「消えた年金」支給受けた生活保護世帯、札幌市が返還要求 2008年9月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080926-OYT1T00668.htm
「消えた年金」の支給を受けた札幌市厚別区の生活保護世帯に対し、札幌市が支給額と同額の保護費を返還するよう求めていたことが、26日わかった。
この世帯は「返還請求は不当」として、北海道に不服審査請求を行った。審査請求は12日付。
同市保護指導課によると、この世帯は2005年11月から生活保護を受けている。今年7月、03年2月から今年5月の約5年間で年金の一部が支給されていなかったことが発覚し、計約29万円の支給を受けた。
生活保護法では、債権や不動産など資力があるにもかかわらず、現金がないために生活保護を受けた場合、後で資力分やその間に支給された保護費を返還することを定めている。
う~ん。不服審査を行った当事者には残酷なことを言うようですが、生活保護の原資が全額国から支給(元々は我々が支払った税金)している以上は、私も臨時収入があれば、その分を充当(返還請求)するのが筋だと思いますし、もし裁判に訴えたとして、その訴えが認容されるようなことになると、生活保護法の基本理念が脅かされることにもなりかねないだけに、あっけなく棄却されると思うんですけどね…。
今は児童扶養手当も、シングルマザーが元夫から養育費を貰う場合は、その8割を収入とみなして減額する規定が導入されるくらい、お国の財政も厳しい状況ですし、そんな訴えを認めているようではセーフティネットの公平性も保てなくなりかねないだけに、仮に法律の場で争ったところで非常に厳しい戦いになるのではないでしょうか…。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080926-OYT1T00668.htm
「消えた年金」の支給を受けた札幌市厚別区の生活保護世帯に対し、札幌市が支給額と同額の保護費を返還するよう求めていたことが、26日わかった。
この世帯は「返還請求は不当」として、北海道に不服審査請求を行った。審査請求は12日付。
同市保護指導課によると、この世帯は2005年11月から生活保護を受けている。今年7月、03年2月から今年5月の約5年間で年金の一部が支給されていなかったことが発覚し、計約29万円の支給を受けた。
生活保護法では、債権や不動産など資力があるにもかかわらず、現金がないために生活保護を受けた場合、後で資力分やその間に支給された保護費を返還することを定めている。
う~ん。不服審査を行った当事者には残酷なことを言うようですが、生活保護の原資が全額国から支給(元々は我々が支払った税金)している以上は、私も臨時収入があれば、その分を充当(返還請求)するのが筋だと思いますし、もし裁判に訴えたとして、その訴えが認容されるようなことになると、生活保護法の基本理念が脅かされることにもなりかねないだけに、あっけなく棄却されると思うんですけどね…。
今は児童扶養手当も、シングルマザーが元夫から養育費を貰う場合は、その8割を収入とみなして減額する規定が導入されるくらい、お国の財政も厳しい状況ですし、そんな訴えを認めているようではセーフティネットの公平性も保てなくなりかねないだけに、仮に法律の場で争ったところで非常に厳しい戦いになるのではないでしょうか…。