日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

日本人は無宗教か?

2015-06-08 | 趣味・遊び
今日は午前の肉体労働のあとカルチャーセンターに行った。
以前のセミナーで当選した無料聴講券で申し込んでいた。

 《戦後日本の「無宗教」と意識と国家神道》
講演:上智大学グリーフケア研究所所長 島薗進先生(wiki)
堅い内容なので、眠気防止にコーヒー缶を空けて臨んだ。
堅い内容なのに聴講は超満員

眠気は全く心配はなかった。
親しみ易い風貌に分かり易い話し振り
私同様な人達はメモを取り、熱心に聞き続けた。

曰く
日本人は無宗教と言うが違う
創唱(教主)宗教のいる宗教と違い自然宗教を持っている。
その上自覚しない迄も大部分が、天皇を頂点とする神道を持っている。
それは明治の修身に始まり、教育勅語の
「・・父母に尽くし、緩急あれば朕の忠良の臣民たる・・」は宗教に他ならない。

また、戦後日本の祝祭日は
2/11紀元節 4/29天皇誕生日 11/23新嘗祭など
名前は変わっていても皇室に関連して行なわれている。

靖国問題や皇室行事など無宗教でなく宗教にのっとった国家体制と
国民の意識があり「無宗教」とは違う
天皇制度を肯定するしないに関わらずこんな現実・・と話してくれた。

私の受講動機は「廃仏毀釈」の事をを知りたかったが
これからもアンテナを張っていよう。

    

外に出ると緑が眩しい新宿西口

   

暗闇の先に光明の講座でなく
単なる好奇心だったが、大満足なお話しでした。
コメント
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