ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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高校までの学習費、すべて私立で1677万円 公立校の3・4倍 文科省調査

2014-01-12 10:05:43 | Weblog
高校までの学習費、すべて私立で1677万円 公立校の3・4倍 文科省調査 2014年1月10日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140110/edc14011017380001-n1.htm



 私達にとっては、「あ~そうだよね」と常識とされているような内容でも、ご本人または夫がごくごく普通にサラリーマンをされている平均的なご家庭だと、思わずぎょっとしそうな記事を2本紹介します。
 ちなみに、こちらも私達の業界では常識な半面、世間ではあまり知られていないのではないかな…と思うことですが、一番有名な奨学金でもある、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金利用者の比率ですが、「平成22年度学生生活調査」によれば、大学学部(昼間部)の全学生のうち、奨学金を受給している学生の比率は50.7%と3年前に行われた同調査よりも7.4ポイントも上昇。
2人に1人は奨学金を利用する時代になっています。

 昔のように子供の教育費がかかるような年齢になったら、自動的に管理職に昇格して昇給もする時代でなくなったからこそ、教育費の積立もまだお金が多くかからない子供が小さな頃から計画的に行っていきたいもの。
 卒業後も正社員の職に就けずに奨学金の返済に苦労するような話もちらほら聞く中、親世代として子供にどれだけのことをしてあげられるか、この記事も参考に考えて頂ければ幸いに思います。