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85地点で猛暑日…福井県小浜市は38・1度

2011-08-15 06:28:32 | Weblog
85地点で猛暑日…福井県小浜市は38・1度 2011年8月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110814-OYT1T00284.htm
 日本列島は14日も本州を中心に朝から気温が上がり、全国920の観測地点のうち85地点で最高気温35度以上の猛暑日となった。
 福井県小浜市では、同市の観測史上最高となる38・1度を記録。このほか、京都府舞鶴市で37度、岐阜県多治見市で36・9度、福島市や群馬県館林市などで36・7度となった。
 東京都心でも33・6度を記録した。
 気象庁は15日も東北や関東甲信地方で、最高気温が35度以上になるところがあると予想されることから、高温注意情報を出し、熱中症への注意を呼びかけている。


 う~ん。福井の小浜といい京都府舞鶴といい海辺に位置する町で、盆地でもないこの街はフェーン現象といった特別な理由でもなければ、その日の最高気温記録地域になることはかなり珍しいと思うのですが、その小浜え38.1度、舞鶴でも37度ですか…(吃驚
 今日も暑くなりそうですし、くれぐれも熱中症には気をつけると共に、体調によってはエアコンの使用もためらわないようにしてほしいと思います。

過疎の町がコンビニ経営 買い物難民対策に宅配も

2011-08-15 06:23:47 | Weblog
過疎の町がコンビニ経営 買い物難民対策に宅配も 2011年8月12日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0812/OSK201108110269.html
 コンビニエンスストア大手のローソンが12日、過疎に悩む広島県神石(じんせき)高原町にオープンする。「買い物難民」対策として町などが出資する第三セクターが経営する初の試みで、ローソン側も過疎地展開のモデルにしたいと応じた。町はローソンを拠点に商工会や地域と連携し、注文を受けて弁当や総菜などを宅配するサービスも計画している。
 町は岡山県境の山間部にあり、人口約1万1千人のうち65歳以上が42%。買い物に不便な地区があり、車を運転できなくなったお年寄りのみの世帯も多い。
 住民からは出店を歓迎する声が上がる。豊松地区に夫(89)と住む女性(87)は足が悪く、電動車で週1回、自宅から2キロのスーパーに行き、まとめ買いしている。「そのうち体が弱って買い物に行けなくなる。宅配になれば便利」。草木地区でひとり暮らしする男性(80)も「今は車を運転できるので遠くまで買い物に出られるが、いずれ運転できなくなるので、宅配はありがたい」と話す。
 オープンするのは「ローソン神石高原町店」(約160平方メートル)。同町坂瀬川の道の駅「さんわ182ステーション」内にできる。町が57%出資する第三セクターが経営し、売り上げはローソンと分ける。
 町内では以前、他のコンビニに出店を断られたといい、町は今回ローソンに打診。ローソン側には、通常は採算がとれにくい過疎地でも町が関わるなら出店しやすいとの事情のほか、高齢の客層を開拓したい意図もあるという。広報担当者は「買い物難民の増加は今後全国的な問題になる。神石高原町への出店でノウハウを蓄積したい」と話している。



 この神石高原町。2004年11月に広島県神石郡の4町村が合併して誕生した町で、昭和45年には19500人近くいた人口が平成22年には10400人弱、鉄道も町内に通っていないいささか失礼な言い方にはなりますが、典型的な過疎の町なのですが、要は商圏内の固定客をきっちり抑え込むことができれば十分軌道に乗せることもできるでしょうし、おらが町のお店として定着できれば、コンビニチェーン(ローソン)としても既に飽和状態にある市街地や郊外店の出店から次の一手を打てることにもなるだけに、こちらはモデルケースとしても是非成功させたいでしょうね。
 ただコンビニ弁当というものは得てして味付けが濃くなりがちですし、コンビニ各社も年齢構成の変化に応じて頭では薄味に切り替えていかなければならないことはわかっていても、中々思いきって切り替えられないのが実情。そういった既成概念を乗り越えて真に地元のお店になりきれるかが成功の可否を左右しそうな気がします。

