「他人の座敷に踏み込むな」と橋下発言に不快感 2010年2月12日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100211-OYT1T00239.htm
神戸市の矢田立郎市長は10日の記者会見で、16日に開港4年を迎える神戸空港について、大阪府の橋下徹知事が「結果からみれば失策だ」と発言したことに対し、「自分の考えがあるのだろうが、他人の座敷に踏み込んでくるのはよろしくない」と不快感を示した。
記者会見で矢田市長は、1982年に市が空港計画試案を発表して以降、建設議論を進めてきた経緯を強調し、「反対派もいた中で意見がとりまとめられた。そういうこともきちんと整理した上でみつめていただきたい」と注文した。
(参考記事)神戸空港は失策、市民もそんな指導者選んだとの認識を 橋下知事 2010年1月28日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100127/lcl1001272322004-n1.htm
大阪府の橋下徹知事は27日、定例記者会見で、関西国際、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港問題をめぐり「神戸空港は失策。神戸市民もそういうことを決めたリーダーを選んだという認識を持ってほしい」と、空港建設の経緯などを批判。「兵庫県知事や神戸市長も失策と認めてほしい。大阪府も関空を造ったときに伊丹空港を処理しなかったことは失策だった」と持論を展開した。
橋下知事は伊丹廃港が神戸空港の活性化にもつながると主張。「(神戸市の)矢田立郎市長こそが伊丹廃港と言うべき。もっと政治家として行動してもらいたい」と述べた。伊丹廃港をめぐって意見が対立している兵庫県の井戸敏三知事についても「神戸空港をどうしたいのかというビジョンがみえない」と攻撃した。
またこの日、知事に当選してから2年となったことに関連し、橋下知事は「子育てや福祉についての選挙公約のなかには、僕の勉強不足で府ではなく市町村がやるべき事業を掲げていたものもあり、大きく方向転換をした」と公約撤回に言及。今後、取り組む意思のない公約については「やらない理由はちゃんと説明しないといけない」と、事情説明する考えを示した。
(参考記事)神戸空港は「結果から見れば失策」…橋下知事 2010年1月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100128-OYT1T00101.htm?from=main6
大阪府の橋下徹知事は27日の記者会見で、2月に開港4年を迎える神戸空港について、「結果から見れば(神戸空港は)失策だ」と述べた。
大阪(伊丹)空港を廃止すれば、利用が低迷している関西、神戸両空港に路線が集まるとし、「(伊丹空港廃止は)本来なら、井戸敏三・兵庫県知事や矢田立郎・神戸市長が率先して言うべきだ」と語った。井戸知事と矢田市長は関西3空港の共存を主張している。
神戸空港、2年連続の実質赤字へ 日航撤退で収入大幅減 2010年2月4日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/business/update/0204/OSK201002040082.html
神戸市が管理する神戸空港の運営収支が、2010年度予算で2年連続の実質赤字になることが分かった。会社更生手続き中の日本航空が5月末で完全撤退し、着陸料収入が大幅に減ることが響いた。空港整備に充てた借金返済も増加傾向で、収支改善の見通しは立たない。
神戸空港には現在、航空4社が羽田や福岡など6路線27往復を運航する。このうち、4路線8往復の日本航空が5月末で撤退し、収入の柱の着陸料(09年度約6億9千万円)は約2億4千万円(約35%)の減収となる見込みだ。
スカイマークが7月から12月にかけて4路線9往復を就航させると発表しているが、航空機の小型化などで、09年度の着陸料収入は需要予測の4割と低迷している。市債の返済額も09年度の約11億3千万円から10年度は約14億円、3年後には約20億円に増加すると予測している。
このため10年度は数億円の収入不足になる見込みで、不足分は開港当初の05~08年度の黒字分を積み立てた財政調整基金を取り崩す。09年度予算でも約7億9千万円の基金のうち約3億2千万円を取り崩すことにしている。
神戸空港利用者、開港から4年連続予測下回る 2010年2月6日 読売
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_airport2__20100205_2/story/20100205_yol_oyt1t01095/
神戸空港の開港4年目(2009年2月~10年1月)の利用者数が前年同期より約37万人少ない231万6815人となり、過去最低となったことが、神戸市のまとめでわかった。
市の需要予測(年間319万人)も4年連続で下回った。新型インフルエンザの流行や航空機の小型化が響いた。日本航空が5月までに全面撤退することが決まっており、5年目も厳しい状況が続きそうだ。
航空会社別の利用者は、日航が88万1584人(38・1%)で最多。全日空は86万2760人(37・2%)で、スカイマーク56万670人(24・2%)、天草エアライン1万1801人(0・5%)。昨年2月に鹿児島便を廃止した日航は前年同期比約21万人減、仙台便を廃止した全日空も13万人減となった。今年はスカイマークが12月までに札幌や鹿児島など4路線9便を増便する計画だが、小型機のため、日航の撤退分を補うのは難しいとみられる。
