日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

釘ん句会 第9回

2011-10-13 | 趣味・遊び
土曜日にNPO法人家づくりの会の仲間の句会があった。

建築仲間4人、編集者2人、指導をお願いしている先生の7人
その他仲間2人が投句だけの参加で始まった。
誰の句か分からないように短冊に切り離して
各自特選1句 並選4句を選ぶ
感想やけなしを言い合ったあげくに本人が名乗り出る。

今回は出羽三山の句を中心にした。

月山の句

逆巻いて夢幻の草紅葉

特選1点頂きました。
逆巻いて=強風は通じたものの、
夢幻/ゆめめぼろし=華やいでは霧でぼやけてがチトすれ違い。

湯殿山の句

冷えまじて異界の道ぞ湯殿山
「冷まじて/すさまじて」はどうかの指摘を受け直ぐに訂正した。

冷さまじき異界の道ぞ湯殿山

並選2点頂きました。

兼題の「虫」で風雅な虫声は耳に入らずに1句

苦虫を一つ吐き出し秋の空

並選2点頂きました。
この数日は苦虫の吐き出しばかりだが
我ながら気に入った1句です。

兼題の「傘」の1句
羽黒山

杉木立白霧に溶ける傘の列

「霧は説明なくとも白い!」でショボン!

庄内平野の実りの田んぼで1句
震災や豪雨にも負けずに実った田んぼ
見るだけで幸せ気分になりました。

天災をどこ吹く風の稲穂かな

・・が、注目されずにあえなく退散。



まだまだ夕闇に明かりが見つけられない
句作です。





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赤い満月

2011-10-12 | 自然・風景
今日の月は満月
先程善福寺川まで写真を撮りにいってきた。

   

いつもより赤い月
正面の明かりは新宿方面
三脚が無いとやはりボケる

   

公園のクスノキは1本でも森の様相

こんなに薄暗くなってもジョギングの人達が行き過ぎる。
皆さん月も見ずに頑張る人が多い。

私の部屋は東南向きなので
ようやく見え出した。
やはり赤い月

暦の上では「寒露」
朝には露が落ちる筈だが、今日のこの蒸し暑さ
・・だから、赤い月なのかも、、
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少しずつ紅葉

2011-10-11 | 自然・風景
昨日の夕方の和田堀池
カイツブリの無事を確かめたくて通っているが、
この一月は見つけられない。
カイツブリを見ていた人達も見かけない。
日が暮れるのが早まって、巣ごもりの時間が早まったのか?

都会でも秋の紅葉がチラホラと見える


カエデかフウのたぐいか?

うるしの類いもまだらに染まる。




水の中の景色も色づき出した。

   


この辺りではめっきり少なくなった
セイタカアワダチソウ



外来種のためか風流とは縁遠い花だ。

それにしてもカイツブリだけでなく
カワセミ、アオサギ、カワウ、ゴイサギ・・などが見えなくなっている。
軽鴨だけでは2キロ先まで歩くのはチトしんどい・・
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優れもの、ゴキブリホイホイ

2011-10-10 | 自然・風景
今年はゴキブリが多い
いつもなら、数年に1匹見かける程度
お腹をすかせて(?)ヨロヨロ、
スリッパの一撃で難無く退治できるのが
今年のゴキは捕まえられないくらい元気だ。

仕方なく「ゴキブリホイホイ」を置いた。
1時間もしないうちに捕まえられた。
その後もう1匹も設置30分後に捕獲
ゴキブリホイホイは優れ物だった。

・・と、数日前にベランダで見かけた。
元気そのもので素早く植木鉢の下に潜り込んでしまった。

・・で、昨晩仕込むと



可愛らしいヤモリが犠牲になってしまった。
家を守ってくれるほどの力はなさそうな小型
ジッと目をつむって動かない、、

他にゴキ大小2匹
ハエ1匹
知らない小さな虫1匹

ゴキブリホイホイは何でも捕まえてしまう。
先程もう1匹ゴキ発見、もう少し置いておこう。

..が、ヤモリは進入禁止ですよ!
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MacとWinの修理

2011-10-08 | 仕事・建物
先月の末、Win NeC VersaProノートが壊れた。
子供がゲームで遊んでいて動きが遅くなっていた
翌日様子を調べようとしたが、画面が真っ黒のまま

早速メンテナンスに電話をすると
「安心サポート」が付いているので、技術料だけので2万円もかかりません」
・・とすると、1万円くらいか?



