昨日は好天気のもと明治神宮のお茶会に出かけた。
友達の母上が主宰する「薫風茶会」
毎年3月の今ごろに開かれるが、気候の変わり目かお天気が不安定。
晴れていたかと思うと嵐になり、雪まで降った日があったが
今年は土曜日の嵐で気が済んだか、雨具の心配のない陽気になった。
昨年開通した新都心線で明治神宮前で下車
原宿駅方面には千代田線のホームを経由して延々と歩く事になる。
東京メトロだけで行けて交通費は安くなったが
時間短縮とはならないようだ。
「ミシュランで三つ星を受けたため人出が多くなった」
友人の言葉通り外人さんが多く目に付く。
静かだった隔雲亭(茶室)の廻りもカメラを持った人が行き来するようになった。
着くとすぐに「お濃い茶席にどうぞ」と言われ
身支度もソコソコに席入り
「お正客に・・」声を掛けられるが
「とんでもございません」
「では、不調法ですが」と、手慣れた方がお正客になり私は末客をつとめる。
お軸は「竿先進歩」(さおさきあゆみをすすむ)
トップにいても留まる事なく先に進む、(精進を重ねましょう)との事。
シンプルな四方棚に新進作家の水差しが映える。
次はすぐに「お薄席へ」と案内され、高校生のお手前の立礼席へ入る。
毎年おなじみの赤い野点傘が見当たらない
「傘は持ってきたのですが、下の台を忘れて来まして・・」
華やかさは少ないもののシンプルでこれはこれで味わいがある。
お点前の高校生が一生懸命にお茶を立てて、終わりの挨拶でホッとした笑顔が素敵でした。
待つ間も無く二席を廻り、待合いで点心のお弁当をいただく。
ご一緒した友人の父上は91才、いまだ茶席のカメラマンを務めている。
「デジカメは使う気にならん!」とおっしゃる。
ガラス戸の外は春がすみがかかったようにウラウラとしている。
縁先の日だまりに座るとついウトウトしたくなる
「薫風」そのものの一日でした。
友達の母上が主宰する「薫風茶会」
毎年3月の今ごろに開かれるが、気候の変わり目かお天気が不安定。
晴れていたかと思うと嵐になり、雪まで降った日があったが
今年は土曜日の嵐で気が済んだか、雨具の心配のない陽気になった。
昨年開通した新都心線で明治神宮前で下車
原宿駅方面には千代田線のホームを経由して延々と歩く事になる。
東京メトロだけで行けて交通費は安くなったが
時間短縮とはならないようだ。
「ミシュランで三つ星を受けたため人出が多くなった」
友人の言葉通り外人さんが多く目に付く。
静かだった隔雲亭(茶室)の廻りもカメラを持った人が行き来するようになった。
着くとすぐに「お濃い茶席にどうぞ」と言われ
身支度もソコソコに席入り
「お正客に・・」声を掛けられるが
「とんでもございません」
「では、不調法ですが」と、手慣れた方がお正客になり私は末客をつとめる。
お軸は「竿先進歩」(さおさきあゆみをすすむ)
トップにいても留まる事なく先に進む、(精進を重ねましょう)との事。
シンプルな四方棚に新進作家の水差しが映える。
次はすぐに「お薄席へ」と案内され、高校生のお手前の立礼席へ入る。
毎年おなじみの赤い野点傘が見当たらない
「傘は持ってきたのですが、下の台を忘れて来まして・・」
華やかさは少ないもののシンプルでこれはこれで味わいがある。
お点前の高校生が一生懸命にお茶を立てて、終わりの挨拶でホッとした笑顔が素敵でした。
待つ間も無く二席を廻り、待合いで点心のお弁当をいただく。
ご一緒した友人の父上は91才、いまだ茶席のカメラマンを務めている。
「デジカメは使う気にならん!」とおっしゃる。
ガラス戸の外は春がすみがかかったようにウラウラとしている。
縁先の日だまりに座るとついウトウトしたくなる
「薫風」そのものの一日でした。