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三宅雪子議員「過半数取る」…連合にラブコール

2012-07-15 08:09:07 | Weblog
三宅雪子議員「過半数取る」…連合にラブコール 2012年7月14日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120714-OYT1T00325.htm
 新党「国民の生活が第一」の三宅雪子・選挙対策副委員長(衆院比例北関東)は13日、地元群馬県高崎市で記者会見し、自身が出馬予定の衆院群馬4区以外でも同党として県内で次期衆院選の公認候補擁立を目指す考えを明らかにした。
 ただ、三宅氏は、消費税法改正案の採決に棄権・欠席した県選出民主党衆院議員2人との連携を模索する考えもにじませ、民主側も三宅氏に対決姿勢を打ち出していないことから、県内で両党の関係は不透明なままだ。
 三宅氏は会見で、4区以外の候補者擁立について、「当然ある。(衆院で)過半数を取るのが(党の)目標だ。民主党内の(離党に向けた)活発な動きや、他党との協力などを考えて相談していく」と説明した。民主党の支持母体・連合群馬との関係については「(2009年の衆院選で)連合から支持していただいた民主党の姿を持って(党の外に)出た。引き続き支援をお願いしたい」と、ラブコールを送った。
 これに関連し、民主党本部は同日、東京都内で全国幹事長会議を開催。会議後、松井孝治・筆頭副幹事長は記者団に、衆院選空白区の取り扱いについて「候補を擁立するのは、基本原則だ」と語ったが、出席した久保田務・県連幹事長は読売新聞の取材に「執行部から、離党議員の選挙区で擁立しろという具体的な指示があったとは受け止めていない。全国の県連でも温度差がある」と話した。今後の対応については「(桑原功)県連会長と相談するが、県連の立て直しの方が急務だ」としており、4区の対応は棚上げされる可能性が高い。
 北川秀一・連合群馬会長は「新党への対応は、連合本部の中でも議論中で、選挙で具体的にどうするかは決まっていない。本部と連携して対応を検討したい」と話している。

新党大地、鈴木代表「小沢新党と会派組まず」 2012年7月14日 日経
 新党大地・真民主の鈴木宗男代表は13日、「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)との国会での統一会派について「組まない。質問時間確保のために寄り添うことに意味はない」と述べた。新党との連携について「われわれが反対する環太平洋経済連携協定(TPP)について触れていない」と述べ、政策を見極める考えを示した。札幌市内で記者団に答えた。




 ん。民主党から離党しておいて今更それはないんじゃないの! と突っ込みたくなる身勝手な言い分ですが、連合とすれば自民・公明が推薦する候補と方針が合わなければ相乗り推薦も難しく、民主が単独候補を擁立できずに「国民の生活が第一」VS自民・公明との実質一騎打ちとなるならば支援あるいは自主投票という名の実質支援。
 民主が対抗候補を出して混戦気味となるなら民主党に義理立てして応援はできないでしょうね。
 そもそも民主党から離党して「国民の生活が第一」に移った議員の構成メンバー一つ見ても、知名度が高いと言えるのは小沢一郎党首、野田内閣で消費者大臣に就任するもマルチ業界からの献金問題を囁かれて嫌な意味で有名になった代表代行の山岡賢次のご両名位で、あとは数人程度「名前は聞いたことあるけど具体的な実績は何をしてくれたんだろう?」という人がちらほら。
 大半が1年生あるいは2回生議員で強い選挙地盤がないだけに、少しでも勢力を取り込みたいのはわからなくもないのですが、新党大地にさえTPP問題への取組を建前にそっぽを向かれるようでは残念ながら先行きは厳しいとしかいいようがありませんし、比例区選出議員ともなると更に厳しい状況に追い込まれることになるのではないかと思います。

九州豪雨死者22人に 堤防決壊、土砂崩れも

2012-07-15 08:02:06 | Weblog
九州豪雨死者22人に 堤防決壊、土砂崩れも 2012年07月15日 共同
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012071401001601.html
 九州北部は14日午後も断続的に強い雨に見舞われ、福岡県うきは市の筑後川や柳川市の矢部川で堤防が決壊、各地で土砂崩れが相次いだ。八女市では女性が死亡、熊本県南阿蘇村では行方不明になっていた同村の郷道雄さん(59)が遺体で見つかり、12日からの豪雨の死者は計22人になった。八女市では男性が意識不明で見つかり重体。
 うきは市で14日、女性が川に流され、行方不明者は計8人。
 佐賀市などは14日午後になり、避難指示を解除したが、福岡、熊本、大分の各県では15日午前1時現在、計約4万世帯約12万人への避難指示を継続した。


「ほぼ全滅だ」=養蜂場、田畑に被害―九州豪雨 2012年07月15日 時事
http://news.infoseek.co.jp/article/120714jijiX149
 九州を襲った大雨は14日、福岡県久留米市でも田畑が水に漬かる被害をもたらした。「ほぼ全滅だ」。筑後川と宝満川が合流する同市小森野地区では、広い河川敷を利用した養蜂場や畑が完全に水没。養蜂業の男性が浮いている巣箱を回収していた。
 男性は約200個の巣箱でミツバチを飼育。大雨の被害を避けようと、朝から箱を土手の高い場所に移した。40個程度運んだところで浸水が始まり、手の打ちようがなかったという。
 「女王バチが死んだら他のハチも死んだも同然。ほぼ全滅だ」。男性はうなだれ、胸まで水に漬かりながら、ミツバチの死骸が入った箱を集め続けた。
 オクラを栽培している農業の男性(76)も水に足を取られながら、上流から流れ、ビニールハウスに引っかかった木材などを取り除いていた。男性は「何年かに1回増水するが、ここまでは初めて。自然災害だから仕方ないが、再開するため大きなごみはどけておきたい」と汗を拭った。 



 九州の豪雨による影響ですが、被害のピークは過ぎたようですが、米や野菜を収穫する田んぼや畑は勿論のこと、養蜂場といった、私達庶民が一見連想しないような分野でも相当の被害を蒙っているようですね。
 私の父も退職後に趣味で大きな河川近くの一坪農園を借りていたことがあり、急な増水が原因で河の水が溢れてナスビやトマトが全滅した経験がありますが、こちらは単なる趣味の範囲。
 農業が本業の方は自宅の後片づけだけでなく、本来得られるはずだった収穫物による収入も得ることができず生活再建が大変だろうな…とただただお気の毒に思うのですが、被害地域があまりにも膨大だけにどこまでを補償していくのかをめぐっても難しい課題を抱えることになりそうです。
 こういった大規模災害が発生した場合には、 どうしても人命や水位の高さ、川の氾濫状況、実際に泥水が流れ込んだ家屋の実害を中継する報道が中心となり、農作物被害に関する報道は後回しになってしまいがちですが、これだけ長雨が続くと米の生育状況も心配ですし農家の生活再建について、借入金の金利減免や返済の一時猶予による金融支援は勿論のこと、場合によっては県や国が特別予算を組んで再建支援の手助けをするといったことも真剣に考えていかなければならないかもしれませんね。