ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

4日の日経平均 2円34銭安い20408円54銭で終了

2019-06-04 18:19:10 | Weblog
 4日の日経平均ですが、3日の米国株式市場は一部ハイテク株が大きく下落してナスダックが1.61%安(ダウは小反発)する中、前日終値(20410円88銭)よりも24円98銭高い20435円86銭でスタート&直後に20464円57銭と朝方はプラス圏でスタートも、午前はじりじりと下落し続けて11時過ぎに20289円64銭まで下落して、前場は前日比85円86銭安い20325円02銭で終了。
 午後は開始ほどなく小幅なプラス圏に浮上した後、利食い売り傾向で推移して14時半頃に20350円近くまで調整しましたが終盤は買い戻し。終値ベースでは前日比2円34銭安い20408円54銭で終了しました。

 指数別では、日経平均は0.01%安、トピックスは0.01%高、JPX日経インデックス400は0.13%安。
 トピックススモールインデックスが0.66%高、東証コア30インデックスが0.5%安もそれ以外の指数は概ね±0.3ポイント程の範囲内に収まる今日は様子見ですね。
 中国市場は、上海総合が0.96%安、上海・深センCSI300が0.92%安となるなどそこそこ下落しているだけに、中国関連銘柄が売りこまれるかと懸念していたのですが、連日の売りにより値頃物色感も出たのか、終わってみれば小動きとなりました。


 東証1部の上昇組では、ヤマシンフィルター(12.6%高)や日本通信(12.06%高)など4銘柄で10%以上の上昇。
 ユニチカが6.97%高、千代田化工建設や三井E&Sホールディングスのプラント両銘柄が6.43%高。日揮が5.61%高となり、TATERUも5.5%高。

 一方の下落組では、インソース(18.33%安)など2銘柄で10%以上の下落。リクルートが5.78%安、良品計画が3.69%安。


 レオパレス21は309円スタートも10時16分に287円まで下落して、11円安の293円で終了(3.62%安)。
 ジャスダック上場の大塚家具は227円スタートも、今日は終日上昇傾向で推移し続けて15円高の250円で終了(6.38%高)しました。

マイナンバーカード 保険証に 22年度中に全国で

2019-06-04 11:54:27 | Weblog
マイナンバーカード 保険証に 22年度中に全国で  2019年6月4 日 日経夕刊
投薬履歴 マイナンバーで確認 政府、カード普及促す 2019年6月3日 日経有料記事


 ん。マイナンバーカードを健康保険証として活用したい主な理由は、国民の利便性よりも不正利用対策や投薬管理の方が真の狙い(妊婦加算騒動で炎上した皮膚科をはしご疑惑など、もし本当にやらかした日には保険者が簡単にチェックできるようになります)でしょうし、健保組合と国保に圧力をかければ一気に浸透すると思うのですが、一番の問題はマイナンバーカードも、ICチップの中にマイナンバーを収納する仕組みではなく、裏面に印刷していることで、何のためのICカードだ!!! 状態を放置していることだと思うんですけどね…。
 マイナンバーは原則変更できないために漏洩は絶対に許されませんし、番号を取り扱う事業者などには重い責任が課せられているのに、その一方で政府はマイナンバーカードを普段から持ち歩かせようと仕向けている。
 だったら、カバーでナンバーを隠すのではなく、ICチップの中にマイナンバーを収納する最低限のことはやって下さいな と、運転免許証で身元証明できる庶民の大半の方は考えているのではないかと思います。


北茨城市長に豊田氏 新人退け6選果たす

2019-06-04 08:36:11 | Weblog
北茨城市長に豊田氏 新人退け6選果たす 2019年6月3日 茨城
★茨城県北茨城市 市長選挙結果
当 豊田稔   10486票
  松本健一郎 8941票

 茨城県北茨城市は、福島県と県境を接する人口約4.1万人程の市で、市長選は1990年11月~1995年3月及び2007年6月~2019年6月まで通算5期現職を務めて6期目を目指す74歳の豊田稔氏に、株式会社 松本商店 代取で64歳の松本健一郎氏が挑む前回・前々回に続き同じ顔ぶれの一騎打ちとなりましたが、
 小中一貫校や病院を整備した実績を強調し、学校給食費無償化などの政策を掲げた豊田稔氏が10486票を獲得して
 多選の弊害を唱え、市政の刷新を主張して8941票を獲得した松本健一郎氏を退けて6期目の当選を決めました。

 豊田稔氏は、1995年にゴルフ場開発で業者から現金計約1億5000万円を受け取ったとする汚職事件が発覚。収賄容疑で逮捕起訴され市長を辞任。最高裁で懲役2年6月、追徴金7500万円の実刑判決が確定して刑に服した経歴の持ち主でもあるのですが、2007年に三つ巴の戦いを制して市長に復帰。
 まあその問題は罪を償ったのだからいいとして、昨年8月27日の茨城県知事選挙でも豊田氏が当時現職(1993年9月~2017年9月までの6期24年)の橋本昌氏の応援に回ったのに対して、6人の市町村長が対立候補の大井川和彦氏の支援に回り、知事選敗北の責任を取って市長会長職の辞意を表明。その保守対決の際にはマスコミに苦言を呈したこともある中々癖の強い方でもあるようで…。

