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「手当より仕事」自民、参院選で公約案

2010-04-19 05:29:21 | Weblog
「手当より仕事」自民、参院選で公約案 2010年4月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100415-OYT1T00020.htm
 自民党は14日、党本部で政権政策委員会を開き、夏の参院選の公約となる政策綱領の論点整理案をまとめた。
 「手当より仕事」を掲げ、民主党政権がとる子ども手当などの直接給付型の施策の代わりに、医療、介護、環境などの成長分野で雇用を創出するような施策に重点を置く姿勢を示した。最近の国政選挙の公約では初めて、「集団的自衛権の行使を可能にする安全保障基本法の制定」を目標として明示した。
 政策綱領は、暮らし、持続的成長、真の政治主導など6分野で構成されている。
 経済政策としては、「誰もが働く場を得られる雇用の実現」を掲げている。社会保障制度では、「信頼、安心できる年金制度」「まさかの場合に頼れる医療」を打ち出している。
 ただ、消費税率引き上げなどの税制改正は今回の論点整理案には盛り込まれておらず、引き続き協議する。
 また、外国人地方参政権や夫婦別姓制度の導入に反対する考えを明記した。
 政治改革では、鳩山首相の元秘書らが起訴された事件を受け、公職選挙法改正を念頭に、「政治家の違法行為を秘書の責任にできないよう、政治家の監督責任を強化する」とした。

 ◆自民党参院選政策綱領の論点整理案骨子◆
 ▽「手当より仕事」を目指し、仕事の創出により地域で暮らせる安心社会を実現
 ▽集団的自衛権行使を可能とする安全保障基本法を制定
 ▽世界トップレベルの学力と日本に誇りが持てる教育再生
 ▽国会議員定数の大幅削減と公務員の天下り根絶
 ▽外国人地方参政権、夫婦別姓の導入に反対




 う~ん。『手当より仕事』はまだ良いとしても、自民党がなぜここまで夫婦別姓の導入反対に拘るのかがよくわかりません…???
 そもそも夫婦別姓制度というのは、別に『夫婦は別々の姓を名乗りなさい』と命令しているのではなく、単に別の姓を名乗る権利を保障しようというだけのもの。 
 日本では95%以上(一説には97%とも…)の方が結婚の際に夫の姓に合わせている現実を考慮すると、名前が変わることで女性の側が仕事を続ける上での様々な局面での負担や事務手続きの煩雑さも半端ではないと思いますし、まあ保守バリバリの男性や、与謝野氏や平沼氏が立ち上げた新党の『たちあがれ日本』あたりが主張するのならばまだわからなくもないのですが、与党である民主党を追撃するはずのNO2が打ち出す骨子としては、あまりにもお粗末なように思います。
 恐竜が環境変化に耐えられずに絶滅したように、日本も環境の変化に柔軟に対応していかなければ、国際競争力を維持していくことも難しいと思いますが、与党に返り咲く可能性も(わずかながら)まだ残されている自民党だからこそ、もう少し柔軟な発想を持って欲しいものだと思いますね。

「市議は楽な商売」阿久根市長が市広報紙で

2010-04-19 05:22:38 | Weblog
「市議は楽な商売」阿久根市長が市広報紙で 2010年4月17日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100417-OYT1T00277.htm
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が、市の広報紙「広報あくね」4月号の市長コラムで、市議について「間違いなく楽な商売」「人はカネを貰(もら)いすぎると他人の痛みに鈍感になる」などと独自の主張を展開している。
 反市長派が多数を占める市議会を批判する記述だが、市長は自身のブログで裁判官の給与一覧を公開するなどの厚遇批判を展開したばかりで、再び物議を醸しそうだ。
 コラムは「陣痛から生まれる命」と題し、市議会の仕事について「間違いなく楽な商売。年間30日もせずに415万円ほどいただく」「議会には本当の議論は一切ない。誰にでもつとまる」などと記述。市議会が、市長の公約だった給食費の半額補助を予算案から削減したことなどを挙げ、「職業議員の高すぎる報酬が社会の痛みを感じる感覚を鈍くさせている」との持論を展開している。
 市職員と民間企業などに勤める市民との年間給与を比較したグラフも掲載し、「官民格差の現実は日本中でひた隠しにされており、公式には官民格差が無いことになっている」などと公務員の厚遇も批判している。
 これに対し、反市長派の市議は「市議の仕事は市議会だけではなく、報酬額も高いとは思わない」と反論した上で、「市議会をボイコットし、説明責任を放棄するような市長に社会の痛みを論ずる資格があるのか、大いに疑問だ」と首をかしげる。
 市議会事務局によると、昨年1年間の議員報酬(議長除く)は396万円。市議会本会議への年間出席日数は計20日前後だが、ほかに常任、特別委員会や市内外の公式行事などへの出席もあるという。
 広報紙は市内を中心に計1万500部配布。読売新聞は竹原市長にコメントを求めたが、市長は「報道の取材は受けない」と答えた。



