期限切れ牛丼冷凍パック、詰め替えて期限改ざん…愛媛の2社 2008年8月12日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080812-OYT1T00396.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200808120034.html
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/today/news/20080812k0000e040044000c.html
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080812/crm0808121043007-n1.htm
愛媛県の冷凍食品加工会社など2社が、東京都内の食品輸入会社から仕入れた賞味期限切れの冷凍の牛丼の具のパックなど計約27トンを再加工し、賞味期限を改ざんするなどしたとして、同県は食品衛生法に基づき、改善勧告した。
2社は「東京の会社に頼まれてやった」と認め、うち約1・5トンは大阪市内の卸会社に販売された。一部は業務用として流通しているが、健康被害の届け出はないという。
県の発表によると、2社は伊方町の冷凍食品加工業「セトフーズ」と、今治市の食品加工会社「マックスプロダクト」。県は情報提供を受け、5、6日に、両社を立ち入り調査した。
セ社は5月から今月にかけて13回、東京の輸入会社から賞味期限切れの牛丼パック(1袋155グラム入り)など計約24・5トンを仕入れて解凍。100袋分を1袋にして箱詰めし、再凍結させて、新たに賞味期限を1年後と改ざんしたラベルを張り、約22・3トンを東京の輸入会社に送った。
仕入れ時点ですでに1年前に賞味期限が過ぎていたものもあった。セ社は県に「賞味期限の日付は東京の会社からファクスで指示を受けた。流通先は知らない」としている。
マ社は1月以降22回、東京の輸入会社から賞味期限切れの牛丼パック約3・3トンを仕入れ、タマネギなどの具材を加えて再加工し、計約4・9トンを東京の輸入会社に送り返した。マ社は県に「賞味期限が過ぎているのは知らなかった」としているという。
東京の輸入会社は東京都の調査に「予想以上に売れなかったのでセ社に偽装を指示し関西方面に出荷した」と説明しているという。
「賞味期限を見る習慣なかった」 期限切れ牛丼の出荷会社 2008年8月13日 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080812/sty0808122007004-n1.htm
賞味期限が切れた牛丼の具を再調理し、出荷していた愛媛県今治市の食品加工業「マックスプロダクト」の鈴木克己社長(57)が12日、記者会見し、「賞味期限を見る習慣がなかった。ちゃんと確認しておけばよかった」と謝罪した。
県の調べでは、マックスプロダクトはことし1月から8月上旬、東京の食品輸入業者「アイ・ビー・シー」の指示で、賞味期限が切れた家庭用冷凍食品の牛丼の具(1袋155グラム)を約2.2トン、賞味期限が改竄(かいざん)された牛丼の具の再製品を約1トンそれぞれ購入。
袋を開封、タマネギや調味料などと合わせて加熱調理した上で1袋1キロのケースにして再凍結し、商品約4.9トンをア社に出荷していた。再製品は同県伊方町の「セトフーズ」が、ア社から仕入れた同じ冷凍食品を開封し、うその賞味期限が記載された段ボール箱に詰め替えたものだった。
最近は小麦の相次ぐ高騰の影響で、パンやパスタの値段が大幅に上昇したこともあり、ご飯食の復権の気配もある中、『○丼の素』といった食材の売れ行きも好調ですが、賞味期限偽装問題はとうとう『牛丼レトルト』の世界でも発覚してしまいました。
まあ賞味期限偽装といってもレトルト食品ですから、元々本来の保存限度からは余裕をもって賞味期限を設定しているでしょうし、結果的に健康被害等の実害は出ていないようですが、そういった事情を割り引いても、平気で賞味期限を改ざんしたラベルを貼るなんて消費者を裏切るとんでもない行為。
それにしても、偽装2社のうちの1社のマックスプロダクト社長の「賞味期限を見る習慣がなかった。ちゃんと確認しておけばよかった」発言は、どうせ取り繕うためだけの大嘘発言なのだとは思いますが、仮にも食品加工業の最高経営責任者の地位にあるものの発言としては絶対に許せませんね~(怒!
