日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

重陽の節句「菊の被綿」

2006-09-19 | 趣味・遊び
昨日ウオーキングの途中で大宮八幡に寄った。
せっかちの習い性で「菊の・・」を見ただけで
菊の展覧会と勘違い
お参りの後で境内を探すが、それらしきものはない
お守りの売店の巫女さんに聞くと丁寧に教えてくれた。

結婚式場のロビーに菊の一軍
花の上に色とりどりの真綿が乗っている。
「???」
そばに説明書きあった。
「重陽(ちょうよう)の節句」(以前お茶事があった)
そうだ・3月3日のおひな祭り
5月5日の端午の節句・7月7日七夕
に続く節句を思い出した。

説明書きには「菊の被綿(きせわた)」
9月8日菊の花に真綿を乗せて梅雨や香を移しとる
欲9日の朝、その綿で顔や身体を拭うと
不老長寿が保たれる。
今で言うアンチエイジングの一つらしい。

平安時代の宮中出は菊の花を浮かべたお酒を酌み交わして
長寿を祝ったらしい。

女の子・男の子の節句
七夕の青春(?)の節句に続く
大人の節句なのだろう。

写真の許可をもらったりうろうろしていると
通り掛かりの神主さんや巫女さん事務服の人
皆丁寧に挨拶してくれる。
やはり礼節の神社だった。

偽お茶人が一歩前に進めた気分だ。

お節句
コメント
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