ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

タンカー運航の国華産業社長「砲弾による攻撃を受けた」

2019-06-13 20:25:40 | Weblog
タンカー運航の国華産業社長「砲弾による攻撃を受けた」 2019年6月13日 NHKオンライン

 この騒動。13日午後5時半ごろから記者会見が始まったそうで、同会見では「1発目の砲弾を船体左側の後部に受けた。エンジンルームから出火したため二酸化炭素を注入して消火した。さらに、2発目を船体の左側の中央付近に受けたたため、船長が船から離れる決断をした」とのこと。
 犯行勢力による犯行声明が出ないうちに迂闊な判断を下すのは好ましくありませんが、ホルムズ海峡封鎖のリスクが一気に現実味を帯び、外交問題も緊張が走るでしょうし、日本の原油輸入の大半は中東経由だけにその影響はあまりにも大きいとしか。
 株式・商品相場共に大荒れになる可能性も否定できないように思います。

日本のタンカー攻撃、ホルムズ海峡近く 邦人乗船せず 

2019-06-13 20:10:14 | Weblog
日本のタンカー攻撃、ホルムズ海峡近く 邦人乗船せず 2019年6月13日 日経夕刊
タンカー2隻、オマーン湾で攻撃受けたもよう=関係筋 2019年6月13日 ロイター
イラン最高指導者、核兵器「製造・使用せず」 首相に 2019年6月13日 日経夕刊

 日経やロイターの報道をまとめると、日本時間午前11時45分ごろに、オマーン湾でタンカー2隻(パナマ船籍のコクカ・クーレジャス及びマーシャル諸島船籍のフロント・アルテア)が攻撃を受け、うちノルウェーのフロントラインが所有するタンカーのフロント・アルテアは魚雷と思われる攻撃により沈没したようです。
 もう1船のコクカ・クーレジャスは日本の国華産業が運航していて、こちらも被弾した模様。
 政府の公式見解が入ってくる前に憶測的なコメントは差し控えたいと思いますが、安倍晋三首相がイラン最高指導者のハメネイ師と会談するために訪イしているこのタイミングで仕掛けてくるということは、イランの核問題を巡って同国と米国の緊張感が高まっていることや、安倍晋三首相が仲介を買って出たことを面白く思わない勢力(あるいはそう思われて自身の敵対勢力を潰す目的のテロ行為)が仕掛けてきたとみるのがやはり妥当なのだと思いますし、首相は外遊中に顔を潰された形に…。
 ホルムズ海峡閉鎖のリスクが現実味を帯び原油価格は急反発していますが、中東リスクがきな臭くなってきました。

13日の日経平均 前日比97円72銭安い21032円ちょうどで終了

2019-06-13 18:02:31 | Weblog
 13日の日経平均ですが、12日の米国市場は原油相場が4%安と大きく調整して主要3市場も小幅ながら続落して終了(ダウ0.17%安、ナスダック0.38%安、S&P500種0.2%安)する中、前日終値(21129円72銭)よりも88円81銭安い21040円91銭でスタート。9時半頃に21111円23銭まで下げ幅を縮小するなど10時半頃までは21070円程のレンジで推移していましたが、その後は下落しはじめ11時10分頃に20932円13銭まで下落して、前場は前日比171円47銭安い20958円25銭で終了。
 午後は開始ほどなく21030円前後まで戻して、その後は14時20分頃に20950円強まで下落する場面もありましたが、すぐに値を戻して終値ベースでは前日比97円72銭安い21032円ちょうどで終了しました。

 指数別では、日経平均は0.46%安、トピックスは0.82%安、JPX日経インデックス400は0.74%安。
 東京市場の指数は東証REITは0.11%高も、トピックススモールインデックスが1.23%安、東証マザーズが0.86%安となるなど軒並み下落。
 中国は、上海総合は0.03%安、上海・深センCSI300は0.29%高と高安マチマチ。
 17時に終了した香港市場は、香港ハンセン指数が昨日に1.73%安になっていたのですが、10時過ぎに1.769%近く安い26825ポイント台まで下落してからは買い戻しが入り続けて終値ベースでは13.74ポイント安い27294.71ポイントで終了(0.05%安)。
 香港で拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモ隊と警察が衝突するなど混乱が激しくなり、経済活動が停滞するとの懸念から今日も大きく下落してスタートしたものの、こちらは一旦買い戻される格好になったようです。


 東証1部の上昇組では、JSB(15.56%高)など4銘柄で10%以上の上昇。
 一方の下落組では、ジャパンディスプレイが材料出尽くし感もあったのか8円安の59円で11.94%安。アドバンテストが5%安、曙ブレーキ工業が4.46%安、太陽誘電が4.38%安、東京エレクトロンが4.21%安、安川電機が3.89%安、SUMCOは2.73%安。
 原油安もあり、コスモエネルギーが4.15%安、富士石油が3.35%安。

 レオパレス21は2円安の311円で終了。
 ジャスダック上場の大塚家具は7円安の250円で終了しています。

12日の米国市場 ナスダックが0.38%安など調整 原油は4%安

2019-06-13 07:30:24 | Weblog
 12日の米国株式市場は、FOMCを来週に控える中、持ち高調整の売りもあり、連日の小幅調整で終了。
 NYダウは、前日比43ドル68セント安い26004ドル83セントで終了(0.17%安)。
 ナスダックは、前日比29.85ポイント安い7792.72ポイントで終了(0.38%安)。
 S&P500種は、前日比5.88ポイント安い2879.84ポイントで終了(0.2%安)しました。


 ダウ構成30銘柄では、15銘柄で上昇、15銘柄で下落するマチマチで
 ジョンソン&ジョンソンが1.36%高、ファイザーが0.96%高、ベライゾンが0.93%高、ユナイテッドテクノロジーズが0.92%高。
 一方、ゴールドマンサックスが2.32%安、シスコシステムズが2.19%安、ウォルグリーンが1.44%安、JPモルガンチェースが1.27%安、インテルが1.13%安、エクソンモービルが1.08%安、アメックスが0.97%安など。


 NY原油は、前日比2.13ドル安い1バレル51.14ドルで終了(4.0%安)。
 NY金は、前日比5.6ドル高い1トロイオンス1336.8ドルで終了しています。