 ふ~ん。『じゃあ、大切な予算会議を欠席するなど、市議以上に(公僕としての)仕事を放棄して、しかも市長という自治体で一番の高給取りのくせに、他人の批判ばかり自分のブログで書き立てているだけのあんたは一体何なんだ!!!』と思わず突っ込みを入れたくなりますし、市の広報にこのような私見がこもりまくった文章を載せること自体、職権濫用もいいところだと私は考えますが、阿久根市民も、この輩(竹原市長)の暴走をいつまで野放しにしておくつもりでしょうか…(溜息

 まあ、市議レベルならば、当然ながら議員とは別の本業(通常は時間の都合が利く自営業)くらい持っているでしょうし、私も議員と呼ばれる人が報酬に見合った仕事をしているかどうかについては(別にこの阿久根市に限らず)本来ならばもっと議論されても良いことだと思いますが、この輩(竹原市長)だってかって自分が経営し、現在は実妹が社長をしている会社に在籍し続けています(多分何らかの名目で報酬も貰っているんでしょうね…)し、結局は他人を叩くことで、自身に向けられている落札価格漏洩疑惑(*注)から逃れたいだけではないかという気がしてなりません。

*注: 阿久根市では、竹原市長が市長就任前に社長を務めていた三笠興産という土木工事会社(現在は市長の妹が社長に就任)が市発注の公共工事を最低価格と1円差で落札。
 一番低い落札価格を掲示した会社は最低制限価格とされる446万0476円を下回って失格し、二番目に安い価格を掲示した竹原氏の家族が経営する「三笠興産」が掲示した価格が最低制限価格より1円だけ高い446万0477円で落札。三番目に安い価格を掲示した会社は446万0481円と三笠興産との価格差はわずか4円で、最低落札価格は市長しか知らされていないことから、最低落札価格を市長自らが漏らした可能性が疑われています → 3月20日 読売参照 この記事は当ブログでも3月22日に取り上げています→ http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/b90ecce2346c018961203e12c7a0b9b7

 まあ、この輩の暴走は今更どうしようもないとしても、もっと厄介なのは市役所そのものの組織が恐怖政治に陥るあまり、職員が自分の頭で考えることを拒否し始めていること。
 オーナーがワンマン暴走の限りを尽くしたあげく、経営破綻した企業にはまま見られる現象ですが、阿久根市でも予算会議への出廷拒否理由に『市長の許しがないから…』などと「自分は言われる通りにきちんとやっているのだから、最終責任は命令を出している命令者だ」とばかり責任逃れをする管理職が続出していますし、このままではたとえ財政的には再建できても、組織そのものが自分で物事を考えて行動することをしなくなるモラルダウンも甚だしい組織に変貌してしまい、その立て直しに何年もかかってしまうのではないかという別の危惧をどうしても感じずにはいられません。
 (私自身も含め)批判するだけなら誰にでもできますが、組織を引っ張るリーダーには何よりも人望が必要。阿久根市にふさわしいリーダーが現れて真の意味での組織改革を行ってくれることを願ってやみません。

