常総市長に高杉氏初当選 2012年7月10日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120710-OYT8T00028.htm
常総市長選は8日、投開票され、新人で前市議の高杉徹氏(58)(無所属)が、再選を目指した現職の長谷川典子氏(69)(無所属=自民、公明推薦)を接戦の末に破り、初当選した。当日有権者は5万1091人。投票率は59・61%で、選挙戦となった2007年の74・67%を下回り、水海道市時代を含めて過去最低だった。
高杉氏は「市政一新」を掲げ、水海道地区の「市街地にぎわい再生事業」の中止を前面に出し選挙戦を展開。借金の膨らむ市財政の再建を訴え、市長報酬の50%カット、市街地への商業施設誘致による「買い物難民」の解消、100円巡回バスの運行など高齢者対策を提唱し、支持を広げた。
長谷川氏は「継続・前進」を掲げ、子育てと仕事が両立できる環境整備などの実績を訴え、市議22人のうち18人の支援を受け盤石の態勢で臨んだが及ばなかった。
高杉氏の事務所では、8日午後10時過ぎに当選確実が知らされると、支援者から「勝った」「やった」と大歓声。高杉氏は支援者を前に「市民の力で奇跡が起きた。市民の声を政治の場に届ける」と力強く語った。
一夜明けた9日、高杉氏は午前10時、市役所で当選証書を受け取り、その後、事務所で記者会見を行った。高杉氏は勝因について、「最大の争点だった『市街地にぎわい再生事業』に市民が直接『ノー』の意思を示した、ある種の市民革命」と語った。同事業は「当面凍結」とし、来年6月着工の市庁舎の建て替え計画も修正の可能性を示した。
★茨城県常総市 市長選挙結果
当 高杉徹 無新 15262票
長谷川典子 無現 14873票
少し遅くなりましたが、8日に行われた自治体選挙の結果についてお送りしたいと思います。
茨城県常総市は、2006年1月1日に水海道市が石下町を編入合併して市名も改称した人口約6.4万人の市で、市長選は4年前の前回選挙選で当時の現職死去に伴い無投票当選を決めた自民・公明が推薦する現職の69歳の長谷川典子氏に対して、前市議で中小企業診断士の58歳の高杉徹氏が挑戦しましたが、
「有権者は『このままでは常総市は沈没してしまう』と言っている。これを変えるのが今回の選挙。新しい常総市の時代をつくることを語っていきたい」、市政の刷新を訴え、公約として(1)水海道の街なか公園見直し(2)市の財政再建(3)買い物難民をつくらない街づくり(4)学校耐震化など政策優先順位の一新 を掲げた高杉徹氏が15262票を獲得して
「4年間で種をまいた事業が途切れれば、市のマイナスになる。圏央道インターチェンジ周辺開発など発展につながる大きな仕事を任せてほしい」と1期4年の実績を訴えると共に、公約として、(1)市民との協働で元気なまちづくり(2)災害、犯罪に強い安全安心のまちづくり(3)立地条件を生かした産業、農業の振興 を掲げて14873票を獲得した現職の長谷川典子氏 を400票に満たない僅差で破り初当選を決めました。
中小企業診断士出身という少し旗色の変わった新市長が就任することになりますが、新市長はどのような市制の舵取りを行ってくれるのでしょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120710-OYT8T00028.htm
常総市長選は8日、投開票され、新人で前市議の高杉徹氏(58)(無所属)が、再選を目指した現職の長谷川典子氏(69)(無所属=自民、公明推薦)を接戦の末に破り、初当選した。当日有権者は5万1091人。投票率は59・61%で、選挙戦となった2007年の74・67%を下回り、水海道市時代を含めて過去最低だった。
高杉氏は「市政一新」を掲げ、水海道地区の「市街地にぎわい再生事業」の中止を前面に出し選挙戦を展開。借金の膨らむ市財政の再建を訴え、市長報酬の50%カット、市街地への商業施設誘致による「買い物難民」の解消、100円巡回バスの運行など高齢者対策を提唱し、支持を広げた。
長谷川氏は「継続・前進」を掲げ、子育てと仕事が両立できる環境整備などの実績を訴え、市議22人のうち18人の支援を受け盤石の態勢で臨んだが及ばなかった。
高杉氏の事務所では、8日午後10時過ぎに当選確実が知らされると、支援者から「勝った」「やった」と大歓声。高杉氏は支援者を前に「市民の力で奇跡が起きた。市民の声を政治の場に届ける」と力強く語った。
一夜明けた9日、高杉氏は午前10時、市役所で当選証書を受け取り、その後、事務所で記者会見を行った。高杉氏は勝因について、「最大の争点だった『市街地にぎわい再生事業』に市民が直接『ノー』の意思を示した、ある種の市民革命」と語った。同事業は「当面凍結」とし、来年6月着工の市庁舎の建て替え計画も修正の可能性を示した。
★茨城県常総市 市長選挙結果
当 高杉徹 無新 15262票
長谷川典子 無現 14873票
少し遅くなりましたが、8日に行われた自治体選挙の結果についてお送りしたいと思います。
茨城県常総市は、2006年1月1日に水海道市が石下町を編入合併して市名も改称した人口約6.4万人の市で、市長選は4年前の前回選挙選で当時の現職死去に伴い無投票当選を決めた自民・公明が推薦する現職の69歳の長谷川典子氏に対して、前市議で中小企業診断士の58歳の高杉徹氏が挑戦しましたが、
「有権者は『このままでは常総市は沈没してしまう』と言っている。これを変えるのが今回の選挙。新しい常総市の時代をつくることを語っていきたい」、市政の刷新を訴え、公約として(1)水海道の街なか公園見直し(2)市の財政再建(3)買い物難民をつくらない街づくり(4)学校耐震化など政策優先順位の一新 を掲げた高杉徹氏が15262票を獲得して
「4年間で種をまいた事業が途切れれば、市のマイナスになる。圏央道インターチェンジ周辺開発など発展につながる大きな仕事を任せてほしい」と1期4年の実績を訴えると共に、公約として、(1)市民との協働で元気なまちづくり(2)災害、犯罪に強い安全安心のまちづくり(3)立地条件を生かした産業、農業の振興 を掲げて14873票を獲得した現職の長谷川典子氏 を400票に満たない僅差で破り初当選を決めました。
中小企業診断士出身という少し旗色の変わった新市長が就任することになりますが、新市長はどのような市制の舵取りを行ってくれるのでしょうか。