日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

黒姫高原山菜取り&てんぷら

2006-06-06 | 自然・風景
 黒姫の2日目、同部屋のエイコさんは早起きだ。
私が起きる前に近所の散策をし、身支度もばっちり。
こちらは寝ぼけ眼、それでも私より寝坊がいて助かる。
5人もいると朝食の準備に私はいらない。
うろうろと働いているふりをしているうちにきちんと出来上る。
小鳥が鳴いて、唐松林が揺れ、木漏れ日が差し込む。

午前中は陶芸、食器の小鉢を3個、スープ皿のつもり。
めったに土をいじらないエイコさんは大皿に挑戦。
土を作って手ほどきをして、朝食のお返し。

午後からは一人増えて、いよいよ山菜取りに出発。
指導は山菜・キノコ博士のエイコさんと家主のアヤさん。
裏山に熊よけの鈴を鳴らして、分け入る。
昨日のヒーローはヤマちゃん、タケノコを沢山採った。
私も負けずにタケノコを見つける。
どんな風の吹き回しか、
誰も見つけられなかったアケビの新芽も見つけた。
一度見つかると、「ここにもあそこにも」になるのが可笑しい。
道なき道を上ったり降りたり、
ようやく山荘に戻った頃にはエネルギー切れ
椅子に座り込む。

それでも仕事は残り、とった山菜の下ごしらえ。
タケノコの皮を剥ぎ、硬そうな所を取り除き
合間におしゃべり、毒舌に笑いに
口から出任せばかり・・
誰も気を悪くしないし、だれも咎めない。
ストレス発散・解消

夜は山菜てんぷら、
揚げるのはエイコさんとアヤさん。
他の4人はビールを片手にお殿様気分。
出てくるは・出てくるは・・
タケノコ・アケビの新芽・コシアブラ・タラの芽
ウドの新芽・行者ニンニクの葉・ヨモギ・スギナ・クローバーとタンポポの花
藤の花・フキの葉・ギシギシの穂・○○のエンドウ(忘れた)

食べられるものは何でも取ってきたが
もう一度食べたいのは、タラの芽、コシアブラ、アケビなど定番山菜だ。
それに蕨のお浸し・ゼンマイの煮物・フキの煮物等々が付き
サワラの味噌漬けも手作りでおいしく
自給自足の豪華絢爛な夕食だった。
コメント
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