普天間移設:徳之島で反対集会 1万5000人が参加

2010-04-19 05:17:02 | Weblog
普天間移設:徳之島で反対集会 1万5000人が参加 2010年4月19日
毎日 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100418k0000e040034000c.html
日経 http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381E491E3EAE2E2E38DE3EAE2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100418-OYT1T00369.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100418/plc1004180810006-n1.htm
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0418/SEB201004180017.html
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設候補地とされる鹿児島県徳之島の亀津新漁港(徳之島町)で18日、移設反対を訴える集会が開かれ、住民や島内3町長らが参加した。主催側は目標の1万人を上回る1万5000人が参加と発表した。「移設反対」のプラカードを掲げた参加者は「長寿、子宝、癒やしの島に米軍基地はいらない」との大会決議を採択し、移設反対の民意を鳩山政権に突きつけた。
 島内の徳之島、天城、伊仙の3町や島内の団体でつくる「徳之島への米軍基地移設反対協議会」が主催した。同島の人口は3町合わせて約2万6000人だが、大会の数日前からは集落の区長や防災無線、街頭宣伝車などを通じ島民の参集を呼びかけたほか、島外から労働組合など団体の関係者も駆けつけた。参加者数は先月28日に開かれた集会の4200人(主催者発表)を大幅に上回った。
 集会では、行政や女性団体など計16団体の代表らが次々に登壇し「移設反対」をアピール。大久保明・伊仙町長が「この集会で、移設できないことを政府は確信するだろう。島を守るため、頑張っていこう」と呼びかけると、会場を埋め尽くした島民から大きな拍手が湧き起こった。
 集会には、地元選出の徳田毅衆院議員(自民、鹿児島2区)ら国会議員や社民党県議が出席。公明党衆院議員もメッセージを寄せたが、民主党国会議員の出席やメッセージはなかった。徳田氏は奄美地方振興の予算減額を引き合いに出し「振興策を盾に基地を受け入れろというのか。島民を愚ろうしている」と鳩山政権を強く批判。共産党の仁比聡平参院議員も「普天間をどこに移転しても同じ苦しみを与える」と国外移設を強く訴えた。

民主・鹿児島県連、徳之島移転案の撤回要求 2010年4月18日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100418-OYT1T00106.htm
 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、民主党鹿児島県連は17日夜、鹿児島市内で緊急常任幹事会を開き、政府が検討している鹿児島県・徳之島へのヘリ部隊移転案について、政府に撤回を求めることを決めた。
 県連幹部によると、夏の参院選を前に、徳之島をはじめとする奄美群島などで民主党に対する反発が強まっており、県連内部でも移設について地元に説明しない政府に批判が上がっている。
 県連関係者は「地元の意向を踏まえたうえで、県連として白紙撤回を求めていく」と話している。

普天間移設、徳之島に正式要請へ 地元は反発、難航必至 2010年4月19日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY201004180309.html
 鳩山政権は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として検討している鹿児島県徳之島について、今月中にも県や同島の3町の首長に正式に受け入れを要請する方向で調整に入った。米側が地元の同意が交渉入りの前提との姿勢を崩していないため、5月末までの決着のために、早期に地元との交渉を始める必要があると判断した。
 だが徳之島では18日、主催者発表で1万5千人が集まる大規模な反対集会が開かれ、「移設に断固として反対する」とする決議を採択した。伊仙町の大久保明町長が「政府が移設を打診してくれば、墓穴を掘る」と述べるなど、徳之島、天城、伊仙の3町長はいずれも強く反発。伊藤祐一郎県知事も反対を表明しており、難航は必至だ。
 これまで政権は、米側との実務者協議で具体的な移設案をまとめた上で候補地に正式提案する考えだった。
 鳩山政権は、普天間のヘリコプター部隊の大半を徳之島に、残りをキャンプ・シュワブ(沖縄県名護市など)陸上部にヘリポートを建設して移設する案を検討している。
 だが、米側は地元合意のない案については協議できないとの立場。日本側関係者によると、鳩山由紀夫首相が12日にワシントンでオバマ米大統領に協力を求めた際、大統領は「努力をしているのですね」と進展を求めて念押しした。首相自身も米側の厳しい雰囲気を感じているという。政府の正式な意思表示がないことで地元に混乱を招いているとの判断もあり、交渉を動かす方針に転換した。
 普天間問題に関係する一部の閣僚は、すでに地元への正式な要請に向けた協議を開始。25日に沖縄で予定されている県内移設反対集会後で調整している。政府高官の一人は「移設先は徳之島しかない」と明言。「政府が説明しないままこのような事態になっている。何も言わずにいると5月になる。とにかく表に出すことが必要だ」と述べた。




