野田佳彦首相に呼ばれて、マスコミ関係者や学者が次々と飯を食っているとか。これまでの行きがかり上、どうせ朝日新聞も読売新聞も、幹部連中が色々と知恵を出して、野田首相を支えようとしているのだろう。庶民には高嶺の花である料亭や高級レストランで、消費税増税の話をしているに違いない。そして、マスコミは大見得を切るのだろう。「私たちがバックアップしますから、国民を洗脳することなど、難しくはないですよ」。ところがいくらマスコミにPR費を投じようとも、民主党政権の支持率は下がりっぱなし。それでも、野田首相にとっての頼りの綱は新聞とテレビだから、時間があると連絡を取り、「ご指導をお願いします」と哀願しているのだろう。そんなことよりも、野田首相は、自分がどう言われているか、パソコンを開いてみればいいのだ。かつて野田首相が、消費税増税について反対の演説をしていたのがアップされている。国民の大半は冷ややかな目で見ているのであり、それを払拭するのは至難の業だ。野田首相による福島第一原発事故の終息宣言にしたって、国民は誰も信じていない。今日も2号機の原子炉の温度が上昇を続けており、今後どうなるか予断を許さない情勢だ。原発事故関係の報道でも、マスコミは横並びで大本営発表を繰り返してきた。野党的使命感を放棄したマスコミは、国民への影響力を失いつつあり、存在そのものが問われているのである。
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