神戸学院の法科大学院、募集停止へ 来年度から 司法試験の合格率2・6% 2012年7月4日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120704/edc12070410290004-n1.htm
神戸学院大(神戸市)を運営する学校法人「神戸学院」は4日までに、来年度から法科大学院の生徒募集を中止することを理事会で決めた。
文部科学省によると、届け出を経て募集停止が決まれば全国で4校目。
学院大によると、2010年度以降、3年連続で募集35人に対し入学者は1桁だった。司法試験の合格率も11年度は38人中1人(2・6%)と低迷していた。
大学は「在学生の講義などは継続する」としている。
弁護士、検察官、裁判官を養成する法科大学院は合格率の低下や志願者の減少が課題となっている。文科省によると、昨年の司法試験合格率は過去最低の23・5%。全国73校中63校が定員を下回っている。
ん…。確か旧司法試験の合格率がこれと同程度だったように記憶しているのですが、法科大学院にまで通ってこの合格率では時間と学費のムダですし、国立大学なら神戸大学や大阪大学の大学院。私立も大阪・兵庫の両県だけで数校あるようですから、これから受験する方は他の大学院を受験してもらうしかないでしょうし、在学生に迷惑をかけないという前提で、募集停止は妥当な判断でしょうね。
そもそも法科大学院を設置した大学の中には、旧司法試験時代もそれ程多くの合格者数を輩出できておらず、中には法学部の存在意義をかけてほとんど意地とプライドで法科大学院まで設置したところもあったようですし、法科大学院の数そのものが明らかに過剰。
金沢大学や信州大学・新潟大学などその地域に1校しかない地方の国立大学の法科大学院は残して貰わなければ困りますが、一部の私立大学の中から脱落組が出てくるのはある程度までは避けられないと考えます。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120704/edc12070410290004-n1.htm
神戸学院大(神戸市)を運営する学校法人「神戸学院」は4日までに、来年度から法科大学院の生徒募集を中止することを理事会で決めた。
文部科学省によると、届け出を経て募集停止が決まれば全国で4校目。
学院大によると、2010年度以降、3年連続で募集35人に対し入学者は1桁だった。司法試験の合格率も11年度は38人中1人(2・6%)と低迷していた。
大学は「在学生の講義などは継続する」としている。
弁護士、検察官、裁判官を養成する法科大学院は合格率の低下や志願者の減少が課題となっている。文科省によると、昨年の司法試験合格率は過去最低の23・5%。全国73校中63校が定員を下回っている。
ん…。確か旧司法試験の合格率がこれと同程度だったように記憶しているのですが、法科大学院にまで通ってこの合格率では時間と学費のムダですし、国立大学なら神戸大学や大阪大学の大学院。私立も大阪・兵庫の両県だけで数校あるようですから、これから受験する方は他の大学院を受験してもらうしかないでしょうし、在学生に迷惑をかけないという前提で、募集停止は妥当な判断でしょうね。
そもそも法科大学院を設置した大学の中には、旧司法試験時代もそれ程多くの合格者数を輩出できておらず、中には法学部の存在意義をかけてほとんど意地とプライドで法科大学院まで設置したところもあったようですし、法科大学院の数そのものが明らかに過剰。
金沢大学や信州大学・新潟大学などその地域に1校しかない地方の国立大学の法科大学院は残して貰わなければ困りますが、一部の私立大学の中から脱落組が出てくるのはある程度までは避けられないと考えます。