 う~ん。徳之島への米軍基地移設に反対する方が1万5000人も集まったと言っても、中には軍事力を保持することそのものに反発する島の外に住む活動家や近隣の島の島民も加わってるでしょうし、1万5000人という人数そのものは多少は割り引いて考える必要はあると思いますが、それでも島の人口が約2万7000人ですから、飲食店を営んでいるなど地元振興策に直接利害の絡む方などを除いた方の大半が反対運動に参加したことになるでしょうし、地元の3町長も揃って反対では、正式に要請したところでそれこそ時間のムダに終わるでしょうね…(汗
 通常、原発基地や軍基地を移設しようとするような場合は、自治体の首長なり町の有力者を賛成派に巻き込んで、地道に反対派を説得していく内部工作が不可欠ですが、その程度のことさえ行わないで軍基地を強引に移設しようとすること自体に無理がありますし、鳩山首相としては、『とりあえず県外移設への努力をしたけど、猛反発を食らいダメでした 沖縄のかた ごめんなさい』といったポーズでも取りたかったのだとは思いますが、これでは逆効果もいいところ。
 騒動に巻き込まれた徳之島もたまったものではありませんが、肝心のアメリカを不信感に陥らせたツケは(特に経済面や外交面で)随分重いものになりそうです。

(11日の選挙)伊万里市長に塚部氏3選/曽場尾氏届かず 佐賀

2010-04-19 05:15:18 | Weblog
(11日の選挙)伊万里市長に塚部氏3選/曽場尾氏届かず 2010年04月11日 毎日
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004110003
 伊万里市長選は11日投開票され、無所属現職の塚部芳和氏(60)が、無所属新顔の弁護士、曽場尾雅宏氏(45)を破り3選を果たした。投票率は68・69%(前回無投票、前々回72・54%)。得票は塚部氏17620、曽場尾氏13838。
 故・黒澤明監督の記念館建設の誘致を継続すべきかどうかの判断が注目された。塚部氏は「私自身は建設は非常に難しいと思う」としながら、市が中止すれば建設主体の黒澤明文化振興財団に払った権利金約1億円が戻ってこなくなることを挙げ、「市民の不利益にならないように解決したい」と説明。180を超える団体から推薦を受けるなど、組織戦で勝ち抜いた。
◆佐賀県伊万里市 市長選挙結果
当17620 塚部芳和=無現<3>
 13838 曽場尾雅宏=無新


  前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 佐賀県伊万里市は、県西部にある伊万里焼・有田焼で有名な人口5.7万人程の市で、市長選は2002年4月から2期8年現職を務めた60歳の塚部芳和氏に対して、45歳と1回り半若い弁護士の曽場尾雅宏氏が挑みましたが、
 「公的病院の統合を進め、高度救急医療を提供する」と訴えた現職の塚部芳和氏が17620票を獲得し、
 「職員人件費1割、他の予算も原則2割カットする」と行財政改革を訴え13838票を獲得した曽場尾雅宏氏 に4700票以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

(11日の選挙)武雄市長に樋渡氏3選/谷口氏を退ける  佐賀

2010-04-19 05:12:31 | Weblog
(11日の選挙)武雄市長に樋渡氏3選/谷口氏を退ける 2010年04月11日 朝日
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001004110002
 武雄市長選は11日投開票され、無所属現職の樋渡啓祐氏(40)が、無所属新顔で元県立博物館長・美術館長の谷口優氏(63)=民主推薦=を破り、3選を果たした。投票率は79・20%だった。得票は樋渡氏18170、谷口氏13718。
 2008年末に行われた武雄市民病院の民間移譲を巡る出直し選を含め、4年間で3回目の選挙。樋渡氏は民間移譲による病院の経営改善効果や、レモングラスやイノシシなどの特産品の知名度アップに取り組んだ成果を訴え、支持された。20人近い市議候補者からの応援を受けた。
◆佐賀県武雄市 市長選挙結果
当 18170 樋渡啓祐=無現<3>
  13718 谷口優=無新<民>