市は「引き続き利便性を訴え、路線や便数の拡充、利用促進に努めたい」としている。
就航したばかり…スカイマーク、神戸-福岡線を4月から運休 2010年2月11日 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100210/biz1002102302045-n1.htm
新興航空会社スカイマークは10日、2月1日に就航したばかりの神戸-福岡線を4月11日で運休する、と発表した。3月に開港する茨城空港(茨城県小美玉市)と神戸空港を結ぶ路線を4月16日に就航させることに伴う「機材繰りのため」(スカイマーク)という。神戸-福岡線は、1日1往復または2往復している。
伊丹廃止反対派(というより、なんで赤字の関空のとばっちりで黒字の伊丹を廃止しなければならないの? と思うごくごく一般的な庶民なだけだと思いますが…)の私から見れば、神戸空港を管轄する神戸市の矢田市長が橋下徹知事の「(神戸空港について)結果からみれば失策だ」発言に対してどう反応するのか、結構気になっていたのですが、「他人の座敷に踏み込むな」と矢田さんは完全にブチ切れてしまったようですね…(滝汗
まあ、神戸市の矢田市長と言えば、昨年の10月25日に行われた市長選挙でも、(8年前及び4年前にライバル候補をダブルスコアあるいはそれ以上の大差で下してきたのとは打って変わって)今回も民主党の支持という強固な支持基盤を得ながら獲得票数は16万4030票に留まり、46歳の新人樫野孝人氏にまさかまさかの7852票の僅差まで追い込まれる有様。
共産党の候補者の票数(61765票)も合わせれば、実質的な支持率は4割強しかない状態ですし、『これ以上余計な火の粉を振るな!』というのが矢田さんのまさに本音ではないでしょうか…。
加えて矢田氏といえば、59年に神戸市職員となってから空港室長、助役を経て市長になっている叩き上げなだけに、政界に進出して2年しかたたない橋下氏など、矢田さんから見れば赤子も同然。そんな橋下氏に空港問題を語られるなど不愉快極まりないと思いますし、これまでは必死に冷静さを装い大人の対応を通してきたものの、とうとう堪忍袋の尾が切れたのが実態ではないかと思います。
神戸空港と言えば、4年連続で利用見通しが予想を下回ったところに、日本航空が撤退を発表し、続いてスカイマークが就航したばかりの神戸―福岡便を4月11日から運休すると発表するなど、悪材料ばかり…。
強引なだけがウリの方は得てして空気が読めず、橋下氏はまさにその筆頭で平気で他人の虎の尾を踏むタイプだと思いますし、私が矢田さんの立場でも(大阪のそれも大阪駅から南の地域のことしか考えていない橋下氏には)本気でブチ切れていたと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100211-OYT1T00239.htm
神戸市の矢田立郎市長は10日の記者会見で、16日に開港4年を迎える神戸空港について、大阪府の橋下徹知事が「結果からみれば失策だ」と発言したことに対し、「自分の考えがあるのだろうが、他人の座敷に踏み込んでくるのはよろしくない」と不快感を示した。
記者会見で矢田市長は、1982年に市が空港計画試案を発表して以降、建設議論を進めてきた経緯を強調し、「反対派もいた中で意見がとりまとめられた。そういうこともきちんと整理した上でみつめていただきたい」と注文した。
(参考記事)神戸空港は失策、市民もそんな指導者選んだとの認識を 橋下知事 2010年1月28日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100127/lcl1001272322004-n1.htm
大阪府の橋下徹知事は27日、定例記者会見で、関西国際、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港問題をめぐり「神戸空港は失策。神戸市民もそういうことを決めたリーダーを選んだという認識を持ってほしい」と、空港建設の経緯などを批判。「兵庫県知事や神戸市長も失策と認めてほしい。大阪府も関空を造ったときに伊丹空港を処理しなかったことは失策だった」と持論を展開した。
橋下知事は伊丹廃港が神戸空港の活性化にもつながると主張。「(神戸市の)矢田立郎市長こそが伊丹廃港と言うべき。もっと政治家として行動してもらいたい」と述べた。伊丹廃港をめぐって意見が対立している兵庫県の井戸敏三知事についても「神戸空港をどうしたいのかというビジョンがみえない」と攻撃した。
またこの日、知事に当選してから2年となったことに関連し、橋下知事は「子育てや福祉についての選挙公約のなかには、僕の勉強不足で府ではなく市町村がやるべき事業を掲げていたものもあり、大きく方向転換をした」と公約撤回に言及。今後、取り組む意思のない公約については「やらない理由はちゃんと説明しないといけない」と、事情説明する考えを示した。
(参考記事)神戸空港は「結果から見れば失策」…橋下知事 2010年1月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100128-OYT1T00101.htm?from=main6
大阪府の橋下徹知事は27日の記者会見で、2月に開港4年を迎える神戸空港について、「結果から見れば(神戸空港は)失策だ」と述べた。
