日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

今年の読書

2012-12-29 | 読書
今日はアトリエの掃除をした。
汚い所には両目をつぶって見ない振りで年越しの筈が
幸か不幸か(不幸だろう・・)ポッカリ空いてしまった二日
古い資料や雑誌をバンバン捨て、棚も引出しはすっきりした!

一方、居間の本棚は相変わらずの増殖中
一昨日読み終えた 堂場瞬一著「牽制」警視庁失踪課・高城賢吾(中公文庫)



帯:ドラフト1位の高校球児と若手警察官が消えた!

やり手の1課刑事だった高城賢吾、娘が行方不明になって十数年
ようやく立ち直りかけて娘を捜し始めた。
行方不明者を探す業務の合間に、若い女性の死に人を確認に行く日々
そこに警察官が拳銃を持ったまま行方不明になり
ドラフト1位の高校球児が姿を消し、探索に当たる。

事件と言うほどの事件にならないまま両方が解決するが
娘の行方が判明した模様・・で終わる。

たぶん、高城賢吾シリーズは次作で終りそうな予感がする。

ここ数年急激に売れっ子街道をばく進中の堂場瞬一
ただならぬ気配の写真姿を現し出したが、見たくない・・・


「牽制」を買いつつ
「ご自由にお持ち帰り下さい。」の冊子
池井戸潤「七つの会議」の宣伝で
あのTV「そうだったのか・・」シリーズの池上彰との特別対談だが
ネットの中身検索どころか、なんと35ページも掲載されている。



もちろんそこで・・と身を乗り出した(?)ところで
この続きは「七つの会議」でとなるのだが
私が読んだのは「鉄の骨」だけだが
「読みたい!」「絶対」となる。

さらに池井戸潤ファンの(しらなかった)池上彰が
的確な質問と、ごくごく真面目に答える池井戸潤
ためらっている人を強烈に後押しをする。

下手な小説より数段面白い対談で二人の話に引込まれてしまった。
「七つの会議」のみならず他の本も読みたくなってきた。
こんな、宣伝を編み出したのは「日本経済新聞社」
なかなかやるもんだ!!
コメント (2)
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