 前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
佐賀県武雄市は、2006年3月に隣接する山内町・北方町と合併した県西部に位置する人口5万人程の市で、市長選は4年前の首長選では20693票を獲得し、かって市長を2期務め12642票を獲得した古庄健介氏を破って当選を決め、2年前の辞職&出直し選挙でも15739票を獲得し(12945票を獲得した)古庄健介氏を退けた現職の樋渡啓祐氏に対して、民主が推薦する元県立博物館長・美術館長の谷口優氏が挑戦しましたが、
 「地域運営のバスを無償提供する」と約束した樋渡啓祐氏が18170票を獲得し、
 「税金、水道料金引き下げを検討する」と訴え13718票を獲得した谷口優氏 に4400票以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。
 まあ、樋渡啓祐氏が40歳に対して、谷口氏は2割以上年上の63歳。現職に余程のマイナスポイントでもなければ結果もほぼ予想がついていたと思いますが、再選を決めた樋渡啓祐氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。

(11日の選挙)三好市長に俵氏 新顔2氏破り再選 徳島

2010-04-19 05:10:31 | Weblog
(11日の選挙)三好市長に俵氏 新顔2氏破り再選 2010年04月12日 朝日
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001004120004
 三好市長選と市議選(定数24)は11日投票された。即日開票の結果、市長選は現職の俵徹太郎氏(66)が仁尾健治(61)、喜志久(59)の両氏を破り、再選を果たした。新議員の顔ぶれも決まった。当日有権者数は2万7025人。市長選の投票率は84.53%(前回は85.69%)だった。市議選当選者の内訳は、現職19人、新顔5人。
◇確定得票数は次の通り。
当11966 俵徹太郎=無現<2>
 10250 仁尾 健治=無新
   179 喜志  久=無新



 前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 徳島県三好市は、2006年3月に、三野町・池田町・山城町・井川町・東祖谷山村・西祖谷山村が新設合併して誕生した人口3万人程の香川県や高知県と県境を接する県西部の市で、市長選は現職の俵徹太郎氏に対して、前市議会議長の仁尾健治氏、土木業の喜志久氏の2新人が挑戦しましたが、
 「この4年間、新しい三好市の建設のためにまい進した」と実績をアピールすると共に、子育て環境の整備や産業振興による雇用確保、地産地消のシステム作りなどの公約を掲げ「子、孫にも引き継いでいける持続性が必要。皆で豊かな市を作ろう」と呼び掛けた現職の俵徹太郎氏が11966票を獲得し、
 「疲弊している市の現状に危機感を抱いた」として『働く場所がない』『病院に行く手段がない』との市民の不満を受け止め「市政交代」「チェンジ」を訴え10250票を獲得した仁尾健治氏 に1700票あまりの差をつけて再選を決めました。
 「子どもたちの未来が開けるような教育にしたい」と訴えると共に、市街地活性化策として、空き店舗の文化施設への再利用を主張。「大切にするのは人の輪。地域で助け合える三好市にする」と独自の草の根運動を行った喜志久氏は知名度の低さもあったのか179票と完全に伸び悩み。
 再選を決めた俵徹太郎氏は次の4年間でどのような実績を打ち出してくれるのでしょうか…。

(11日の選挙)仙頭香南市長が再選 高知

2010-04-19 05:08:13 | Weblog
(11日の選挙)仙頭香南市長が再選 2010年04月12日 高知
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=257954&nwIW=1&nwVt=knd
 いずれも任期満了に伴う香南市長選挙(市議会議員とのダブル選挙)、高岡郡四万十町長選挙、幡多郡黒潮町長選挙は11日投票が行われ、即日開票の結果、今後4年間のかじ取りを託すリーダーが決まった。
 香南市長選挙は現職の仙頭義寛氏(64)=野市町中ノ村=が7851票を獲得し、再選を果たした。新人で元県警刑事部長の上田瀧雄氏(66)=野市町みどり野=は2218票差で涙をのみ、新人で元県議会議員の森雅宣氏(61)=野市町東野=も届かなかった。任期は16日から4年間。
◇確定得票数は次の通り
当7851 仙頭義寛=無現<2>
 5633 上田瀧雄=無新
 5006 森 雅宣=無新


