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雪に埋もれた車に母子4人、死亡確認…中標津町

2013-03-03 07:26:23 | Weblog
雪に埋もれた車に母子4人、死亡確認…中標津町 2013年3月3日 読売
 2日午後7時10分頃、北海道中標津なかしべつ町俣落またおちの道道で、雪山に埋まった乗用車の中に家族4人が閉じこめられているのを知人男性が発見し、119番した。
 4人は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
 中標津署によると、死亡したのは近くに住む宮下加津世かづよさん(40)、長女の高校2年未彩みささん(17)、次女の中学2年彩世さよさん(14)、長男の小学5年大輝だいき君(11)。
 同署によると、宮下さんが同日午後5時40分頃、知人男性に「雪山に埋まってしまった」と携帯電話で助けを求めてきたという。
 同署は、車が雪に埋もれたことで排ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒になったとみて、4人の死因を調べている。
 北海道内は2日は暴風雪となり、湧別町でも2人が行方不明となっている。


 吹雪が影響した事故という意味ではこんな事故もあったようです。
 こういう事故はたとえ直接知っている人でなくとも、本当にやりきれない気持ちにさせられます。

秋田新幹線脱線、乗客2人が体調不良訴え搬送 吹雪の中、列車外へ

2013-03-03 07:20:01 | Weblog
吹雪の中、列車外へ 秋田新幹線脱線事故 2013年3月3日 日経
 秋田県大仙市で2日に発生した秋田新幹線の脱線事故。吹雪の中、車内に約6時間閉じ込められていた乗客は、疲れ切った表情で車両から降りた。
 「少しお尻が浮き上がったような感じがした」。脱線した先頭車両に乗っていた60代男性は、ちょっとした衝撃を受けたという。
 乗客によると、脱線直後に「異常な衝撃があったので停車して確認します」と車内アナウンスが流れた。「先頭車両が雪に乗り上げました」「脱線しました」との車内アナウンス説明もあったという。
 乗客が移動のために列車を降り始めたのは、午後10時すぎ。窓からは前の座席に頭をもたれかける人の姿が見えた。車内で乾パンや飲み物は配布されたが、秋田市の男性会社員(39)は「対応が遅い」と怒りもあらわにした。
 事故現場は近くに人家がほとんどない田園地帯。事故のあった先頭車両は車輪が見えないほどに雪に覆われていた。投光器が辺りを照らし出す中、乗客は作業員が雪を足で踏み固めて作った通路を通り、JR東日本が準備したバスとタクシーに移動した。
 大仙市の会社役員の男性(61)は「本当に疲れました。おなかもすきました」と話した。宮城県岩沼市の公務員男性(27)は「早く帰りたいです」と足早にタクシーに乗り込んだ。
 地元消防によると、乗客の移動前には、不調を訴えた乗客の1人が毛布にくるまれた状態でソリに乗せられて救急搬送される場面もあった。

秋田新幹線脱線、乗客2人が体調不良訴え搬送 2013年3月3日 読売
 2日午後4時5分頃、秋田県大仙市のJR奥羽線神宮寺―刈和野駅間を走行中の東京発秋田行き秋田新幹線「こまち25号」(6両編成)が脱線した。
 乗客と乗務員計約130人にけがはなかった。
 JR東日本秋田支社によると、運転士が車体底部から「ドン」という音がするのを聞き、ブレーキをかけて緊急停車した。ブレーキをかける直前の速度は時速約20キロ。信号機が近くにあるため徐行していたという。車体は約50メートル進んで止まった。運転士が確認したところ、先頭車両前部の進行方向右側の車輪が線路の内側に外れていた。事故発生当時、現場周辺は吹雪だった。
 列車は乗客を乗せたまま現地で停車。体調不良を訴えた乗客2人は救急搬送された。同支社によると午後10時過ぎ、乗客を振り替え輸送するためのバス3台が、事故車両近くの側道に到着。同40分頃から順次出発し、約1時間でJR秋田駅東口に到着した。秋田新幹線の秋田―盛岡駅間は2日は終日運休した。

秋田新幹線、大曲―秋田間で終日運休 脱線事故で  2013年3月3日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0303/TKY201303030004.html
 JR東日本によると、秋田県大仙市で起きた脱線事故の影響で、秋田新幹線は3日、大曲―秋田駅間で終日運休する。こまち28本が同区間などで部分運休するほか、4本が秋田―東京駅間で全区間運休する。

北海道、東北で暴風雪 気象庁が警戒呼び掛け 2013年3月2日 日経夕刊
 気象庁は2日、北海道付近で発達中の低気圧の影響で、3日にかけて北日本(北海道、東北)で暴風雪が続くとして、警戒を呼び掛けた。低気圧は東北東に進み、3日にかけて強い冬型の気圧配置が続く。
 2日に観測された最大瞬間風速は午後8時現在、北海道えりも町で37.4メートル、北海道稚内市で34.1メートル、青森県八戸市で34.4メートルなど。
 暴風や吹雪で午後9時現在、日航は札幌や羽田、青森などを発着する55便、全日空グループは札幌や大阪、福岡などを発着する74便の欠航を決めた。影響は2社で約1万人とみられる。
 気象庁によると、低気圧は東北東に進み、3日にかけて強い冬型の気圧配置が続く。最大風速は北海道で30メートル(最大瞬間風速45メートル)、東北25メートル(同35メートル)の予想。波の高さは北海道8メートル、東北の日本海側7メートル、北陸6メートルの大しけとなる見込みで、高波にも警戒が必要だ。
 北海道では局地的に大雪が予想され、3日午後6時までの24時間予想降雪量は多いところで70センチ。雪崩や交通の乱れに注意を呼び掛けている。





 う~ん。私自身も夏の時期に、本来深夜に目的地につくはずの高速バスが、荒天と道路内の事故発生のため高速道路内に閉じ込められ予定より13時間近く遅い昼過ぎにようやく辿りついた(朝5時頃に目が覚めたらサービスエリアの近くまで来ていたらしく、複数の運転手が徒歩で高速道路を歩いて買物をしている光景にぎょっとした経験があります)という悲惨な経験を体験しているのですが、今回のケースでは外に出ることもできず6時間も遅れたあげく乾パンと飲み物(水かお茶?)だけ出されてお迎えのバスに乗せられただけ。
(私のケースでは、サービスエリア到着直後にミネラルウォーターを無償配布。昼前にお詫び代わりのひれかつ定食の無料提供がありました)これでは乗客が怒り心頭になるのも無理はないでしょうね…。
 単純に到着が遅れるといった問題だけでなく、乗客の中には決まった時間に常備薬を飲んだり、週に3日数時間かけて人工透析が必要な方もひょっとしたら乗車していたかもしれませんし、まして新幹線という迅速に移動することを前提にした乗り物なのだから、代替のバスを出すにしてももう少し早く現場に到着することはできなかったのかな…と思います。