自民総裁に安倍氏 553票獲得、石破氏は地方票で45％

自民総裁に安倍氏　553票獲得、石破氏は地方票で45％　2018年9月20日
記事リンク先　　日経夕刊　https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL20H7V_Q8A920C1000000/
　で、その自民党総裁選ですが、国会議員票と党員・党友による地方票を合わせた807票のうち現職の安倍晋三氏が553票を獲得して、254票を得た石破茂元幹事長をダブルスコアで破る結果になりました。
　ただ地方票に限れば224票　VS　181票と中々良い勝負に…（議員票は329票　VS　73票）。
　今回の当選で総裁の任期は2021年まで延びることが正式に決まりました。

20日の日経平均 2円41銭高い23674円93銭で終了 値幅は200円弱

　20日の日経平均ですが、19日の米国市場は10年物の米国債利回りが一時3.09％をつけゴールドマンサックスとJPモルガンチェースの両銘柄が2.9％程上昇したこともあり、ナスダックは小反落もダウが0.61％高と堅調に推移する中、前日終値（23672円52銭）よりも80円27銭高い23752円79銭でスタートした後、午前中は23658円61銭～23762円37銭までの104円程のレンジを概ねプラス圏で推移してましたが、11時頃からはやや利食い売りに押されて前場は前日比0円39銭高い23672円91銭で終了。
　午後は小幅なプラス圏で推移した後、市場予想通りに安倍首相の総裁３選が発表された後に23781円75銭まで上昇してから25分程の間に23582円15銭まで200円程急調整する場面も見られましたが、その後は再びプラス圏に戻して、終値ベースでは前日比2円41銭高い23674円93銭で終了しました。
　自民党の総裁選結果でのサプライズはまずないだろう…との見方が強かったものの、発表直後は思惑もあったのか値が動く場面もありましたが、1日としては様子見感が強かったとみてよいでしょうね。
　
　指数別では、日経平均は0.01％高、トピックスは0.11％高、JPX日経インデックス400は0.15％高。
　東証マザーズが0.42％安とやや目についたものの、東京市場の全指数が±0.5％の範囲内に収まる様子見でした。

　東証1部の上昇組ではアカツキ（13.32％高）など3銘柄で10％以上の上昇となった他、日立建機が5.25％高、任天堂が4.8％高、関西電力が4.32％高、コマツが3.47％高。
　銀行株では、新生銀が3.23％高、コンコルディアが3.11％高、りそなが2.58％高となり、三菱ＵＦＪは1.62％高、三井住友ＦＧは1.43％高、みずほＦＧは1.26％高。

　一方の下落組では、ＲＳテクノロジーズが6.07％安となった他、グリーが5.23％安で下落率ランキング3位、ジャパンディスプレイが4.38％安で同6位。東京エレクトロンが2.81％安。
　スルガ銀行は14円安の520円で2.62％安。
　連日の急反発となっていたＴＡＴＥＲＵは今日は18円安の505円で3.44％安。

　ジャスダック上場の大塚家具は8円安の271円で終了（2.87％安）しています。

19日の米国市場 ナスダックは0.08％の小反落もダウ0.61％高、S&P500種0.13％高

　19日の米国株式市場は、ナスダックは小反落もダウが続伸、S&P500種もプラス圏で終了。
　NYダウは、前日比158ドル80セント高い26405ドル76セントで終了（0.61％高）。
　ナスダックは、前日比6.07ポイント安い7950.04ポイントで終了（0.08％安）。
　S&P500種は、前日比3.64ポイント高い2907.95ポイントで終了（0.13％高）しました。

　10年物の米国債利回りが一時3.09％と５月以来の3％台に上昇（価格は下落）したことから、利ざや改善期待からＪＰモルガン・チェースやゴールドマンサックスが物色され、いずれも2.9％強の上昇。キャタピラ―も2％半近く上げ、エクソンモービル、シェブロン、ダウデュポンも1％超の上昇。
　一方、ベライゾンが1.64％安、マイクロソフトが1.33％安となりナイキも1％弱の下落。


　NY原油は、前日比1.27ドル高い１バレル71.12ドルと70ドルの心理的大台を超えて終了。
　NY金は、前日比5.4ドル高い１トロイオンス1208.3ドルで終了しています。