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牛丼チェーンが、うなぎメニューで激突

2010-06-11 20:37:52 | Weblog
牛丼チェーンが、うなぎメニューで激突 2010年5月31日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100531/biz1005311701014-n1.htm
 吉野家が1日から売り出す「うな丼」(2枚盛) 大手牛丼チェーンで「うな丼」商戦が本格化する。「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスは31日、「うな丼」を6月1日から売り出すと発表。「すき家」のゼンショーも6月8日に発売すると発表した。日ごろは牛丼の販売競争でしのぎを削る牛丼2強が、夏の伝統的なスタミナ食「うなぎ」でも激突する。
 吉野家のうな丼は、ふっくら香ばしく焼き上げたうなぎに、こだわりのたれを絡めたのが特徴。うなぎの半切れが1つ盛られた「並盛」(500円)のほか、今年は2切れの「2枚盛」(800円)も用意した。
 一方、すき家は全5品のうなぎメニューを用意した。価格は、昨年より全メニューとも10円引き下げ、うな丼が580円、うなぎ半きれと牛肉が盛られた「うな牛」を710円で販売する。
 すき家は、昨年12月に牛丼並盛価格を280円に値下げした後、好調ぶりを維持。一方、並盛価格を380円に据え置いたままの吉野家は、客数が4月まで14カ月連続で前年を割り込むなど集客面の苦戦が続いている。

2枚盛りもある吉野家のうな丼 2010年06月05日 J-CAST
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_yosinoya__20100605_2/story/20100605jcast2010268108/
 吉野家は、「うな丼」を2010年6月1日から販売している。
 今年からうなぎを2枚乗せた「2枚盛」の販売を始めた。価格は「並盛」が500円、「2枚盛」が800円。販売は8月上旬(予定)までの期間限定。

「タワーチーズバーガー」パティ追加、何枚でも 2010年05月31日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100531-OYT1T00790.htm
 ハンバーガーチェーンのロッテリアは31日、客の注文しだいでパティ(肉)とチーズを何枚でも追加できる「タワーチーズバーガー」を6月22日から発売すると発表した。
 コンビニ弁当などで人気のボリューム感のある商品に対抗する。
 「ダブルチーズバーガー」(260円)に、パティとチーズ1組(100円)ずつ追加できる。10段で1060円になるが、7月16日までは990円で提供する。
 10段1個で摂取するカロリーは、成人男性の1日の目安に近い1823キロ・カロリーに達するため、食べ過ぎには注意が必要といえそうだ。

うわさの「タワーバーガー」10段1823キロカロリーの満足度 2010年06月08日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/backnumber/n_lotteria__20100608_3/story/08fujizak20100608015/
 肉とチーズが融合したタワーチーズバーガー
 ハンバーガーチェーンのロッテリアが今月1日に発売した「タワーチーズバーガー」。肉とチーズの量を1段100円単位で自由に調節可能なハンバーガーで、最高は10段(990円)。10段重ねなら、サラリーマンが1日に必要なカロリーが一度に摂取できるといい、「売り切れ店も出るほどの人気」(同社)らしいが、果たして多忙な企業戦士の“兵糧”となるのか、実際に食べてみた。
 同社は「ダブルチーズバーガー」(260円)の派生として、タワーチーズバーガーを発売。広報担当者は「実は上限は設けていない。乗せられる範囲でなら、ご希望に添います」。巨大化は「お客さまの要望が強かった」ためだという。
 来月16日までは10段を990円(通常1060円)の割引価格で提供する。同社によると、10段で1823キロカロリー。年齢や体重、1日の運動量にもよるが、デスクワークのサラリーマンが1日に必要とする熱量に匹敵するという。ちなみに吉野家の牛丼(並)は380円で1杯667キロカロリー。タワーチーズバーガーは牛丼3杯弱の栄養を一度に、それも安く平らげることができる計算になる。
 果たして、その計算通りなのか? 早速「1日1食」を試してみた。
 当時は朝食をパス。腹ペコ状態で午後1時半すぎに東京・神保町のロッテリアを訪れた。10段を注文すると、店員は「きょうの分は終わりました。5段ならできます」。近くのお茶の水駅前店でも「10段の材料が午後1時ごろになくなってしまった」と言われた。
 先の広報担当者は「全店で10段が1日10個は出ている。客層が若い店舗では20個近く出て、材料を切らしてしまう店舗もあります」と言う。たしかに、神保町やお茶の水は学生街だけに、売り切れ続出のようだ。そこで銀座に移動し、数寄屋橋交差点近くの銀座クリスタルビル店で、ようやくタワーにありついた。
 注文してわずか3分ほどでできあがり。底面積は意外にも手のひらに乗るコンパクトさだが、高さは10センチ以上。包み紙を開けるとチーズが溶けて壁のようになった巨大なバーガーが出現した。さすがにバランスを保つことは難しく、しばらくするとタワーは左に崩れてきた。
 あわてて口に運ぶ。まず上のパンと1、2段分の肉を一緒に食べた。そこまではOKだが、その後が大変。残った山盛りの肉とチーズは、ひとかたまりに融合しつつある。おはしや食器もないので、手づかみで食べるしかない。臨席で談笑していたサラリーマン2人から、凍りつくような視線が刺さった。
 手や口の周りがベチャベチャになりながら、完食。当然、満腹で夕食は抜いたが、結局、就寝前には空腹感に襲われた。
 定食評論家の今柊二さんは「10段はチャレンジングな感じで、日常的な食べ物とは思えない。一種のパーティーフーズでしょう。最近の40代以上のサラリーマンは、食べ過ぎると眠くなるので昼食を軽めにする人が増えています」と語る。
 管理栄養士の酒井美貴さんも「1日1個という食べ方は栄養が偏る。食事は1日3、4回に分けて小刻みに食べるもの。食間が空くほど体が食べ物を欲して、逆に食べる量が増えてしまう」と指摘。タワーチーズバーガーは、ハレの日に食すのがよさそうだ。





 はぁ…(汗 牛丼大手は、こんどはうなぎメニューで激突ですか…。まあ、中国産うなぎが入ってくることで、スーパーでもうな丼がお手頃な価格で売られるようになりましたし、看板メニューの牛丼で租利益が稼げない以上、いかに租利益を稼ぐか考えた上での苦肉の策なのでしょうが、吉野家の場合は期間限定とすることで、あえて希少価値を狙う戦略というのもあるのかもしれませんね…。
 一方、ロッテリアのタワーチーズバーガーは…。う~ん。ロッテリアは以前もマクドナルドとの価格競争で敗れているというのに、また同じ方向でマクドナルドに勝負をしかけるとは無謀というか何と言うか…(汗
 確かに健康ブームの反動で、このような商品に人気が出るのも事実ですが、ビジネス街や学生の多い地区など店舗を絞って行うというのならばまだしも、めったに注文が入らない店で、いきなり注文が入った時の運用の混乱が目に浮かびますし、個人的にはこういう商品は期間限定ならまだしも、定番メニューとしてはどうかとも思うんですけどね…。