業者にとっても小売からは納入価格を叩かれるなど、いろいろと不満を抱えているのかもしれませんが、それはまともな商品を納入しているから初めて対等に意見をぶつけることができるわけで、賞味期限偽装を行うような業者に文句を言う資格などありませんし、こういういい加減な業者には、取引銀行から経営を監視できる人材を送り込むなど、会社の体質を抜本的に変えて行く必要性が急務だと思います。
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080812-OYT1T00396.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200808120034.html
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/today/news/20080812k0000e040044000c.html
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080812/crm0808121043007-n1.htm
愛媛県の冷凍食品加工会社など2社が、東京都内の食品輸入会社から仕入れた賞味期限切れの冷凍の牛丼の具のパックなど計約27トンを再加工し、賞味期限を改ざんするなどしたとして、同県は食品衛生法に基づき、改善勧告した。
2社は「東京の会社に頼まれてやった」と認め、うち約1・5トンは大阪市内の卸会社に販売された。一部は業務用として流通しているが、健康被害の届け出はないという。
県の発表によると、2社は伊方町の冷凍食品加工業「セトフーズ」と、今治市の食品加工会社「マックスプロダクト」。県は情報提供を受け、5、6日に、両社を立ち入り調査した。
セ社は5月から今月にかけて13回、東京の輸入会社から賞味期限切れの牛丼パック(1袋155グラム入り)など計約24・5トンを仕入れて解凍。100袋分を1袋にして箱詰めし、再凍結させて、新たに賞味期限を1年後と改ざんしたラベルを張り、約22・3トンを東京の輸入会社に送った。
仕入れ時点ですでに1年前に賞味期限が過ぎていたものもあった。セ社は県に「賞味期限の日付は東京の会社からファクスで指示を受けた。流通先は知らない」としている。
マ社は1月以降22回、東京の輸入会社から賞味期限切れの牛丼パック約3・3トンを仕入れ、タマネギなどの具材を加えて再加工し、計約4・9トンを東京の輸入会社に送り返した。マ社は県に「賞味期限が過ぎているのは知らなかった」としているという。
東京の輸入会社は東京都の調査に「予想以上に売れなかったのでセ社に偽装を指示し関西方面に出荷した」と説明しているという。
「賞味期限を見る習慣なかった」 期限切れ牛丼の出荷会社 2008年8月13日 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080812/sty0808122007004-n1.htm
賞味期限が切れた牛丼の具を再調理し、出荷していた愛媛県今治市の食品加工業「マックスプロダクト」の鈴木克己社長(57)が12日、記者会見し、「賞味期限を見る習慣がなかった。ちゃんと確認しておけばよかった」と謝罪した。
県の調べでは、マックスプロダクトはことし1月から8月上旬、東京の食品輸入業者「アイ・ビー・シー」の指示で、賞味期限が切れた家庭用冷凍食品の牛丼の具(1袋155グラム)を約2.2トン、賞味期限が改竄(かいざん)された牛丼の具の再製品を約1トンそれぞれ購入。
袋を開封、タマネギや調味料などと合わせて加熱調理した上で1袋1キロのケースにして再凍結し、商品約4.9トンをア社に出荷していた。再製品は同県伊方町の「セトフーズ」が、ア社から仕入れた同じ冷凍食品を開封し、うその賞味期限が記載された段ボール箱に詰め替えたものだった。
最近は小麦の相次ぐ高騰の影響で、パンやパスタの値段が大幅に上昇したこともあり、ご飯食の復権の気配もある中、『○丼の素』といった食材の売れ行きも好調ですが、賞味期限偽装問題はとうとう『牛丼レトルト』の世界でも発覚してしまいました。
まあ賞味期限偽装といってもレトルト食品ですから、元々本来の保存限度からは余裕をもって賞味期限を設定しているでしょうし、結果的に健康被害等の実害は出ていないようですが、そういった事情を割り引いても、平気で賞味期限を改ざんしたラベルを貼るなんて消費者を裏切るとんでもない行為。
それにしても、偽装2社のうちの1社のマックスプロダクト社長の「賞味期限を見る習慣がなかった。ちゃんと確認しておけばよかった」発言は、どうせ取り繕うためだけの大嘘発言なのだとは思いますが、仮にも食品加工業の最高経営責任者の地位にあるものの発言としては絶対に許せませんね~(怒!
業者にとっても小売からは納入価格を叩かれるなど、いろいろと不満を抱えているのかもしれませんが、それはまともな商品を納入しているから初めて対等に意見をぶつけることができるわけで、賞味期限偽装を行うような業者に文句を言う資格などありませんし、こういういい加減な業者には、取引銀行から経営を監視できる人材を送り込むなど、会社の体質を抜本的に変えて行く必要性が急務だと思います。