翌日には大きな梱包キットを持って宅配業者が取りにきた。
29日の事
で、10/1には修理が終わって戻された(2泊3日!)
メインボードの交換で19,950円なり
中身が消える事無く元通りなのはうれしいが、50円のおつりはきつい。



Winが直ったのに気を良くして(?)
Macのキーボードの不具合も修理してしまおう。
ショートカットでコピー不能、大文字のeが打てない
電話をすると
「キーボードはOSの最新機対応で古いOSを入れ替えて下さい」だって!

古いキャドの為に古いMacを入れて
だましだまし使っているのに
「今までがたまたま使えただけです」って

キャドとOSで12~3万円
WinよりMacの方が金食い虫なのだ。

だけれども、使い勝手は断然 Mac!
使い手の思うように保存出来るし
勝手に早回りをしないし、勝手に保存場所を決めちゃわないし・・
これからも使い続ける。

ジョブス氏の名言
「ステイハングリー ステイフ-リッシュ」
お馬鹿で貧乏人のまま(本当は意味が違いますよね)
両方とも私に当てはまるが、成功の道はほど遠く
12~3万円に青くなっている。

合掌
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国際福祉機器展 2011

2011-10-07 | 仕事・建物
今日はビックサイトの国際機器展に行った。
最終日とあってゆりかもめの駅から歩く人の列が続く。



どのブースもそれなりに賑わっていたが注目を集めた一角



東京理科大の「マッスルスーツ」
前回 2007年 に見た装着に時間がかかりそうなのから
格段の進歩を遂げていて、リュックのような手軽さ



10キロの米袋5袋を軽々と持ち上げ
ベットの人を入浴させるのも腰に負担がなさそう。
すでに一部の介護施設では活用されているようだ。

その他



歩行困難な子供の用具や



車椅子を車の屋根に収容させる物



車椅子ごと乗り込んで移動出来るバイクなど
障碍者が楽に町へ出掛ける手段が豊富にそろっていた。

なにより会場で見かけた車椅子の種類の多さ
子供も色々な車椅子で動き回っている姿を見た。

家に閉じこもらずを得なかった人々が、
街へ出られる機器類が増えたのはいい事だ。

あとは街の整備と、
障碍者を思いやれる我々の問題なのかもしれない。
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出羽三山・羽黒山

2011-10-06 | 趣味・遊び
最後の目的地の羽黒山は白装束の山伏さんの案内が付いた。



「ボッホホ~~」法螺貝を吹き鳴らし先頭を歩く。
「法螺貝を吹く所は決まってますか?」
「大体の所は決めてる、坂は息が続かねえから吹かねえ」



随神門をくぐり石段を下り
祓川にかかる「神橋」を越えると
国宝「五重塔」

   

「国宝の五重塔の中では一番素朴、みすぼらしい」とか
「冬は雪囲いをする、ボランティアで手伝いにきて下さい」

   

昇り階段は2446段、一ノ坂から三の坂まで延々と続く
一ノ坂は難なく歩き、二ノ坂できつくなり
松尾芭蕉が羽黒山で読んだ一句
「涼しさやほの三日月の羽黒山」の句碑は横目でちらり
汗も息も目一杯でどうにかたどり着き後ろを見ると

   

気持ち良さげな階段・・



終点 16町13間(約1.1キロ)


重要文化財「三神合祭殿」
中央は「月山」右手に「出羽神社」左は「湯殿山」の額
高さ28mの壮大な建物






廻りでは雪囲いの真っ最中、この勇姿が見られるのはあと数日のようだ。
神主さん達3人による「祈祷」(高音と低温の合唱が素敵)を受ける初めてな体験
境内や博物館の見学を終えて、進むと霧にけぶる杉木立

   

山伏さんに見送られてバスで降りた。

雨に霧に青空に雪に風、お天気のすべてを体験し、
信仰心の欠如ながら、昔の人々の心の有り様(?)を垣間見た。



麓は豊かな実りの秋、いい旅でした。

現地バスのガイドさん
豊富な経験と知識で飽きさせない語り口
「・・だあ~~」会話の語尾が上がるのが山形弁らしい
つられて、添乗員さんも同じになっていたのが微笑ましい
お土産はイカで味付けした「玉こんにゃく」「だだ茶羊羹」でした。
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出羽三山「月山」

2011-10-05 | 自然・風景
3日、宿泊したホテルのお天気は「晴れ・雲2つ3つ」
ほぼ、ピーカンの空模様だが
二つ目の霊場、月山を登るに従い雲が増えて
いざ、お参りの段には



霧で真っ白!
それでも、それだからこそ、弥陀が原湿原は



幻想的で



素敵



赤い葉



黄色のカエデ



リンドウが雪に縮こまり



下界は霧の中!
小1時間の散策を終え

バスはヘアピンカーブを下る




車内で名物ミソ結び弁当をいただくが



運転の腕がいいのか、バスが進化したのか
身体が傾ぐ事も無く
おむすびコロリ、ともならず



玉こんにゃくも無事お腹に入り(左下)
羽黒山へと進んだ。
(明日も続きます)
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出羽三山「湯殿山~注連寺」

