日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

飛雲閣・伊東忠太建築

2011-04-29 | 仕事・建物
京都御所の後に見学予約をしてあった西本願寺に向かう。
今回の京都旅行のきっかけは「冬の京都特別公開」の広告を見て
是非とも「飛雲閣」を見たいと思った。
友人を誘うと「底冷えのする京都には行きたくない!」ひどい目にあったらしい。
それで、西本願寺の宿泊施設(門法会舘)に泊まり、飛雲閣の見学を申し込んだが、
特別泊まらなくても見学は出来るようだ。

西本願寺の境内も広い、周囲に堀を巡らし「城」のようだ。
門も御所と競争??
阿弥陀堂門(国宝)



案内の人が書院、能舞台、お庭を巡回しながら説明して下さるも
「撮影禁止」
西本願寺の繁栄と権勢を目の当たりにさせられる。
どれをとっても時代の芸術家の知恵と技術の確かさと
美的センスのすばらしさをまざまざと感じる。

いったん表に出て潜り戸を通りいざ「飛雲閣へ」
だが、こちらも撮影禁止
池の先の瀟酒で簡素に見える素晴らしさ
豊臣秀吉の寄進によるが、実際訪れてことは記録にない、とか。
いつまでも見ていたい気分になったが時間切れ
5月にはお茶室で公開茶会が開かれるので「その際にお越し下さい」とのこと。


なら、どなたかのブログで拝見したお隣の「興正寺」へ!


阿弥陀堂の回廊に上がると



目の前
正面ではなく裏手の景色だが
屋根の軽やかさと、板壁のコントラストがクッキリ!

こちらのお寺さんも立派!
正面のお堂も素敵



満足をして門を出て進むと
お寺さんとは随分と違う丸屋根を発見



邪魔な電線を消去しながら見ていると
自転車で通りかかった小父さま
「修復したばっかりですよ、よく見て行って下さい」と。
案内文を見ると本願寺伝導院、明治28年建築、伊東忠太設計
京都市指定有形文化財



中も見学したかったものの、既に開館時間は終えていた。

明日もまだ京都旅が続きます。

飛雲閣
コメント
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