ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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14日の日経平均 273円35銭高い23094円67銭で終了

2018-09-14 16:53:04 | Weblog
 14日の日経平均ですが、13日の米国市場は堅調に推移(ダウ0.57%高、ナスダック0.75%高、S&P500種0.53%高)する中、前日終値(22821円32銭)よりも214円46銭高い23035円78銭でスタートした後、午前中は22965円48銭~23055円24銭までの90円程のレンジで推移して、前場は前日比221円51銭高い23042円83銭で終了。
 午後は14時半過ぎまでは23000円~23050円のレンジで概ね推移も終盤上昇に転じて23105円28銭まで上昇。終値ベースでも前日比273円35銭高い23094円67銭で終了しました。
 11日に290円程上昇して12日は60円安も13日に216円高とそこそこ上昇はしていたものの、トルコの予想を超えるレンジの利上げピッチを素直に評価して新興国不安懸念が解消したことが23000円の心理的大台の回復にも寄与したでしょうか。

 指数別では、日経平均が1.2%高、トピックスとJPX日経インデックス400が1.09%高。
 他、東証マザーズが1.93%高、ジャスダックインデックスが0.83%高、東証2部が0.71%高、日経ジャスダック平均が0.6%高、東証REITは0.17%高。
 東証1部の上昇組では、ヤーマンが23%高、ジャパンベストレスキューシステムが11.42%高、鎌倉新書が11.2%高となった他、安川電機が7.63%高、オムロンが5.99%高、TDKが5.61%高、村田製作所が5.27%高、キーエンスが5.14%高、アドバンテストが4.98%高、富士フイルムが4.62%高、アルプス電機が4.53%高。ファーストリテイリングは2.15%高。
 スルガ銀行は12円高の503円で2.44%高。
 連日で急落していたロームは朝方に7800円をつけるも10円高の8000円とようやく下げ止まりの兆し…と判断していいのか、同業と比べて上昇率が低いことをネガティブ視した方がいいのか…。

 一方の下落組では、ヘリオステクノ(13.71%安)が反落。高島屋が3.89%安、軽自動車のスズキが2.6%安など。
 融資資料改竄問題で株価が急落していたTATERUは354~386円で推移して1円安の363円で終了。

 昨日謎の急物色されていたジャスダック上場の大塚家具は9時13分に289円スタート&直後に291円も9時34分に268円まで下落して、終値ベースでは61円安の272円で終了(18.32%安)。 一昨日終値の260円から昨日に333円と急騰も今日は272円と概ね材料は剥げ落ちる形になったようです。

トルコ中銀が大幅利上げ、政策金利24%に

2018-09-14 13:34:10 | Weblog
ECB、量的緩和終了の軌道外れず 10月から買い入れ半減 2018年09月14日 
記事リンク先 ロイター
https://jp.reuters.com/article/ecb-keeps-rate-intact-lowers-growth-fore-idJPKCN1LT2EP
トルコ中銀が大幅利上げ、政策金利24%に 2018年09月14日 
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35339500T10C18A9000000/?n_cid=NMAIL007
トルコ中銀、政策金利24.00%に引き上げ 追加引き締めも示唆 2018年09月14日 
記事リンク先 ロイター https://jp.reuters.com/article/turky-cenbank-idJPKCN1LT1PA


 欧州中央銀行(ECB)が毎月の債券買い入れ額を10月から150億ユーロに半減させ、債券買い入れ策を年末までに終了させ、少なくとも来年夏までは金利を過去最低水準にとどめるとのスタンスを維持することを発表する中、トルコの対応が注目されていたのですが、そのトルコ中銀が(引き上げそのものは予想されていたものの)1週間物レポレートを17.75%から24%まで一気に6.25ポイント引き上げました。(4月以降の利上げ幅は今回を含めて11.25ポイントになります。)
 市場予想の利上げ予想中心は3~4%程度と思われていただけにトルコ中銀のスタンスが評価されて通貨リラの対ドル相場は一時6リラ前後まで急騰しました。

 トルコの8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比17.9%高ですし、最低限実質金利をプラスにしなければ話にならないだろうとは思っていましたが、エルドアン氏が「(高)金利の敵」とトルコ中銀の利上げを拒否していただけに本当に対応できるのか心配されていたのですが、これで実質金利も3%程に…。
 とりあえずできることはやったかな…という印象を受けますが、通貨安は止まるでしょうか。

 アルゼンチンは先月末に政策金利が60%まで上昇していますし、日本は長い間むしろデフレに悩まされ、インフレの怖さというものを忘れている感さえ感じますが、エルドアン氏のような変なプライドが邪魔して迅速に動かないとか、対応が遅れて5%・10%(そしてこの間のアルゼンチンのような15%)単位で金利が上昇してしまうような、同じ過ちだけは辿らないように、健全な財政運営を我が国の政治家たちも他人事と思わず十分意識して欲しいものだと思います。

13日の米国市場 ダウ0.57%高、ナスダック0.75%高、S&P500種0.53%高

2018-09-14 06:34:41 | Weblog
 13日の米国株式市場ですが、貿易摩擦を巡る懸念が後退したこともあり主要3市場揃って堅調に推移。

 NYダウは、前日比147ドル07セント高い2万6145ドル99セントで終了(0.57%高)。
 ナスダックは、前日比59.48ポイント高い8013.71ポイントで終了(0.75%高)。
 S&P500種は、前日比15.26ポイント高い2904.18ポイントで終了(0.53%高)しました。

 アップルが2.4%程の上昇となりIBMとトラベラーズが1%半強の上昇。インテルとメルクが1.4%前後の上昇となり、ユナイテッドテクノロジーズや3M,ウォルトディズニー、マイクロソフト、ユナイテッドヘルスグループも1%を超える上昇。
 一方、マクドナルドが1.42%安、ホームデポが1.19%安、エクソンモービルが1%近く下げ、ウォルマートも0.9%弱の下落。

 新型アイフォーンの日本での販売価格(税別)は「XS Max」が12.48万円から、「XS」が11.28万円からだそうですが、かなり強気な高価格帯だと思いますが、果たして世界でどれだけ売れるんですかねぇ。
 
 NY原油は、前日比1.78ドル安い1バレル68.59ドルで終了。
 NY金は、前日比2.7ドル安い1トロイオンス1208.2ドルで終了しています。