 そういったごたごたがあったことや、豊田氏の年齢的なものもありましたが、挑戦者の方も前回・前々回出馬された方だけに、刷新的な意味では訴えも届きにくかったのかもしれません。
 通算6期目を決めた豊田氏もそろそろ後継者の育成も真剣に意識しなければならないでしょうし、対抗陣営は次は若い魅力のある候補者を擁立できるのか。
 4年間の舵取りもさながら、4年後の動きも別の意味で注目されるのではないかと思います。


埼玉蕨市長戦 頼高英雄氏4選

2019-06-04 08:31:15 | Weblog
蕨市長選、頼高氏が4選 全国で唯一の共産党籍の市長 自民推薦の新人、公明市議団も支持するも及ばず 2019年6月3日 埼玉
★埼玉県蕨市 市長選挙結果
当 頼高英雄 16989票
  鈴木直志 10684票

 埼玉県蕨市は、県南東部の人口7.4万人程の市で、市長選は2007年6月から3期12年現職を務めて4期目を目指す頼高英雄氏に、50歳の自民が推薦する鈴木直志氏が挑みましたが、
 病児保育の開始や財政健全化など、これまでの実績を強調した上で「市民とともに進めてきた『あったか市政』を継続、発展させる」と訴えると共に「健康都市・蕨」の構築に向け市立病院の耐震化推進や介護政策の充実のほか、子育てや教育政策の拡充なども訴えた頼高英雄氏が16989票を獲得して
 「(現市政の)長期政権の弊害を打破し、蕨をわくわくする元気で明るい街に変えたい」と述べ、市政刷新を訴えると共に、JR蕨駅改築を含めた産業活性化や老朽化の進む市立病院の建て替えなどを約束して10684票を獲得した鈴木直志氏
 を退けて4選を決めています。

 共産党籍の自治体トップの方の中には、議会でワンマンになったり、任期満了が近くなると突然暴走する方も時折見受けられるのですが、市民の支持があったからこそ対抗候補にこれだけの差をつけて4選を決められたのだと思いますし、市民は肩書よりも人柄や実績で現職の続投を選んだということなのだと思います。

三沢市長選、小桧山氏が初当選

2019-06-04 08:29:22 | Weblog
三沢市長選、小桧山氏が初当選  2019年6月3日 東奥日報
★青森県三沢市 市長選挙結果
当 12060票 小桧山吉紀 69 無新
  9762票 鈴木重正 50 無新

 青森県三沢市は、県東部の在日米軍三沢基地があることで知られる人口4万人程の市で、2007年6月から3期12年現職を務めた種市一正氏が出馬を見送ったことから、市長選は種市一正氏から後継指名を受けた元県議で69歳の小桧山吉紀氏と、元市議で50歳の鈴木重正氏の自民党に籍を有する2新人による保守対決となりましたが、
 子育て支援や教育環境の充実、地域力の向上などを訴えた小桧山吉紀氏が12060票を獲得して
 健康寿命日本一や小中学校の給食費完全無料化を目指し暮らしやすい三沢市をつくると訴え9762票を獲得した鈴木重正氏
 を退けて新人同士の争いを制しました。

三村氏が5選、32万票獲得/青森県知事選

2019-06-04 08:28:09 | Weblog
三村氏が5選、32万票獲得/青森県知事選 2019年6月3日 東奥日報
★青森県知事選挙結果
当 三村申吾 32万9048票 得票率 75.73%
  佐原若子 10万5466票 得票率 24.27%

 青森県知事選は、2003年6月から4期16年現職を務めて5期目を目指す現職で63歳の三村申吾氏に、歯科医師で65歳の佐原若子氏が挑みましたが、
 農林水産業などでの実績を強調し、県政の継続を訴えた三村申吾氏が32万9048票を獲得して
 現職批判を展開、県政の転換をアピールして10万5466票を獲得した佐原若子氏 にトリプルスコアの大差をつけて危なげなく5選を決めています。

3日の米国市場 FB7.51%安、グーグル6.12%安、アマ4.64%安

2019-06-04 08:22:43 | Weblog
 週明け3日の米国株式市場は、FAANG銘柄のうち3銘柄で大きく下落したことが原因でナスダックが1.61%安となり、ダウは小反発も一時下げてから値頃感から買い戻される展開。
 NYダウは、134ドル程下げる場面もあったものの、下げが大きかった銘柄を中心に買い戻される傾向もあり、終値ベースでは先週末比4ドル74セント高い24819ドル78セントで終了(0.02%高)。
 ナスダックは、先週末比120.13ポイント安い7333.02ポイントで終了(1.61%安)。
 S&P500種は、先週末比7.61ポイント安い2744.45ポイントで終了(0.28%安)しました。

 ダウ構成30銘柄では21銘柄で上昇。9銘柄で下落。
 ベライゾンが3.74%高、ダウが2.57%高、シェブロンが1.88%高、コカ・コーラが1.73%高、エクソンモービルが1.57%高。
 一方、マイクロソフトが3.1%安、ユナイテッドヘルスグループが2.17%安、ビザが1.69%安、インテルが1.32%安。
 FAANG銘柄は、フェイスブックが7.51%、グーグルが6.12%安、アマゾン・ドットコムが4.64%も下落した他、ネットフリックスが1.94%安、アップルが1.01%安。
 この3銘柄の下落率の大きさは米当局による反トラスト規制を警戒してのものだそうですが、調整としてはかなり厳しい値動きかと。

 NY原油は、先週末比0.25ドル安い1バレル53.25ドルで終了。
 NY金は、先週末比16.8ドル高い1トロイオンス1327.9ドルで終了しています。