東京都 新たに224人の感染確認 過去最多 新型コロナ

東京都 新たに224人の感染確認 過去最多 新型コロナ　2020年7月9日　日経夕刊

　昨日の東京都の新型コロナウイルス感染者数が（休み明けの月曜日でもないのに）7日ぶりに100人を下回っただけに今日はその反動で増えないといいけど…とは思っていましたが、今日は224人と一気に200人の大台を超えてしまったようです。
　長雨による影響は九州地方や岐阜・長野の両県で大きな被害がでていますが、こちらも心配です。
　基礎免疫力が落ちると新型コロナウイルス感染症に限らず、感染症全般に罹りやすくなりますし、体調管理に十分に気を付けたいものです。

9日の日経平均 一時241円高 前日比90円64銭高い22529円29銭で終了

　9日の日経平均ですが、8日の米国株式市場は反発して終了（ダウ0.68％高、S&P500種0.78％高、ナスダック1.44％高）する中、前日終値（22438円65銭）よりも3円65銭高い22442円30銭でスタート＆直後に22545円95銭も9時45分頃に22545円95銭まで上昇するなど午前は小幅なプラス圏で概ね推移して、前場は前日比47円36銭高い22486円01銭で終了。
　午後は13時10分頃にこの日の高値となる22679円08銭を付けた後13時50分頃までは22650円超えの水準で推移していましたが、14時過ぎに22550円近辺まで調整。寄り付きにかけてもやや調整したことから、終値ベースでは前日比90円64銭高い22529円29銭での終了となりました。

　伊藤忠商事が全株式を約5800億円で取得してほぼ完全子会社化すると伝わったファミリーマートがストップ高となる22.8％高（TOB価格は2300円で400円高の2154円で終了）。
　10％台の上昇は、ベルシステム24（17.46％高）など7銘柄。サムコが9.52％高、ソニーが3.27％高。
　親会社によるTOBへの期待からか、ローソンが6.43％高、ミニストップが6.34％高、
　
　一方の下落組では、イオンフィナンシャルサービスが15.25％安、イオン北海道が8.65％安、イオンが4.85％安。
　コンビニでも中国地方を中心に展開しているポプラは6.48％安と大きく調整しています。

　TOB絡みでは、外食大手のコロワイドが、大戸屋の株式保有比率を現在の19.16％から51.32％まで高めて子会社化すると発表していますが、1部上場のコロワイドは2.42％安となり、ジャスダックに上場している大戸屋はストップ高となる23.66％高（TOB価格は3081円で500円高の2613円）で終了しています。

米ブルックス・ブラザーズが破産法申請

米ブルックス・ブラザーズが破産法申請　コロナで打撃　2020年7月9日　日経

　このアパレル会社は非上場会社ながら、創業200年を超える老舗（1890年代に初めてボタンダウンのカラーシャツを発売したそうです）で、ビジネススーツやネクタイなどのブランドとして世界的な知名度があるのですが、連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請して経営破綻しました。
　ん。日本でもかなり名の知られたブランドですが、この会社まで資金繰り破綻に追い込まれるとは…。新型コロナウイルスの経営への影響恐るべしです。

8日の米国市場 ダウ0.68％高、S&P500種0.78％高、ナスダック1.44％高

　8日の米国株式市場は、取引終了にかけて買い戻しが入ったこともあり主要3市場とも反発して終了。
　NYダウは、前日比177ドル10セント高い26067ドル28セントで終了（0.68％高）。
　ナスダックは、前日比148.61ポイント高い10492.50ポイントで終了（1.44％高）。
　S&P500種は、前日比24.62ポイント高い3169.94ポイントで終了（0.78％高）しました。

　ダウ構成30銘柄では21銘柄で上昇、8銘柄で下落。
　ウォルトディズニーが2.67％高、アップルが2.33％高、マイクロソフトが2.20％高、ナイキが1.82％高、ゴールドマンサックスが1.45％高。
　一方、ダウが3.21％安、ウォルマートが1.98％安、メルクが1.02％安。
　レイセオンが横ばい、マクドナルドも0.02％高とほぼ横ばい。

　NY原油は、前日比0.28ドル高い1バレル40.90ドルで終了（0.7％高）。
　NY金は、前日比10.7ドル高い1トロイオンス1820.60ドルで終了（0.6％高）しています。