ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

3日の日経平均 157円77銭安い22707円38銭で終了

2018-09-03 17:07:31 | Weblog
 週明け3日の日経平均ですが、今晩9月3日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場となる中、先週末終値(22865円15銭)よりも45円98銭安い22819円17銭でスタート&直後に22820円48銭も9時40分頃にまず22727円67銭まで下落した後11時前に午前高値近辺まで瞬間的に戻すもすぐに売り込まれて前場は先週末比114円02銭安い22751円13銭で終了。
 午後は13時前にこの日の安値となる22684円43銭まで下落してからは概ね22720円近辺で膠着していましたが、寄り付きにかけてやや調整。終値ベースでは先週末比157円77銭安い22707円38銭で終了しました。

 外国人勢がお休みモードかと思っていたらアメリカが発動する可能性がある中国に対する関税上乗せへの懸念から、上海などアジアの市場の株価が軒並み値下がりしたことが響いたようで東京市場も軟調に推移。
*参考 上海総合は0.17%安、上海・深センCSI300は0.38%安。香港ハンセン指数が0.81%安、韓国総合が0.68%安、台湾加権が0.9%安。

 指数別では、日経平均は0.69%安、トピックスが0.87%安、JPX日経インデックス400が0.78%安。
 他、東証マザーズが1.49%安、ジャスダックインデックスが1.17%安、日経ジャスダック平均が0.95%安、東証2部と東証REITは0.28%安。

 東証1部の上昇組では、日特建設が12.61%高となった他、格安スマホの日本通信が5.03%高。
 マツキヨHDが3.1%高となるなどドラッグストアにも物色が入っていますね。JALは2.7%高。

 一方の下落組では、TATERU(24.91%安)、オルトプラス(16.6%安)パイプドHD(12.45%安)の3銘柄で10%以上の下落。
 大日本住友製薬が9.39%安、市光工業が8.39%安、ルネサスが6.43%安、ポプラが5.9%安。
 日本電産は1.4%安。日本電産については、子会社の日本電産シンポ経由でロボ部品を生産する独MSグレスナーを買収。9月中にもう1社、19年1月に2社、3月に1社の独企業を買収。金額的には500億円程を投じると報道されていますが、日本企業の中では珍しく海外のM&Aでも成功確率の高い日本電産の買収劇をどう受け止めるか…。

 スルガ銀行は13時08分に577円と10年来安値を更新して20円安の583円で終了(3.32%安)。銀行では千葉銀と沖縄銀も3%超の下落。
 保険も、動物保険のアニコムが2.13%安となった他、T&Dが2.04%安、AFLACが1.95%安、SOMPOが1.45%安と軟調。

 ジャスダック上場の大塚家具も11時23分に322円と 10年来安値を更新して13円安の325円で終了(3.85%安)しました。

ケフィア事業振興会が破産

2018-09-03 13:01:36 | Weblog
ケフィア事業振興会が破産 2018年09月03日
記事リンク先 共同 https://this.kiji.is/409163593132262497
東京商工リサーチ 倒産情報 http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20180903_01.html

 この事業者。東京商工リサーチも 高齢者から多数の心配の声(今年の6月28日付け http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20180628_01.html)という警告記事を出される程、勧誘態度が相当悪質だったようですね。
 例えばジュースのオーナーとして1口5万円で半年後に55250円で買い取るといった、年利に換算すると2割を超える美味しい?話で勧誘していたようですが、実際には支払いを求める契約者に新たな契約を求めるDMを送り付ける、人の感情を逆撫でする行為を平気で行ったり、「昨年末に満期を迎えた元本と配当が振り込まれない」とか酷い対応だったのだとか。
 勿論ヨーグルトなどで知られる発酵した乳飲料のケフィアとは無関係(取扱商品にヨーグルトもあるので勘違いする人もいるかも…。創業した頃は実際そういう事業だったものの、いつしか和牛商法路線になり自転車操業に陥ったようです)ですし、日本でのケフィアの普及を目指している日本ケフィア協会などは、とんだ風評被害を被っているのではないかと心底同情してしまうのですが、高齢者がかなり被害に遭っているという意味ではかなり深刻な騒動のようで…。

 今の金利情勢で年利2割も払っていれば事業が成り立たないこと位、少し考えればわかりそうなものですが、一庶民としては、この手の上手い話?(詐欺)には引っかからないように十分気を付けたいものです。
 この手の儲け話?は かっての和牛商法しかり それこそいたちごっこのように定期的に現れては消えるものですし、今回のものは(ちゃちとはいえ)HPまで用意して信用させるなどかなり悪質。
 皆さんも十分気を付けて下さいね。

岡山 井原市長に大舌勲氏が初当選 市政刷新訴え滝本氏の4選阻む

2018-09-03 08:59:25 | Weblog
井原市長に大舌勲氏が初当選 市政刷新訴え滝本氏の4選阻む 2018年09月03日 
記事リンク先 山陽 http://www.sanyonews.jp/article/780616/1/
滝本氏「不徳のいたすところ」 井原市長選、敗戦の弁述べる 2018年09月03日
記事リンク先 山陽 http://www.sanyonews.jp/article/780623/1/

★岡山県井原市 市長選挙結果
当 大舌勲  12078票
  滝本豊文 7972票

 岡山県井原市は、広島県境の2005年3月に芳井町・美星町を編入した人口4万人程の市で、市長選は2006年9月から3期12年現職を務めて4期目を目指す62歳の滝本豊文氏に、59歳の大舌勲氏が挑みましたが、
 少子高齢化政策を中心に「元気な井原」を目指したい。20年近く実績のない企業誘致の実現をはじめ、地場産業の活性化、少子化対策などを掲げるとともに、市政刷新を訴えた大舌勲氏が12078票を獲得して
 7月の豪雨災害について「市民の命を第一に、職員一丸となって復旧・復興に取り組んでいる。最大の公約は災害に強い井原をつくること」と市民の生活を1日も早く元に戻したい考えを示して7972票を獲得した滝本豊文氏 を破り初当選を決めました。

 井原市と言えば、7月の西日本豪雨の影響で不通になっている井原線総社ー三谷間の運行がまさに今日3日に再開して約2カ月ぶりに代替輸送から全線復旧するという報道が入ってきたばかり。
 てっきりインフラの復興を訴える現職が有利かな…とばかり個人的には予測していたところ、余程災害への対応が悪かったのか、はたまた3期12年間の市政が飽きられてしまったのか…(汗
 まさかのこのタイミングで新人が現職を破るサプライズになってしまいましたね。
 新市長に就任する大舌勲氏は最初の1期4年でどのような実績を打ち出してくれるのか。注目を集めることになるでしょう。