 前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 香南市(こうなんし)は、2006年3月に、赤岡町・香我美町・野市町・夜須町・吉川村が合併して誕生した人口3.3万人程の市で、市長選は4年前の初代市長選挙で、旧町長同士の争いを制した仙頭義寛氏(旧野市町長の仙頭義寛氏が11075票を獲得し、旧夜須町長で8886票を獲得した清藤真司氏を破り初代市長に就任)に対して、前県議の森雅宣氏、元県警刑事部長の上田瀧雄氏の両氏が挑戦しましたが、
 「初代市長として旧5町村の融和を図り、地域の特性を生かしながら、まちづくりを懸命にやってきた」と1期目の実績を強調すると共に、今後の重点課題として農業と福祉の支援を挙げ、「1次産業を元気にするため、農産物のブランド力を高め、大都市に売り出していく。0歳児保育を市全域に拡大し、香南市を高知県で一番安全で安心、活気のある街にしたい」と述べた現職の仙頭義寛氏が7851票を獲得し、
 「長年にわたる県警での勤務、退職後に携わった民間企業での経営経験を市政に生かしたい」とこれまでの経歴をアピールすると共に、自らのマニフェストに掲げた中学3年生までの医療費の無料化について「政策の第一は子ども、子育て世代の支援。子どもたちの将来と香南市の未来のため、全力で応援したい」と述べると共に、経済政策では農業や漁業の支援を強調し、「一次産品をブランド化し、その研究や販売、流通の拠点を作る。観光客でにぎわう市場も創設したい」と説明し、市長退職金の廃止や市長給与の20%カットを訴え、「利権やしがらみと関係ない香南市を作る」と訴え5633票を獲得した上田瀧雄氏、
 「よりよい発展を掲げて4年前に市政がスタートしたが、今では同じ市内で格差が生まれ、財政赤字が膨らむ結果となった。農業や漁業など、市の基幹産業が停滞し、地域経済が疲弊している」と指摘し「これを再生し、質の高い行政を市民に提供できる改革をおこない、活気に満ちた香南市を再生したい」と訴え5006票を獲得した森雅宣氏
 を破り再選を決めました。

(11日の選挙)浅口市長に栗山氏 岡山

2010-04-19 05:04:37 | Weblog
(11日の選挙)浅口市長に栗山氏 2010年04月13日 朝日
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001004130002
 浅口市長選は11日投票、即日開票され、元県議の栗山康彦氏(55)が初当選した。当日有権者数は3万793人、投票率は77・12%(前回79・56%)。20議席を争った市議選も当選者が決まった。
 栗山氏は金光・鴨方・寄島の3町合併に伴う前回市長選で、鴨方町長だった田主智彦(現浅口市長)氏に敗れた。以来4年、1軒1軒訪ねて対話を重ね、選挙戦では合併後の各地域の不協和音解消などを訴えた。当選を祝おうと集まった支援者に「やっとスタート台。皆さんの声に耳を傾け、一体感、平等感のある市をつくりたい」と抱負を語った。
★岡山県浅口市 市長選挙結果
当12710 栗山康彦=無新<1>
 10750 姫井 成=無新



