日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

ユニットバスの歴史

2014-08-30 | 仕事・建物
昨日の朝日新聞夕刊
一面トップにデカデカと「これが初代ユニットバス」
ホテルニューオータニで発見の記事
50年前の東京オリンピックに間に合わせる様にプレハブ化し
東洋陶器(今のTOTO)が初めてFRPで開発作成した。

ホテルはその後改装をし、1個だけ物置で見つかった。
今と違って洗面器と便器は陶器製だった。
(便器は陶器が好きですが)

14年前に介護保険のボランティアで古いマンションの改修をした事がある
1975年くらいの新築、壁はFRPでなくて鋼板に焼き付け塗装



床の段差と浴室の跨ぎが大変なのと手摺が付けられないので
バリアフリーのユニットバスに変えた。

もう少し古いマンションでは、床防水の現地作成の浴室だった。
こちらは床に置き床式の簀の子を敷き詰めて段差の解消を図った。

住宅のユニットバスはホテルより10年くらい後かもしれない。


そう言う私の所も20年前のユニットバスだが
足が悪くなった母親が泊まった時には
入り口の段差に踏み台を足して入ってもらったっけ・・

壊れ易いカ所、不便なカ所はすぐに改良される日本の製品だが
50年前の力作のユニットバス、
今時のほどおしゃれすぎずに、カッチッとした雰囲気がいい感じ。

白々として、まとまり過ぎた今のユニットバス
もう少し20年前の何気ない風を取り入れて欲しいものだが・・
コメント
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