大阪(伊丹)空港を廃止すれば、利用が低迷している関西、神戸両空港に路線が集まるとし、「(伊丹空港廃止は)本来なら、井戸敏三・兵庫県知事や矢田立郎・神戸市長が率先して言うべきだ」と語った。井戸知事と矢田市長は関西3空港の共存を主張している。
神戸空港、2年連続の実質赤字へ 日航撤退で収入大幅減 2010年2月4日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/business/update/0204/OSK201002040082.html
神戸市が管理する神戸空港の運営収支が、2010年度予算で2年連続の実質赤字になることが分かった。会社更生手続き中の日本航空が5月末で完全撤退し、着陸料収入が大幅に減ることが響いた。空港整備に充てた借金返済も増加傾向で、収支改善の見通しは立たない。
神戸空港には現在、航空4社が羽田や福岡など6路線27往復を運航する。このうち、4路線8往復の日本航空が5月末で撤退し、収入の柱の着陸料(09年度約6億9千万円)は約2億4千万円(約35%)の減収となる見込みだ。
スカイマークが7月から12月にかけて4路線9往復を就航させると発表しているが、航空機の小型化などで、09年度の着陸料収入は需要予測の4割と低迷している。市債の返済額も09年度の約11億3千万円から10年度は約14億円、3年後には約20億円に増加すると予測している。
このため10年度は数億円の収入不足になる見込みで、不足分は開港当初の05~08年度の黒字分を積み立てた財政調整基金を取り崩す。09年度予算でも約7億9千万円の基金のうち約3億2千万円を取り崩すことにしている。
神戸空港利用者、開港から4年連続予測下回る 2010年2月6日 読売
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_airport2__20100205_2/story/20100205_yol_oyt1t01095/
神戸空港の開港4年目(2009年2月~10年1月)の利用者数が前年同期より約37万人少ない231万6815人となり、過去最低となったことが、神戸市のまとめでわかった。
市の需要予測(年間319万人)も4年連続で下回った。新型インフルエンザの流行や航空機の小型化が響いた。日本航空が5月までに全面撤退することが決まっており、5年目も厳しい状況が続きそうだ。
航空会社別の利用者は、日航が88万1584人(38・1%)で最多。全日空は86万2760人(37・2%)で、スカイマーク56万670人(24・2%)、天草エアライン1万1801人(0・5%)。昨年2月に鹿児島便を廃止した日航は前年同期比約21万人減、仙台便を廃止した全日空も13万人減となった。今年はスカイマークが12月までに札幌や鹿児島など4路線9便を増便する計画だが、小型機のため、日航の撤退分を補うのは難しいとみられる。
市は「引き続き利便性を訴え、路線や便数の拡充、利用促進に努めたい」としている。
就航したばかり…スカイマーク、神戸-福岡線を4月から運休 2010年2月11日 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100210/biz1002102302045-n1.htm
新興航空会社スカイマークは10日、2月1日に就航したばかりの神戸-福岡線を4月11日で運休する、と発表した。3月に開港する茨城空港(茨城県小美玉市)と神戸空港を結ぶ路線を4月16日に就航させることに伴う「機材繰りのため」(スカイマーク)という。神戸-福岡線は、1日1往復または2往復している。
伊丹廃止反対派(というより、なんで赤字の関空のとばっちりで黒字の伊丹を廃止しなければならないの? と思うごくごく一般的な庶民なだけだと思いますが…)の私から見れば、神戸空港を管轄する神戸市の矢田市長が橋下徹知事の「(神戸空港について)結果からみれば失策だ」発言に対してどう反応するのか、結構気になっていたのですが、「他人の座敷に踏み込むな」と矢田さんは完全にブチ切れてしまったようですね…(滝汗
まあ、神戸市の矢田市長と言えば、昨年の10月25日に行われた市長選挙でも、(8年前及び4年前にライバル候補をダブルスコアあるいはそれ以上の大差で下してきたのとは打って変わって)今回も民主党の支持という強固な支持基盤を得ながら獲得票数は16万4030票に留まり、46歳の新人樫野孝人氏にまさかまさかの7852票の僅差まで追い込まれる有様。
共産党の候補者の票数(61765票)も合わせれば、実質的な支持率は4割強しかない状態ですし、『これ以上余計な火の粉を振るな!』というのが矢田さんのまさに本音ではないでしょうか…。
加えて矢田氏といえば、59年に神戸市職員となってから空港室長、助役を経て市長になっている叩き上げなだけに、政界に進出して2年しかたたない橋下氏など、矢田さんから見れば赤子も同然。そんな橋下氏に空港問題を語られるなど不愉快極まりないと思いますし、これまでは必死に冷静さを装い大人の対応を通してきたものの、とうとう堪忍袋の尾が切れたのが実態ではないかと思います。
神戸空港と言えば、4年連続で利用見通しが予想を下回ったところに、日本航空が撤退を発表し、続いてスカイマークが就航したばかりの神戸―福岡便を4月11日から運休すると発表するなど、悪材料ばかり…。
強引なだけがウリの方は得てして空気が読めず、橋下氏はまさにその筆頭で平気で他人の虎の尾を踏むタイプだと思いますし、私が矢田さんの立場でも(大阪のそれも大阪駅から南の地域のことしか考えていない橋下氏には)本気でブチ切れていたと思います。