高で、馬券の対象になった3頭はみんな別路線組でした。クラリティスカイはスタートをポンと出て、そのまま4番手を進みました。直線でも何の不利もなく抜け出して、ただ回ってきたら勝っちゃったという勝ち方です。実はこういう勝ち方が一番強いのかもしれません。3連勝の牝馬アルビアーノは柴山騎手がそれほど行かない感じの乗り方でした。前に行ったレンイングランド、タガノアザガルを先に行かせて3番手のマイペースという進め方でした。外からマテンロウハピネスが出ようとしましたが、結局出きれずにそのまま下がってしまいました。ペースは前半の800mが47秒2で後半が46秒3ということで、時計から見るとレベルが高い一戦とは言えません。しかし前に行った2頭が16着と18着なので、それほど楽なペースでもなかったとは思います。3番手につけたアルビアーノは展開的にもっとも有利でした。これで負けるのは勝ち馬が強かったということです。1番人気のグランシルクは互角のスタートから中段前目の内を走りました。もっとも効率的な走りをしたのはこの馬です。直線は先に抜け出したクラリティスカイのすぐ後ろにいて、ニュージーランドTの末脚ならそこから突き抜けていたところですが、だらだら坂の東京コースが向いていないのか、あまり伸びてきません。代わって外から追い込んできたのがミュゼスルタンとアヴニールマルシェの2頭。しかしアルビアーノも交わせず3着と4着。遅めの平均ペースのマイル戦では展開が後ろ過ぎました。
本命にしていたヤングマンパワーはミュゼスルタンの外にいて、白と黒のシャドウロールが一緒に伸びてきたときには馬券が7-12-14で決まるかもしれないと一瞬夢を見ましたが、結果は6着でした。1番人気から5番人気が掲示板に並んだレースで、10番人気のこの馬はよく頑張ったほうだと思います。シャドウロールをもっと大きくするなどして、もう少し頭を下げて走れると成績も上がるのではないかと思うのですが、シロウト考えですみません。
さて来週はヴィクトリアマイルG1です。
牝馬は格よりも調子というのが昔からの格言で、中山記念勝ちのヌーヴォレコルトと中山牝馬S勝ちのバウンスシャッセが中心で、マイラーズカップで上がり31秒9という驚異的な時計を記録したディアデラマドレが東京コースでどれだけ迫るかというところが見所だと思います。 楽しみですね。