(18日の選挙戦)北名古屋市長に長瀬氏 2010年04月19日 朝日
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001004190004
●合併後の融和訴え再選
北名古屋市長選は18日投票、即日開票され、無所属の現職長瀬保氏(69)が、前市議で無所属の新顔日栄政敏氏(61)を破り、再選を決めた。当日有権者数は6万3131人、投票率は55・97%だった。
長瀬氏の同市能田の事務所では、当選の一報を受け、支持者が喜びの声を上げた。近くの津島神社で長瀬氏は「合併で難しい市政運営だった。残された課題に4年間でしっかり応えていく」と話した。
長瀬氏は、初代市長として旧師勝、旧西春両町の一体化に努めた実績を強調。自主財源と雇用を確保するための高度先端企業の誘致や、待機児童の解消、救急医療の充実を公約に掲げた。
また前回は民主だけから推薦を受けたが、今回はいずれの党の推薦も受けず、広く支持を集める作戦に出た。地元選出の国会議員や県議、市議の大半から党派を超えて応援を受け、旧師勝町長時代から通算して5回目の当選を果たした。
日栄氏は市長給与や退職金の削減を掲げて市政刷新を訴えたが、立候補表明が2月末と遅れたことも響き、支持が広がらなかった。
★愛知県北名古屋市 市長選挙結果
当18984 長瀬保=無現<2>
15673 日栄政敏=無新
愛知県北名古屋市は、まさに名前の通り名古屋市の北に位置し、名鉄犬山線で名鉄名古屋駅まで10分ほどという交通の便の良さもあり、名古屋市のベッドタウンとして発展してきた2006年3月に師勝町と西春町が合併して誕生した人口8.1万人の市で、市長選は旧師勝町長出身で初代北名古屋市長に就任した現職の長瀬保氏に対して、前市議の日栄政敏氏が挑戦しましたが、
「この4年間、合併2町の融和に努め、きめ細かい市政に配慮してきた。これからは明るい北名古屋市の実現に邁進したい」と訴えると共に、ごみ焼却場建設を緊急の課題と位置づけ、「市民の健康、子どもの健全な育成、お年寄りにやさしい施策など、未来に向けた基盤整備の道筋をつけたい」と訴えた現職の長瀬氏が18984票を獲得し、
「行政のムダをなくし、市民参加を実感できる市政を実現する。トップを代えて市民中心の市政に変えよう」と訴えると共に、「市長の退職金はゼロに、給与は半減させる。徹底的な行政改革と事業仕分けを市民参加で行い、浮いたお金は子どもや老人、障害者の生活向上のために使う」と訴え15673票を獲得した日栄政敏氏 を破り再選を決めました。
再選を決めた長瀬保氏は、勝利したとはいえライバル候補に3300票差まで迫られる苦戦。一応の信認は得た形になったものの、次の4年間でどれだけの実績を残すことができるか勝負になりそうな気がします。
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●合併後の融和訴え再選
北名古屋市長選は18日投票、即日開票され、無所属の現職長瀬保氏(69)が、前市議で無所属の新顔日栄政敏氏(61)を破り、再選を決めた。当日有権者数は6万3131人、投票率は55・97%だった。
長瀬氏の同市能田の事務所では、当選の一報を受け、支持者が喜びの声を上げた。近くの津島神社で長瀬氏は「合併で難しい市政運営だった。残された課題に4年間でしっかり応えていく」と話した。
長瀬氏は、初代市長として旧師勝、旧西春両町の一体化に努めた実績を強調。自主財源と雇用を確保するための高度先端企業の誘致や、待機児童の解消、救急医療の充実を公約に掲げた。
また前回は民主だけから推薦を受けたが、今回はいずれの党の推薦も受けず、広く支持を集める作戦に出た。地元選出の国会議員や県議、市議の大半から党派を超えて応援を受け、旧師勝町長時代から通算して5回目の当選を果たした。
日栄氏は市長給与や退職金の削減を掲げて市政刷新を訴えたが、立候補表明が2月末と遅れたことも響き、支持が広がらなかった。
★愛知県北名古屋市 市長選挙結果
当18984 長瀬保=無現<2>
15673 日栄政敏=無新
愛知県北名古屋市は、まさに名前の通り名古屋市の北に位置し、名鉄犬山線で名鉄名古屋駅まで10分ほどという交通の便の良さもあり、名古屋市のベッドタウンとして発展してきた2006年3月に師勝町と西春町が合併して誕生した人口8.1万人の市で、市長選は旧師勝町長出身で初代北名古屋市長に就任した現職の長瀬保氏に対して、前市議の日栄政敏氏が挑戦しましたが、
「この4年間、合併2町の融和に努め、きめ細かい市政に配慮してきた。これからは明るい北名古屋市の実現に邁進したい」と訴えると共に、ごみ焼却場建設を緊急の課題と位置づけ、「市民の健康、子どもの健全な育成、お年寄りにやさしい施策など、未来に向けた基盤整備の道筋をつけたい」と訴えた現職の長瀬氏が18984票を獲得し、
「行政のムダをなくし、市民参加を実感できる市政を実現する。トップを代えて市民中心の市政に変えよう」と訴えると共に、「市長の退職金はゼロに、給与は半減させる。徹底的な行政改革と事業仕分けを市民参加で行い、浮いたお金は子どもや老人、障害者の生活向上のために使う」と訴え15673票を獲得した日栄政敏氏 を破り再選を決めました。
再選を決めた長瀬保氏は、勝利したとはいえライバル候補に3300票差まで迫られる苦戦。一応の信認は得た形になったものの、次の4年間でどれだけの実績を残すことができるか勝負になりそうな気がします。