ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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9日の日経平均 一時516円高も101円13銭高の21469円20銭で終了

2018-03-09 17:34:19 | Weblog
(参考記事)米朝首脳5月にも会談 金正恩氏が要請、米政府発表 2018年3月9日 日経夕刊
記事リンク先 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27901690Z00C18A3MM0000/?nf=1


 9日の日経平均ですが、8日の米国株式市場は上昇して終了(ダウ0.38%高、ナスダック0.42%高、S&P500種0.45%高)する中、前日終値(21368円07銭)よりも226円15銭高い21594円22銭でスタートした後、米朝首脳が5月までに会談する方向と伝わったことを材料に10時過ぎに516円38銭高い21884円45銭まで急騰も、その後は実現可能性への懸念も強まったのか、11時15分頃に21479円76銭まで上げ幅を縮小する場面も見られ、午前は前日比186円60銭高い21554円67銭で終了。
 午後に入ってからも値動きが激しく、13時半過ぎには前日終値をわずかながら下回る21357円55銭をつける場面も見られましたが、その後は買い戻しも見られたことから、終値ベースでは前日比101円13銭高い21469円20銭での終了となりました。

 まあ、今晩は雇用統計の発表も控えていますし、材料とされた北朝鮮との会談も本当に実現できるのか、とりあえずは今晩の米国株式市場の反応を見てみたいという方も少なくなかったのではないかと思います。

 指数別では、日経平均が0.47%高、JPX400が0.37%高、トピックスが0.32%高。
 一方の東証REIT指数が0.81%安、ジャスダックインデックスが0.78%安。

 東証1部の上昇組では、流通向けシステム開発のヴィンクス(20.60%高)や鎌倉新書(19.02%高)など4銘柄で10%以上の上昇となった他、不二電機が6.31%高、積水ハウスが4.88%高、積水化成が3.85%高、旭化成が3.51%高、日立建機が3.06%高。エーザイも2.97%高と続伸ですね。
 ここ数日激しく上下していた任天堂は47640円~49000円とそこそこ値動きはあったものの、終値ベースでは140円高の48110円で0.29%高と今日は様子見。

 一方の下落組は、東京個別指導学院(11.83%安)、石川製作所(10.92%安)、豊和工業(10.36%安)の3銘柄で10%以上の下落。
 石川製作所と豊和工業は防衛関連での物色と元々足の速い資金が流れ込んでいただけに当然の反応でしょうか。
 他、神戸製鋼所が3.21%安、武田が2.65%安などとなっています。

8日の米国市場 ダウ0.38%高、ナスダック0.42%高、S&P500種0.45%高 原油は1.68%安

2018-03-09 08:06:58 | Weblog
 8日の米国株式市場は、貿易摩擦に関わる関税問題についてカナダとメキシコを当面猶予するなど「すべての国に一律に関税を適用する」との従来の態度を軟化させて、日本などの同盟国にも交渉次第で関税を免除する余地を残すなど、貿易摩擦の懸念が後退したことから主要3市場とも上昇して終了。
 NYダウは、前日比93ドル85セント高い24895ドル21セントで終了(0.38%高)。
 ナスダックは、前日比31.30ポイント高い7427.95ポイントで終了(0.42%高)。
 S&P500種は、前日比12.17ポイント高い2738.97ポイントで終了(0.45%高)しました。

 ジョンソン&ジョンソンが2.34%高、ファイザーが1.59%高、P&Gが1.02%高となった他、コカ・コーラが1.44%高、キャタピラーが1.37%高、アップルが1.09%高。
 米メルクとの提携で昨日の東京市場でエーザイが急騰していましたが、抗がん剤分野の提携で最大エーザイ側は6110億円の受け取る(一時金としての出費は約320億円なものの研究開発費用や肝細胞がんなどの承認取得時や販売マイルストーンなどを併せると最大でその金額になるそうです)とされていて、その相手方のメルクの株価がどうなるかな…とは思っていたのですが、こちらも0.53%高。
 一方、IBMが1.33%安、インテルが1.13%安、ユナイテッドヘルスグループが1.12%安。

 NY原油は、前日比1.03ドル安い1バレル60.12ドルで終了(1.68%安)。
 NY金は、前日比5.9ドル安い1トロイオンス1321.7ドルで終了しています。