日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

杉の沢「苗名の滝」

2006-06-07 | 自然・風景
 黒姫の3日目、天気も上々少し遠出をすることにした。
車で5分関川の橋まで行き後は歩き。
昨年お気に入りになった変電所の苔の道を歩き、
杉の道を進み、堤防を歩き、気ままな散歩。

日本の滝10選に選ばれている「苗名の滝」を目指す。
今年は例年にない雪で、川は水量が一段と多い。
滝が見えないうちから「ドドドドド~~」
半端な量ではない。
付近は水しぶきで霞んでいる。
手前の吊り橋を渡るが、この橋が怖い、
下流に傾き、手すりのワイヤーを越えて落ちそうになる。
体を上流に傾けとっとと渡る。
近くによるとさらにド迫力、声を張り上げないと会話が出来ない。

休憩の後、先達のアヤさんが「この上に行きます」
付いていく道が半端ではない。
一歩一歩がひざの高さの石を越えなくてはならない。
その上滝のしぶきと湧き出る水で道はグチャグチャ
「今回は山登りはなし」の言葉にスニーカーの足元はおぼつかない。
「登山靴を履いてくれば良かった」が、後の祭り。

見る見るうちに滝は下になり、
はるか上に見えていた「トチノキの花」も眼下に。
汗が吹き出て「休も~~」と出かかった頃
ようやく「もうそこ」
山の中腹の林道に出た。
不思議な道で、平ら・広い、
発電所の作業道の様だ。
眺めがいい、風がそよそよ気持ちがいい。

その後林道を下り、3時間の遊びが終わった。
まわりは田植えをしている田んぼや、水の張った水田など
典型的な農村風景、堪能できた。

お昼を食べ、一休みをしてあっという間に黒姫とお別れ。
一緒に帰ったハルナさんはよっぽど疲れたのか
私が大宮駅のホームから見た時は
もう寝てしまっていた。
コメント
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