木曜日、六本木の国立新美術館へ行って来た。
「ウイーン・モダン クリムト、シーれ世紀末への道」
日本・オーストリア外交樹立150周年記念
この頃東京で開かれる大規模な展覧会は、何処も大変な混みようだったが
丁度12時に着いた所、チケット売場は閑散としていて
会場内も絵の前で行列する事も無い丁度いい案配。
前世紀末の画家達と建築家オットー・ヴァーグナーの模型と設計図
家具や日常食器、衣装などが展示されていた。
1900年頃は政治的規制が多く発せられ、
周囲の事よりも日常生活を楽しむ風潮があったらしい。
オットー・ヴァーグナーの貝が散りばめられた椅子は
まばゆく、何時まで見ていても飽きる事がなかった。

クリムトの「エミーリエ・フレーゲの肖像
唯一撮影が許されていたが、ご夫婦は長〜〜い時間撮影に苦心していた。
クリムトの油彩画は少なかったが、
エゴンシーレは、ビックリする程の作品で一部屋を飾っていた。
ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー《作曲家フランツ・シューベルト》
教科書で見慣れたシューベルトの肖像
みずみずしいみずみずしい色合いが懐かしかった。
ゆっくりマイペースで回れた楽しい展覧会でした。