2011-10-04 | 趣味・遊び
今年の旅行は東北に決めた。
被災地近くでなくとも、風評被害があるかもしれない東北
そんな思いの人が多いのか、「出羽三山ツアー」は満員の盛況
怖い者知らずは中年以降の小母さまや小父さま達
明るく賑やかお気楽な観光と思いきや・・

最初の観光地(これが間違い)湯殿山
「言わず語らず、語らば聞くな、聞かば語るな」と言われ
大鳥居の先は撮影禁止、誰にも話してはいけない



出羽三山は観光地ではなく、信仰の山だった。
そぼ降る雨に裸足の足を凍らせ
信心は無く、興味津々の頭を麻痺させ(?)お祓いとお祈りを捧げた。



川沿いには「即身仏」が埋まったまま何体もあるとか・・
湯殿山は生きながら仏になりたい人のメッカだったらしい。

次はバスで移動する。
季節は秋、田んぼの稲穂が美しく連なる



渓谷を流れるその名も「梵字川」
この辺りは神様や仏様の色濃い地域
(それにしては神仏を恐れぬ建造物が縦横無尽に走っているが)

湯殿山の即身仏を祭ってある「注連寺」
新旧の天井画が異彩を放つ
ご住職が面白可笑しく説明して下さるが
「え~~、そんな事も知らないの?」
信仰心薄いツアーの面々
神仏の濃い地域との違いを知らされた。

それはともかく芥川賞を受賞した森敦「月山」は
ここで執筆されていた。


(自販機が邪魔をしているね)

「月山を読んだ人?」手を挙げたが
「分かりにくい本だよね」返事が来たが
住職に分からない内容だっけ?
もう一度読まねば・・



隣の建物はあのモックン主演の映画「送り人」の撮影で使われたが
屋根は波打ち、雪囲いをそのまんまに放置して悲しい面影だし



本堂の周りを回ると大変な傷み具合
檀家の居るお寺でなく「祈祷寺」の説明があったが
手入れに手が回らないのは「祈祷」を依頼する人が少ないようだ。

願事をする必要がなくなったのか?
万事お金で解決出来るようになった故か?
文学や映画の地では難しいのだろう。

宿泊は寒河江(さがえ)のホテル
夕飯は食べ切れる丁度いい量でそれぞれがおいしかった。



温泉もツルツル、芯まで温まるいいお湯でした。
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初冠雪・月山

2011-10-03 | 自然・風景
先程、出羽三山のツアーから帰ってきた。

晴れのち曇りのち雨、所により雪の破天荒な空模様。

今朝、宿泊地の寒河江のホテルではピーカンのお天気
途中の道路から見える月山は「雪景色」
目出たい・初冠雪



駐車場では真っ白な霧
草紅葉の木道は雪!

それでもどうにか予定のコースは全て踏破
羽黒山では石段2400超をクリアーした。

アドベンチャーツアーのような様相の昨日今日だったけれど
バスガイドさんやツアーコンダクターの名調子に満足。
「明日はご利益があるでしょう」
足の筋肉痛を防止すべくケアして早寝。

明日へ続きます。
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高村薫著「照柿」

2011-10-01 | 読書
二週間前に読んだ上下巻
高村薫著「照柿」新潮社文庫



1994年単行本で出版されて'06年改稿し文庫化され
今年出版社を替えた文庫を読んだ。

大分前にテレビドラマを見た。
三浦友和が主役の合田刑事がJR拝島駅の階段を駆け上がっているシーンを憶えている。
拝島駅は今では何所にでもあるような大きな駅になってしまっているが
改修前は線路の鉄骨で作った屋根やすり減ったプラットホームだった。

高村薫の刑事物の一風変わった合田刑事
離婚を引きずったまま仕事をしている。
捜査の途中でふと出会ってしまった怪しげな女
またバッタリと出会ってしまった幼なじみの男
怪しげな女に引かれ、幼なじみと縁が切れずに事件に引きづり込まれる。

幼なじみは裕福な家柄ながら、並外れた不良で芸術肌
刑事は貧しいながらも秀才肌
故郷を飛び出た後は交わる筈のない二人だったが
魅力的で怪しげな女を介し、事件が始まり破滅する。

そう言えば、合田刑事の相談役の元義兄(元妻の兄)は検事

何処かで?
これって?? パクリ??
(もちろん合田刑事がパクられた側)
(誰の事だが思い出さないまま・・)

疑問符の頭を「まあいいか』と納得させ
一気読みした上下巻でした。
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