三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース結果~NHKマイルカップ

2016年05月08日 | 競馬

NHKマイルカップの結果

1着メジャーエンブレム 無印
2着ロードクエスト   無印
3着レインボーライン  無印

私の印
◎ストーミーシー  9着
〇ハクサンルドルフ 6着
▲アーバンキッド  16着
△イモータル    11着
△ティソーナ    17着

上位3頭を無印にしたことと印の馬の着順から、散々なハズレ
1番人気のメジャーエンブレムが快勝し、皐月賞組のロードクエストが2着という結果。あれこれと欠点を見つけ出そうとしていたのは結局消したいための難癖に過ぎなかった訳です。大橋巨泉が競馬評論をしていたときに、競馬は1に格、2に調子と言っていたことを思い出します。それに従えば1着馬と2着馬は買えた訳ですが、穴馬は買えなくなります。もどかしいところです。
印をつけた馬では、ハクサンルドルフの6着が最先着でした。ロードクエストから1馬身後ろから追い出し、一緒に大外を回りましたが、差をつけられてしまいました。ロードクエストの33秒8に次ぐ2番目に速い33秒9の末脚で最後にまた差を詰めていることがこの馬の将来性に僅かな望みを残します。
ストーミーシーは後方から不利もなく進み、直線で大外に出しましたがそこからの伸びがなく、バテた馬を交わしはしましたが、さらに後方から来た馬に抜かれて9着。上がり1位を続けていましたが、レースの格とレベルが低かったということです。
アーバンキッドは先行していい位置につけたのに、直線ではズブズブになってしまいました。調子が悪かったのか距離が長かったのか。巻き返しには結構時間がかかりそうです。
イモータルは気性難ですね。今後はハイペースで進む短距離レースに的を絞るのがいいでしょう。
ティソーナは出遅れて後方2番手を進み、最後までその位置でした。こちらも短距離向きでしょう。

さて来週はヴィクトリアマイルです。素直にミッキークイーンショウナンパンドラルージュバッククイーンズリングあたりでしょうか。


NHKマイルカップ~ストーミーシー

2016年05月08日 | 競馬

NHKマイルカップG1です。

府中のマイル戦とあって、ゴール前の決め手勝負になりそうです。そこで各馬の過去3走の上がり順位を調べてみました。左から前走、前々走、3前走です。

1 シュウジ 12位 9位 2位
2 エクラミレネール 5位 10位 8位
3 アーバンキッド 3位 4位 1位
4 メジャーエンブレム 5位 3位 8位
5 ロードクエスト 5位 2位 1位
6 ティソーナ 2位 3位 2位
7 トウショウドラフタ 1位 1位 1位
8 イモータル 3位 6位 5位
9 シャドウアプローチ 8位 3位 3位
10 ダンツプリウス 3位 4位 2位
11 ペルソナリテ 11位 11位 1位
12 ハクサンルドルフ 1位 1位 1位
13 シゲルノコギリザメ 10位 4位 13位
14 ブレイブスマッシュ 1位 12位 3位
15 ストーミーシー 1位 2位 1位
16 カネノイロ 9位 3位 2位
17 ブランボヌール 8位 13位 3位
18 レインボーライン 4位 4位 6位

ポイントは、たとえ上がりタイムがメンバー中1位でも着順が悪ければ価値がないということ。レースの格も大いに関係します。そこで上がり順位に着順をプラスし、レースの格をG1=0、G2=2、G3=4、オープン戦=6、条件戦=8、新馬、未勝利戦=10として数字を合計してみました。

1 シュウジ 28 14 6(48)
2 エクラミレネール 10 20 19(49)
3 アーバンキッド 9 13 9(31)
4 メジャーエンブレム 9 8 9(26)
5 ロードクエスト 13 7 5(25)
6 ティソーナ 9 12 12(33)
7 トウショウドラフタ 6 8 10(24)
8 イモータル 9 15 13(37)
9 シャドウアプローチ 11 8 10(29)
10 ダンツプリウス 6 10 9(25)
11 ペルソナリテ 30 25 7(62)
12 ハクサンルドルフ 10 11 12(33)
13 シゲルノコギリザメ 19 11 29(59)
14 ブレイブスマッシュ 7 28 12(47)
15 ストーミーシー 5 12 12(29)
16 カネノイロ 26 12 13(51)
17 ブランボヌール 16 31 6(53)
18 レインボーライン 11 9 16(36)
※(カッコ内)はレースの格を加味した3走の合計。少ないほど成績が優秀で安定していることを示します。

合計が40以上の馬と前走が11以上の馬を消すと、残るのが8頭。太字にしました。
見かけ上で最も成績が優れているのはトウショウドラフタで、合計が24とメンバー中最小値。過去3戦はすべて上がり1位で勝利しています。しかし3走とも差し馬有利になりやすい1400mのレースで、平均ペースで流れる1600mに必要な器用さに欠ける気がします。同じコースのサウジアラビアカップで7着に負けているのも気になります。
次は合計が25で前走が6のダンツプリウス。成績としては安定していますが、レース振りからするとジリ脚のように思えます。G1でゴール前の強さを発揮できるかが課題。
そして合計26で前走が9のメジャーエンブレム。ルメール騎手が桜花賞の乗り方を反省して前に出していくようなら、内にシュウジ、外にシゲルノコギリザメがいるのでハイペースに巻き込まれる恐れがあります。かといって控えるようだと差し比べになって、やはりこの馬には不利になります。今回は乗り方が難しい。
驚いたことに合計が4番目の成績になったのはストーミーシーでした。前走は5でメンバー中1位です。ニュージーランドトロフィのレースレベルが問題にされますが、中山で1分33秒台なら平均の水準です。ゴール前の足は際立っていました。
アーバンキッドは前走がメジャーエンブレムと同じ9で、先行してスマートオーディンの2着、上がりが3位なら上々の結果と言えるでしょう。
ティソーナは合計が33で前走が9。ここ3走の上がりは2位、3位、2位と安定しています。ここ2戦は1400mですが、府中マイルは2戦して2連対。うまく先行できればというところでしょう。
イモータルは前走の共同通信杯2着が優秀ですが、休み明けがちょっと心配。
ハクサンルドルフは今年2月のデビュー。スタートで置かれる癖があるような感じがやや不安ですが、直線では弾むようなフットワークでぐいぐい伸びてきます。 

◎ストーミーシー
〇ハクサンルドルフ
▲アーバンキッド
△イモータル
△ティソーナ

本命は前走の数値が5と最小だったストーミーシーにしました。強敵は3走連続上がり1位のハクサンルドルフ。毎日杯でスマートオーディン相手に上がり33秒0の脚で粘ったアーバンキッドが単穴。東京コースが得意そうなイモータルと連勝中のティソーナが抑え。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△の3連単フォーメーション(3、12、15-3、6、8、12、15)の36点勝負。