今週はお楽しみ満載の週だった。
日曜日は「お茶亊」月曜「ゴスペル」火曜日「日光観光」
こんな日が3日も続く事は滅多にない。
土曜の今日から考えると日曜のお茶亊は遠い昔に思えてくる。
年に2回の星岡の茶事は既に28回目
毎回違う趣向で催されるが夕去りは今度で2回目
移ろう夕闇の中の照明が素敵で人気が高い。
外はまだまだ明るいのに、古い日本家屋は薄やみに包まれている。
庇が長く、簾が下ろされ、木立で日の光が入りにくい。
始まりの3時前の待ち合いには既にロウソクの明かりが揺れている。
薄暗がりの中お軸や煙草本を見るが
うすらぼんやりしか見えない。
「電気をつけましょうか?」
「ロウソクがあるのでやめましょう」
暗黙のルールが根付いている。
外の腰掛けで亭主が蹲いに出るのを待ち席入り。
さらに薄暗いお床には斬新なお花
素敵さと大胆な生け様は感じるものの「何の花か???」
懐石のご飯はこれぞ新米・・のお味
向う付けには厚く切られた松茸
手燭をまわしてお酒を注ぎ合う
お菓子を頂き、中立ちの前に失礼してお床のお花を確認
「時計草と孔雀草」
中立ちのお庭には路地行灯が幻想的
後入のお床は「チヨチヨと千代に八千代に小雀が・・」
ご亭主が説明してくださるも真っ暗け
昔の人はきっと「夜目が利いたのね」
現代人の私たちは「明るいところでしっかり見たい」
無粋の事この上なし・・
ことさらに贅沢で優雅な一日でした。
星岡
日曜日は「お茶亊」月曜「ゴスペル」火曜日「日光観光」
こんな日が3日も続く事は滅多にない。
土曜の今日から考えると日曜のお茶亊は遠い昔に思えてくる。
年に2回の星岡の茶事は既に28回目
毎回違う趣向で催されるが夕去りは今度で2回目
移ろう夕闇の中の照明が素敵で人気が高い。
外はまだまだ明るいのに、古い日本家屋は薄やみに包まれている。
庇が長く、簾が下ろされ、木立で日の光が入りにくい。
始まりの3時前の待ち合いには既にロウソクの明かりが揺れている。
薄暗がりの中お軸や煙草本を見るが
うすらぼんやりしか見えない。
「電気をつけましょうか?」
「ロウソクがあるのでやめましょう」
暗黙のルールが根付いている。
外の腰掛けで亭主が蹲いに出るのを待ち席入り。
さらに薄暗いお床には斬新なお花
素敵さと大胆な生け様は感じるものの「何の花か???」
懐石のご飯はこれぞ新米・・のお味
向う付けには厚く切られた松茸
手燭をまわしてお酒を注ぎ合う
お菓子を頂き、中立ちの前に失礼してお床のお花を確認
「時計草と孔雀草」
中立ちのお庭には路地行灯が幻想的
後入のお床は「チヨチヨと千代に八千代に小雀が・・」
ご亭主が説明してくださるも真っ暗け
昔の人はきっと「夜目が利いたのね」
現代人の私たちは「明るいところでしっかり見たい」
無粋の事この上なし・・
ことさらに贅沢で優雅な一日でした。
星岡