民主「主流派」の連携焦点 野田・前原氏陣営に溝も 代表選へ序盤のカギ

2011-08-15 06:21:10 | Weblog
民主「主流派」の連携焦点 野田・前原氏陣営に溝も 代表選へ序盤のカギ 2011年8月13日 日経
 民主党代表選は、菅直人首相を支えてきた「主流派」が野田佳彦財務相の擁立で連携できるかが序盤の焦点になってきた。立候補する意向を固めた野田氏を支えるグループ内では、前原誠司前外相らの協力に期待する声が出ている。しかし前原氏のグループ内には財政規律を重視する野田氏の路線に不満もくすぶり、共闘は簡単ではない。
 「野田氏の政策を理解してください」。野田氏の支持グループの若手議員は、野田氏が10日発売の月刊誌に寄稿した論文を手に国会議員の事務所を訪ねている。若手の一人は「特に前原氏の支持グループに期待している」と語り、多数派形成を有利に進める戦略を描く。
 民主党の「主流派」は昨年6月の菅政権発足で首相支持を明確にし、政権を支えてきた前原氏、野田氏、首相をそれぞれ支持するグループが中心だ。
 野田氏を支持する議員グループは約30人で、前原氏と首相の支持グループはそれぞれ約50人を擁する。重複する議員もいるが、合わせれば約130人に上る小沢一郎元代表の支持グループに匹敵する勢力になる。
 前原氏は過去の代表選で野田氏と協力したことがある間柄。菅グループは税と社会保障の一体改革などで菅政権の路線を支持し、野田氏の掲げる政策とは近い議員が多い。こうした事情を背景に野田氏周辺はまず主流派の結束を強化し、そのうえで小沢グループを含めた党内融和を進める姿勢を示している。
 ただ前原グループ内には前原氏の立候補に期待する声があがり、すぐに野田氏支持でまとまるような気配はない。
 前原氏は11日夜、都内で枝野幸男官房長官や仙谷由人官房副長官をはじめ親しい議員と会談した。前原氏は立候補を促した出席者に「今回は準備期間をとりたい」と語り、出馬見送りともとれる発言をしたが、今後の対応については明言しなかった。前原氏は18日にメンバーとの意見交換会を開いたうえで、対応を最終判断する考えだ。
 野田氏の財政規律を重視する姿勢が結束に影響する空気も漂っている。前原グループの若手は「野田氏が増税路線を鮮明にすれば支持できない」と語る。野田氏は菅内閣の重要閣僚であり、支持率が低迷した政権の「継承」と見られかねないことへの抵抗感もある。
 菅首相を支持するグループは、首相が成果と位置付ける社会保障と税の一体改革や「脱原発」といった考え方を引き継ぐ候補を推す姿勢を見せている。ただ積極的には動きにくく、このままでは他の候補の「草刈り場」となりかねないとの危機感が漂う。約20人が集まった11日の会合では結束して行動することを確認するにとどまった。

前原氏、来年9月に出馬「本格政権」目指す 2011年8月13日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110813-OYT1T00148.htm
 民主党の前原誠司前外相が「ポスト菅」を選ぶ党代表選に不出馬の意向を固めたのは、自らの外相辞任の引き金になった在日外国人献金問題について、国会などで野党から追及を受けることを懸念したことに加え、新代表の任期が来年9月までで「つなぎとして短命に終わる可能性が高い」(周辺)との判断も働いたとみられる。
 前原氏は代表選で野田財務相を支持する方向で、前原グループ(約60人)がまとまって野田氏支持に回るかどうかが焦点となる。
 前原氏と仙谷由人代表代行(官房副長官)、枝野官房長官らグループ幹部は11日夜、代表選への対応を協議した。その際、出席者からは「昨年9月の代表選に続き、今回もグループとして独自候補の擁立を見送るのか」と、前原氏に決断を促す声が出た。
 しかし、前原氏は首を縦に振らず、菅首相(党代表)の任期が切れる来年9月の代表選に出馬し、「本格政権」を目指す覚悟を伝え、了承された。
 前原氏は読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査における「次の代表に誰がふさわしいか」との質問でも、21%を集めてトップに立つなど、人気が高い。

前原氏不出馬の理由、「つなぎ代表」を回避か 2011年8月13日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110813-OYT1T00148.htm
 民主党の前原誠司前外相が「ポスト菅」を選ぶ党代表選に不出馬の意向を固めたのは、自らの外相辞任の引き金になった在日外国人献金問題について、国会などで野党から追及を受けることを懸念したことに加え、新代表の任期が来年9月までで「つなぎとして短命に終わる可能性が高い」(周辺)との判断も働いたとみられる。
 前原氏は代表選で野田財務相を支持する方向で、前原グループ(約60人)がまとまって野田氏支持に回るかどうかが焦点となる。
 前原氏と仙谷由人代表代行(官房副長官)、枝野官房長官らグループ幹部は11日夜、代表選への対応を協議した。その際、出席者からは「昨年9月の代表選に続き、今回もグループとして独自候補の擁立を見送るのか」と、前原氏に決断を促す声が出た。
 しかし、前原氏は首を縦に振らず、菅首相(党代表)の任期が切れる来年9月の代表選に出馬し、「本格政権」を目指す覚悟を伝え、了承された。
 前原氏は読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査における「次の代表に誰がふさわしいか」との質問でも、21%を集めてトップに立つなど、人気が高い。

