日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「めぐり逢わせのお弁当」

2014-08-25 | 趣味・遊び
土曜日に友人たちと映画を見た。

評判のインド映画「めぐり逢わせのお弁当」
シネスイッチ銀座、開始1時間前に行ったにもかかわらず
席は前から3番目のチケットしか手に入らない超人気

インド.ムンバイの混雑している町中
家庭から職場へお弁当の配達人が走る
自転車から列車に積み込み、職場の机までお弁当を届ける。

夫婦仲が冷え込んで、なんとか元に戻したい妻イラ
上階の小母さんのアドバイスでお弁当を作る
が、誤配達が無い筈のシステムだったが
間違って妻を亡くした中年男サージャンの元に届けられる。
お弁当にお礼のメモを入れ、妻は綺麗に食べた事の感謝のメモを書く。

お弁当は夫の元に届かず、上階の小母様のアドバイスもむなしく
夫は見向きもしない。
中年男は周囲と関わり無く過ごし、仕事は正確無比だが
お隣の家の賑やかな夕食風景に見とれる。

手紙のやり取りが続くうち、お弁当が希望となり
お互いが無くてはならない存在になる。

    
    公式HPからお借りしました。

お互い共に歩む決心をするもののすれ違い、
「始めに道が間違っても、最後は正しい道にたどり着く」(たぶん)
余韻を残して終った。

しかし、介護問題があり(2家族)妻が四苦八苦している事の現実(?)があった。
今現在の私の境遇から見ると
誰かに頼らないと生きて行けない妻と
寡黙で自己表現のヘタな中年男(大分良くなってはきていたが)
果たして巧く行くのだろうか、危惧してしまった。

すれ違いの元は「加齢臭」友人たちと笑った。

私達に足りないのは「ロマンチック」な心根
加齢臭と同じく、身に付いてしまったものは取れにくい!

余韻の残る良い映画です!
コメント
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