日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

勧められない電磁調理器

2006-06-15 | 仕事・建物
建て主さんが「オール電化」にしたいと希望した。

一度は賛成したものの「IH調理器の電磁波」が心配なので本を買った。
「やっぱりあぶない、IH調理器」船瀬俊介著
「暮らしの手帳」(このブログの5月20日参考)の事を話たが
「暮しの手帖って新しい事が嫌いよね」で済まされた。

若い人たちの住まいなので建て主さんの将来が気掛かりだ。
目立つ表紙にちょっとたじろぎながら読む・というか見る。
絵が多く文字が少ない構成だ。

建て主さんには
「私の年齢ではなにを使おうと構わないが、
若い人は注意したらどうでしょう?」と言ったが
そんなものではなかった。
「年を取る程体内に小さな癌細胞を持っている人が多い
電磁波は微小な癌細胞を刺激して悪性化、スピード化させる恐れあり」
「お年寄りに最適」はとんでもない話だそうだ。

その電磁波たるや安全基準の1ミリガウスの数十倍から数百倍
基準までよけるには2m以上も離れなくてはならない。
これでは調理が出来ない。
電子レンジは1m離れようって言い合っていたが
鍋をのぞき込まないとならない、電磁調理器は使えない。

この本をうのみにするつもりはないが
少しでも危険なものを進める事は出来ない
建て主さんにも本を買ってもらって、
スッパリあきらめてもらった。

パソコンが出回り出した頃には
「電磁波よけのエプロン」をかける人を見掛けたが
電磁調理器はそんな生易しいものではなかった。
あの頃の危機感はどこへ行ってしまったのだろう?

便利・キレイで体を壊されてはたまらない。
やはり少し不便でも使い慣れた安心な機器を勧めたい。
私もIH炊飯器を買うつもりだったが、普通の炊飯器にしよう!
価格は半分になるし。
高くて危険なものを開発・推進する日本人て・・
どうしちゃったのだろう??
(IH調理器を使うのは日本だけだそうだ)
コメント
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