野田氏、谷垣自民総裁を評価…連携前向きの見方 2011年8月12日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110812-OYT1T00800.htm
 菅首相(民主党代表)の後継者を選ぶ民主党代表選に出馬する意向を固めている野田財務相は12日の閣議後の記者会見で、自民党の谷垣総裁について、「(自民党政権時代に)谷垣総裁が財務相の頃、(国会で)相当かみ合った議論ができた」と述べ、評価した。
 谷垣氏が10日、インターネットサイト「ニコニコ動画」の番組で、野田氏について、「言動を見ると、思いつきをポンポン打ち上げる人ではない」などと評したことから、「返礼」した格好だ。
 民主党内では、野田氏の発言は、党代表に選出された場合を念頭に、野党第1党である自民党との連携に前向きな姿勢を示したものとの見方が出ている。野田、谷垣氏は共に消費税増税に前向きで、「政策的に似通っている」との評も少なくない。

野田氏、大連立「救国内閣作る」…TV番組で 2011年8月13日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110813-OYT1T00380.htm
 野田財務相は13日午前のテレビ東京の番組で、菅首相の後継を選ぶ民主党代表選に出馬する意向を改めて示し、自民、公明両党との大連立による「救国内閣」を発足させる考えを表明した。
 有力候補と目される野田氏が大連立による新政権を目指す姿勢を明確にしたことで、代表選では与野党協調のあり方を巡る議論が活発になりそうだ。
 野田氏は「与野党が胸襟を開いて話し合い、救国内閣を作るべきだ。連立でないと政治が前進しない。野党の皆様に頭を下げ、正面玄関からノックしてお願いするところから始めなければいけない」と述べた。番組後には記者団に、連立相手について、「3党協議をやってきた自民党、公明党のご意見を踏まえて対応したい」と語り、大連立の目的を「東日本大震災からの復旧復興、原発事故の収拾など当面の課題を乗り越えるためだ」と指摘した。

前原氏、復興増税に否定的 野田氏は必要性強調 2011年08月15日 共同
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011081401000183.html
 民主党の前原誠司前外相は14日、東日本大震災の復興財源確保に向けた増税に否定的な見解を表明した。一方、党代表選出馬の意向を固めている野田佳彦財務相は増税の必要性を重ねて強調、復興財源をめぐる両氏の意見の違いが浮き彫りになった。代表選に立候補するかどうかについて、前原氏は「まったくの白紙だ。仲間と相談して決めたい」と述べた。
 両氏とも自民、公明両党との大連立政権について、自公からも入閣する閣内協力を目指すべきだとの認識を示した。前原氏は期限付きの大連立に言及した。
 岡田克也幹事長はテレビ番組で自公両党との協力関係を構築しながら模索すべきだと指摘した。

大連立、岡田・前原氏も賛意 野田氏陣営が足並み 2011年8月15日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0814/TKY201108140131.html
 民主党代表選で先行する野田佳彦財務相(54)が自民、公明両党との大連立を目指す考えを明言したことに続いて、野田氏を支援するとみられる岡田克也幹事長と前原誠司前外相も大連立に賛成する考えを示した。
 岡田氏は14日、東京都内で記者団に「自公の協力は必要だ。最終的に大連立を目指す考えはあっていい」と表明。「大連立の可能性がかなりあるなら、国会での首相指名選挙が少し後になる。その時は9月に臨時国会を開いて処置すればいい」とも語り、首相指名選挙に先だって大連立の協議がまとまるのなら、新首相を8月末までの今国会中に選出することにはこだわらない考えも示した。
 前原氏も14日のフジテレビの番組で「衆参がねじれており、野党の協力を得ないと国会は前に進まない」と大連立に賛成する考えを示した。そのうえで「私は大連立を期限を区切ってやるべきだと言っている。だらだらやったら(野党がいない)大政翼賛会みたいになり、民主主義が機能しなくなる」とも述べた。
 一方、野田氏は14日のNHKの番組で「現実的には閣外協力、部分連合もあるかもしれないが、もっと意思決定を迅速に、互いに責任を持ち合う体制がいい」と語り、新代表に就任すれば自公両党に入閣を要請する考えを示した



 ようやく、本当にようやく動き出した菅総理の後継者の有力候補となる民主党の代表選挙ですが、財界にも支持者が多く連立に前向きな野田氏が有力。連立には前向きながらも肝心の自民党からは警戒する動きの強い岡田氏は野田氏支持に回り、注目の前原氏は当人は不出馬を示唆しているものの、前原派の若手が出馬を期待して、その前原氏も復興増税には否定的なところから、最大の争点は前原氏が出馬に切り替えるかそれとも野田氏の支持に回るかになってきそうですね…。
 当然、消費税増税に慎重な小沢グループは候補を一本化して対抗馬を擁立してくるでしょうから、まずは有力候補の前原氏と野田氏が割れていては民自連立以前に代表選で勝てない可能性も出てきますが、もし小沢派から代表が出ることになれば大連立の可能性は限りなく少なくなるだけに、まずは野田氏が前原派からの支持を得られるかどうかが最大の山場になりそうな気がします。