東京優駿G1です。
◎リアルスティール
〇ドゥラメンテ
▲サトノラーゼン
△レーヴミストラル
△ポルトドートウィユ
△ミュゼスルタン
先日「Chappie」という映画を見ました。ハリウッドのB級娯楽作品で、世界観も人間観察も何もないお笑いアクション映画だったのが非常に残念でしたが、こんな映画に悪役っぽい役どころで出演していたのがヒュー・ジャックマンです。2013年の正月映画「レ・ミゼラブル」では主役のジャンバルジャンを堂々と演じていたのに、変な役柄を引き受けたものだと奇異に感じていました。なぜヒュー・ジャックマンの話を出したかと言いますと、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、2012年の正月映画「リアルスティール」に主演していたのもヒュー・ジャックマンでした。
映画のタイトルを馬名にした活躍馬は、ディープインパクトやシックスセンス、オレハマッテルゼなどがいます。かつて「リアルスティール」で主役を張ったヒュー・ジャックマンが5月公開のB級映画に出たのも何かの縁だと思いまして、リアルスティールを本命にしました。
というのはもちろん冗談で、リアルスティールのように長くいい脚を使う馬は、東京コース向きです。できれば4コーナーを5番手以内で回ってほしいと思っています。共同通信杯でドゥラメンテを完封していますし、皐月賞はほとんど勝っていました。この馬が3着より下に落ちることは考えづらいと思います。
好タイム勝ちした皐月賞馬ドゥラメンテは対抗以下に落とせませんが、皐月賞の爆発的な末脚はどう見てもマイラーの瞬発力です。レースが平均ペース以上の流れで進み、それなりのスタミナが要求される展開だとドゥラメンテの出番はなくなるでしょう。
その場合に台頭するのが2000mを超す距離を勝ってきたサトノラーゼンやレーヴミストラル。押さえは京都新聞杯2着馬できさらぎ賞でルージュバックの2着がある良血馬ポルトドートウィユと、休み明けのスプリングSを叩いてNHKマイルカップを3着、さらに上昇の見込めるミュゼスルタンとしました。
印を打ってから気づいたのですが、ディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒ばかりの6頭です。今年のダービーはディープ、キンカメ、ディープ、キンカメで決まりそうです。
馬券は◎リアルスティール1頭に絞った3連単マルチ(13-1、6、7、14、15)60点勝負。
今回リアルスティールがダービーを勝つと、馬名に映画の作品名をつけるのが流行して、2年後に「チャッピー」という馬がデビューするかもしれませんね。