 前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 浅口市は、2006年3月に鴨方町・金光町・寄島町の3町が合併して発足した倉敷市と笠岡市の中間に位置する人口3.6万人程の市で
 4年前の前回選挙で、13325票を獲得してライバル候補の栗山康彦氏(11269票)を退けて前鴨方町長から初代浅口市長に就任した現職の田主智彦氏が出馬を見送ったため、前回も挑戦した55歳の栗山康彦氏と元医院長で68歳の姫井成氏による2新人の争いとなりましたが、
 市制施行4年後もまだ旧3町間の垣根の高さを感じる。「合併した自治体では不協和音も出がちだが目配りが足りない。土木・建築の公共投資のバランスも特定の地域に偏っていた」と批判すると共に、「現場で市民のみなさんとコツコツと対話を重ねたが、聞こえるのは負の言葉ばかり。なんとかしなければいけないという思いが日々、強くなった」と熱意を語り▽子どもから高齢者まで安全・安心に暮らせるまちづくり。保育園、幼稚園の2人目以降の無料化▽企業誘致や地場産業育成による若者の雇用確保▽福祉バスの充実による高齢者の交通手段の確保 などの公約を掲げた 栗山康彦氏が12710票を獲得し、
 教育・文化行政を重視し、小中学校の英語教育などを推し進めた現職、田主智彦市長の路線継承を約束すると共に、「まだ浅口市の市民意識は育っていない。旧町ごとの行事を一体化するなど市民の融合に向けて不断の努力を続けたい」と訴え、▽市全域の医療機関の有効活用し、ガン検診や認知症早期発見のための検診で検診率100%にする▽サッカー場や公式のグラウンドゴルフ競技場の充実も図り、スポーツと予防医療両面で市民の健康を支えることを目指すと訴え17年間市内で続けた診療所を後進に譲って立候補して10750票を獲得した姫井成氏 
 を破り2度目の挑戦で見事初当選を決めました。
 新市長となる栗山氏はどのような市政の舵取りを行ってくれるのでしょうか…。

(11日の選挙)鳥取市長選、自公推薦の竹内功氏が3選

2010-04-19 05:02:07 | Weblog
(11日の選挙)鳥取市長選、自公推薦の竹内功氏が3選 2010年4月12日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100411-OYT1T00530.htm
 鳥取市長選は11日投開票された。
 現職の竹内功氏(58)(無=自民、公明推薦)が、新人で元朝日新聞記者の砂場隆浩氏(46)(無=民主、社民推薦、共産支持)を大差で破り、3選を果たした。
 得票は、竹内氏が4万7322票、砂場氏が2万6953票で、投票率は48・34%(前回37・70%)だった。
 自民、公明両党の推薦を得た竹内氏は、企業誘致や観光振興などを進めた2期8年の実績を強調。石破・自民党政調会長(衆院鳥取1区)の後援会組織の全面支援も受けて終始、選挙戦を優位に進めた。
 砂場氏は市政の変革を訴えたが、鳩山政権の支持率が低迷する中、厳しい戦いとなり、知名度の低さも響いた。
 竹内氏は鳥取市出身。旧建設省を経て鳥取県の企画部長などを務め、2002年4月の市長選で初当選した。
★鳥取市 市長選挙結果
当 47322 竹内功
  26953 砂場隆浩



 前日18日ではなく11日の首長選で、投稿時期をいささか逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお送りしたいと思います。
 鳥取市は県東部に位置する人口19.8万人程の県庁所在地で、2004年11月に国府町・福部村・河原町・用瀬町・佐治村・気高町・鹿野町・青谷町を編入合併した人口19.8万人の市で、市長選は自民・公明の推薦を受け3戦を目指す現職の竹内功氏に対して、民主・社民の推薦と共産の支持を受けた砂場隆浩氏が挑みましたが、
 農林水産物のブランド化や高速道路を生かした企業誘致などの経済対策を掲げ、「景気対策と地域の命を守るため公共事業を拡大する」と訴えた現職の竹内功氏が47322票を獲得し、
 学校給食の無料化や病児保育の制度拡充など子育てや福祉重視の公約を示し、「財源確保に向けて事業仕分けを導入し、無駄を省く」と訴え26953票を獲得した砂場隆浩氏
 に2万票以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 まあ、現職の竹内氏は58歳とこの規模の自治体の首長としてはまだ若手に入る部類でしょうし、挑戦した砂場氏は1回り若いとはいえ、支持母体の民主党が混迷を続けているようでは、思うように支持が集まららなかったのも無理もないところ。
 正直ここまで差が開くのは少々意外でしたが、結果そのものは予想の範囲内だったように思います。